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土曜の中京で行われる金鯱賞にはサイレンススズカメモリアルの副題が付いている。 98年当時、宝塚記念の前哨戦として行われていた金鯱賞で逃げて2着に大差を付けての圧勝したことからきている。 80年以降、芝の重賞レースを良馬場で2着に大差を付けたレースはこの金鯱賞だけ。 中央競馬のPR誌の優駿の「すごい逃げ切り、すごい追い込み」でも1位に選ばれている。 その年の秋の天皇賞で命を落としたサイレンススズカだが、種牡馬になっていたらサンデーサイレンスの後継の先頭を走っていただろう。 フジキセキがサンデー系として成功したがそれ以上の結果を残したかも知れない。 サイレンススズカはサンデーの3世代目。サンデー産駒は初年度から走ったので4世代目あたりからは、大手牧場が種付けを占めたので、サイレンススズカを生産したのは個人牧場だったので種付け出来なかったのか、下はコマンダーインチフ産駒。サイレンススズカが走り始めた頃には母のワキアは死亡していたので、サイレンススズカの血統の再現は叶わなかった。 血統というのは、偶然とタイミングの産物ということか。
中山9レース 葉牡丹賞

◎ 8.ウインフェニックス

暮れの開催で、阪神のエリカ賞、中山の葉牡丹賞が芝2000M戦で出世レースというイメージが強い。
嘗て、葉牡丹賞の勝馬からは、ダービー馬ウイニングチケットやNHKマイルCの初代勝馬のタイキフォーチュンが出ている。
最近では秋の天皇賞馬で先週のジャパンCで人気薄ながら3着と好走したトーセンジョウダンもこのレースを勝っている。
今年の中心はウインフェニックスか。
新潟2歳Sの4着は後の重賞勝ちのマーブルカテドラルに先着。東スポ杯2歳S勝ちのイスラボニータとは時計差なし。そのイスラボニータとはいちょうSで好勝負。
この相手ならアッサリか。
そうなると、新潟2歳Sを鬼脚で脚切ったハープスターは「どんだけ強いんだ!」ということになるのだが、それは来週に結論が出る。



中京10レース 鳴海特別

◎ 9.カシノインカローズ

中京コースは改修で直線に坂が出来たので先行馬圧倒的有利とはいえなくなった。
特にダート戦は後方からの馬が台頭するケースも多い。
カシノは春はジリ貧になったが、一息入れて叩き2走目。このクラスは一度勝っており、クラス再編で準オープンからの強い降級馬も粗方抜けたあとなので、今回は勝ち負け。






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