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中山8日目10R 有馬記念(G1)

 いよいよラストランとなるオルフェーヴル。今年の国内戦は大阪杯のみだが、内にササりほとんど追えない状態で勝利を収めている。今回も完調とは言えないが、昨年の宝塚記念の時もデキは良くなかった中で圧勝したことを考えれば、能力の絶対値の違いで何とかなる。もちろん過信は禁物だが、ライバルとされるゴールドシップとて2歳馬2頭の併せ馬で突き放した程度で、前走からガラリ一変したとは言い切れず、その他の馬たちの能力比較からもオルフェーヴルを中心とするのが妥当だろう。

 相手はトーセンジョーダン。秋2戦を使いながらグングン上昇。ジャパンCより動きも良くなってきたが、先行して渋太いタイプだけに内田博騎手とのコンビも合っている。アドマイヤラクティも、時計の掛かる今開催の中山の芝コースなら、ズブい面があるだけにプラスに働く。

 ゴールドシップは、内田博騎手に敗因を求め過ぎている印象があり、それだけなら幾ら馬場が合わなかったり、スローに嵌まったりという理由でも1秒4も離されない。パドックで明らかに小ぢんまりしていたことを考えると、無駄に調教をやりすぎている印象もあり、今回もウッドで最終追い切りを行っているが、ゴールドシップは坂路で軽く乗られる方がベストなタイプだけに、割り引いて考えたい。

◎オルフェーヴル
○トーセンジョーダン
▲アドマイヤラクティ
注テイエムイナズマ
△ダノンバラード
△ルルーシュ




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