スタッフコラム一覧へ戻る



★本日のメイン

中山11R
ディセンバーS
◎4.タイキパーシヴァル
○8.エアソミュール
▲2.サクラアルディート
△5.トップカミング
△13.クラウンレガーロ
△6.モンテエン

過去走をざっと見ても分かりますが、重賞が乱発されるシーズンの谷間にある、スランプ馬しか集まらない低レベルオープンです。
どちらかというと当日の馬場状態に左右される傾向はあるのですが、注目すべきはスランプから脱出しつつある中穴馬。先行馬に目を光らせたいレースですね。
自分はタイキパーシヴァルに注目しています。

この馬は、準オープンで戦っていた頃はあれだけ好調だったのに、放牧明けて重賞で走らせてみると、最下位の凡走連発。
もちろん逃げ脚質に近い先行馬だったので、気持ちが萎えてしまった影響などもあるんでしょう。
しかし自分は、この馬は骨瘤が出始めてから調子が落ちたのではないかと思ってるんですね。脚元に悪い所があったから、それの影響で追い切りも甘めで、レースでも踏ん張れる状況ではなかったと。
そして前走は、かなり楽なラップになったとはいえ、久々に上がり35秒台以上の粘り腰を見せての4着。そしてこの中間の猛稽古です。
これは、脚元を気にしなくなったフラグではないでしょうか?自分はかなりポジティブに捉えています。
準オープンでの内容は、これぐらいの場末のオープン戦なら十分上位になるぐらいの内容でした。メンバー的に単騎逃げ、前走の再現なりそうな展開に持ち込めてもおかしくないです。

「どう巻き返すのか」が主題のレースなので、近走の内容比較は正直あまり意味がないですね。
サクラアルディートを選んだのも、使いこむとダメで鉄砲だとやたらと走るタイプだからです。ディープインパクト産駒だから、ムーア騎手だからというより。
トップカミングも、昨年の転厩初戦4着の時より状態が良いはずなので、こう言うタイプを押さえておきたいレース。
追い込み馬に展開が向くほどのハイラップは起こらないと見ているんですが。

中京11R
愛知杯
◎14.ウエスタンレベッカ
○3.リラコサージュ
▲13.スマートレイアー
△5.フーラブライド
△17.コウエイオトメ
△4.アロマティコ

昨年は、3歳→3歳決着でしたね。
何度も言ってるように、牝馬限定戦においては、1800mに距離適性ピークが来ていて2000m以上は長い、という馬が多過ぎるんです。それは重賞実績のある馬でも一緒。
オールザットジャズが、重賞の勝ち方がいくら良くても、全然アテにならないレースを繰り返しているのを見てください。
これが典型モデルですが、同じことがマイネイサベルにも言えると思うんです。
ハンデ戦と言う舞台で、実績持ちの古馬が距離適性的にアテにならず、下級条件から上がってきた軽ハンデの馬の方が距離適性が合っている分アドバンテージがある。
そういう、普段のハンデ戦よりも歪んでいる構図があるのが、この愛知杯。
秋華賞で勝ち負けした馬は、3歳馬だから斤量も軽く、ポジティブに考えられる面はありますが、それでも注目したいのは1000万〜準オープンで牡馬相手に2000m以上の距離を勝ち上がった馬なんですね。2000mで良いタイムを出していれば、なお良しです。

そういう意味で、ウエスタンレベッカに期待しています。
崎山厩舎は看板馬が今までおらず、この馬が現在一番手になるようですね。それぐらい重く扱うべき馬を、2段格上挑戦させて50kgで出走できるレースに出て来たというのは、結構大きいと思っています。
ダートと芝の2連勝しているように、馬自身は絶好調ですし、2000mでかなりタフなWSJSみたいなレースをクリアしているのもポジティブになれます。
ただでさえ、現在絶好調の馬がハンデ戦に出てくる意味は大きいですし、これは狙ってみたいですね。

阪神11R
リゲルS
◎14.マジェスティハーツ

森厩舎に手戻り、連勝していたベスト距離、G1→オープン下がり。
これだけ好走要件が揃っているマジェスティハーツに、ここは素直に信頼したい所。
菊花賞帰りの馬がどうも調子悪いようですが、重賞挑戦で欲張っているからでしょう。







スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||