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★本日のメイン

中山11R
朝日杯FS
◎1.ベルカント
○13.プレイズアトレイル
▲4.マイネルディアベル
△11.ショウナンアチーヴ
△14.ウインフルブルーム
△9.ツィンクルソード

実績面で見比べると、牡馬に重賞勝ち馬なし。
例年よりもはるかにレベルが落ちると見えるメンバーです。
追い切り指数も、70ポイント台が5頭6頭出るなら考えも変わるんですが、いつもより極端に低く出てるんですよね。これはパドックもせいぜいこの程度のもの…という想像がついてしまいます。

まずここで、どう考えるかですよ。
いつもと同じように、ここで性能を伸ばして、強さを発揮して先々にも繋がる競馬をする馬を探すのか。
そうではなく、今年はもう先に繋がらない、G1ファンファーレが鳴るだけの1000万条件戦だと見限って、中山マイル戦らしい考えで展開に恵まれる穴馬を探すのに徹するのか。
後者の結果になったのが、2007年だったと思うんですよね。ゴスホークケンが勝って、枠なりの前残り決着となったレース。1番人気はスズジュピターでした。
ベルカントのようなスプリンター崩れも、例年の重賞勝ち馬が複数頭出てるレベルなら、昨年のエーシントップのような結末になりがち。
今年のメンバーだったら、エーシントップで勝負になっていたよな、と考えればベルカントのようなキャラでも十分許せます。その意味で、枠順の利は大きいはずです。武豊騎手だからこそこれにミエミエっぽく競りかける馬がいそうですが、そのレベルの馬が少なすぎると思えば。

そして一応印はプレイアンドリアルにしましたが、この馬は体が中距離の方で、ややマイルだと鈍さは感じます。
どちらかというと、2007年朝日杯のレッツゴーキリシマや、土曜日ひいらぎ賞のマイネルメリエンダを探したいレースですね。
マイネルディアベルはいいと思うんです。この朝日杯で何度も好騎乗を連発してるデムーロ騎手ですし、スローペースで折り合いがつくのでカッカしたスプリンターとは違います。
底力やスタミナで勝負したい差し馬を尻目に、ただ単に流れ込むだけを狙うなら、十分可能性のある馬ではないでしょうか。

アトムのように、1勝馬なのに先行ではなく決め手があると思われてる人気馬は、朝日杯では常に軽視の方向で。こういうのに気を取られてると、予想での想像力を全く発揮できないですからね。来たらもう仕方ないんですよ。


中京11R
名古屋日刊スポーツ杯
◎10.エアポートメサ
○4.ゴールドブライアン
▲8.トーセンハルカゼ
△7.コモノドラゴン

最後に勝ったのっていつなの?と、馬柱をかなり遡らないといけないぐらい停滞してるメンバーなので、2着が続いてる先行馬に注目が集まるのは当然ですね。
しかし、開幕週からその気配はありましたが、土曜日の中京芝は極端な外枠外差し有利。
内ラチ沿いを回るとどうにも直線で伸びない馬場のようです。
トウシンヤマトもマイネルストラーノも、何かの原因があって勝ちきれないタイプになってるんでしょうし、ここはトラックバイアスに乗っかりたい場面ですね。

決して馬体が良いわけではないのですが、エアポートメサはいい条件にハマってるはず。
外回しロスの少ない少頭数、多少ズブくても十分間に合う中京芝。
この馬は中京コース初めてのようですが、小原厩舎は成績が悪い中でも中京芝で勝つ馬を造れないわけではありません。
いろいろと恵まれる部分が多いと考えての推奨です。


阪神11R
ペテルギウスS
◎5.ヴァンヌーヴォー
○1.ジョヴァンニ
▲9.ハートビートソング

ハートビートソングは、今回斤量も条件も良くなりますが、前回大幅に絞れた時ですら太く見えました。
おそらくは、そこまで好調だと言えない様子なのでは?と。
それでも確実に走るのが高齢ダート馬かもしれませんが、ここ2戦の追っての甘さが気になるところです。上には置きますが、頭確実に感じません。逆転候補を探すレースだと思います。
筆頭は、平安京Sの大まくりで一切止まらずの内容が非常に良かったヴァンヌーボー。
みやこSは完全前残りの超高速ダート。大外枠を引いて6着まで押し上げる格好を見せただけでも偉いです。2000の方がむしろいいのではと思う馬ですから。
ジョヴァンニも、リフレッシュして臨む分には常に評価したい1頭。

ナムラビクターは、ハートビートソング以上に脚元がモヤモヤしてて、輸送してるのに一絞りが効きません。恐らく苦しいのでは。
メテオロロジストは、前走こそ摩擦のない馬場状態でスピード活かせましたが、通常良馬場ならあくまで逃げてこそ。半端に控えて脚を使える馬ではありません。ジョヴァンニがいるのと、タメキレのラップ幅が大きい阪神2000mはそもそも合ってないと思ってます。








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