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★本日のメイン

福島11R
河北新報杯
◎6.ケンブリッジヒーロ
○1.メイショウヒデタダ
▲7.アステールネオ
△11.エクセレントピーク
△12.ニコールバローズ

福島芝1200mの500万下→1000万下の昇級初戦は、そこまで上手くハマらない印象です。
軽く調べた感じだと、成功率もそれほど高くありません。
むしろ人気してしまう分、福島ダ1150→福島芝1200mや、新潟芝1000m→福島芝1200mの昇級の方が上手く行くぐらいです。

その大きな理由は、ラップ格差があるからでしょう。
スタート直後に向正面で軽く坂を上る形なのが福島芝1200mのレイアウトなのですが、このこなし方が変わるんです。
おおざっぱに言えば、500万下だと前半3Fを34秒フラットで運んで、ラスト3Fに加速区間がある。
1000万下だと、そもそも番組が少なく、福島適性に自信ありの先行馬と1000m経験馬が数多く混じるので、前半3Fを33秒前半で進み、前傾ラップになって、ラスト1Fが12秒台後半に落ちるほど緩まない競馬になる、と。
500万下の福島芝1200mで全体の時計をまとめていたとしても、上のクラスに来ると序盤のせめぎ合いが厳しくて揉まれて脚を使わされるから、高速ラップ追走に慣れている馬の方が残りやすいということでしょう。

なので結構いいタイムの直線1000m勝ち馬がいないのならば、福島の1200mは同級好走歴のある馬に振った方がいいと考えています。
福島や中山の芝1200mに好走例のあるケンブリッジヒーロは、そのような前半速いラップを前で粘り通した実績があり、この福島芝1200mは適しているはず。
メイショウヒデタダもそうです。中山の1000万下を勝った時がそういう速いラップでしたし、函館で好走したのは開催の間でも一番馬場が速かった頃。
アステールネオが激走した飯豊特別も同様。他の馬の脚がバッタリ止まる中でスタミナを比べる形で好走した馬を拾いましょう。

東京11R
東京スポーツ杯2歳S
◎9.サトノアラジン
○5.ラングレー
▲7.ワンアンドオンリー
△1.イスラボニータ
△4.クラリティシチー

このレースはさすがに、関西の新馬戦勝ち直後の馬の好走がやたら多い素質重視のレースですから、見ないと始まりません。
コースレイアウトが能力は高いけれども不器用な馬にとってやさしいと言える方ですし、スピードの高い馬がどのポイントでスパートを始めてもいいコースなので(3角捲りなどは無茶ですが)、ポテンシャルさえ高ければ何とかなります。
現時点で見えている過去実績を単純に比べれば、サトノアラジンは展開予想図のようなことになりますけど、実際は新馬戦の後の成長力がちゃんと追いつき追い越してもっと凄い馬になっていた…。
そういうことが何度も起こったのがこの東スポ杯なんです。これまでの9〜10月に、どれだけ良いレース内容だったかを比べるのは、最早意味がありません。
なので、個人個人で思う通りに「伸びしろの大きそう」な馬を前予想でチェックするに留めるしかないわけです。

となると、あまり深く語ってもしょうがないのですが…。
関東で厩舎ランクの低いところは、IDMが凄くても評価を下げ目にして、関西の厩舎ランクの高い所を重視。と大まかにアテをつけておきます。
ワンアンドオンリーは、映像で見る限りではそこまで凄い馬でもなさそうですがどうなんでしょうか。

京都11R
修学院S
◎5.ベストクルーズ
○3.クランモンタナ
▲7.コアレスドラード
△4.キャトルフィーユ
△6.インパラトール

京都の準オープンなのに、珍しくスローペースからの瞬発力勝負を苦手とする馬が集まっているようですね。
一見、上がり32秒台などになってもおかしくないぐらい逃げ馬不在のメンバーなんですけど。
テン指数上位も、最近逃げたことがないクランモンタナやキャトルフィーユについているようですし、どちらもディープ+外人騎手。
普段はちょっとあり得ないぐらい極端な競馬が見られるのでは…と感じています。総合力を深く考えてもどうしようもなさそうな。

なので、個人的に注目しているのはベストクルーズですね。
前走の八坂Sのように、展開が壊れたと言ってもいいぐらいの超スローで、直線ラスト2Fが11.0−11.1というおかしな速さになっている中を、馬群の中にいてジリジリ確実に伸びてます。
小回り札幌が得意だったり、ラスト3Fラスト2Fだけの急加速勝負で上手く立ち回ってきたタイプですから、他の脚遅メンバーよりもアドバンテージがあるのではないかと思ってます。






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