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★本日のメイン

福島11R
福島放送賞
◎2.ショウナンマオ
△4.エイトプリンス
△8.シンコームーン
△9.ハルカフジ
△13.アドマイヤジャコモ

福島2戦2勝ということなのかセンキが人気してるようで。
しかし、上がり必須条件の阪神や東京ならともかく、総合スタミナの福島や中山のようなコースは、500万→1000万昇級で世界がガラッと変わります。
関西馬が合流してきたり、番組が少ないから短距離馬が流入してきたりして、スピードの次元が一枚か二枚ほど引き上げられるからですね。関東馬限定の弱いメンバーで、相手が弱化した分勝ち上がれた馬などは、関西馬とスピード争いになったりしたら「三枚違う」ぐらいのイメージを持ってもいいかも知れません。
なので福島1000万ダートの場合は、非常に効果的だと思うのが「逃げ馬の降級」。
トモがだいぶしっかりしてる関西馬ですから福島だとだいたい関東馬よりアドバンテージがある上に、序盤にそれほど足を使わずとも逃げられたという落差が、非常に有効に作用するんです。
ここは1000万をド楽勝してて、56kgほどは背負ってないショウナンマオで素直に。
このクラスのローカルハンデ戦は、馬場状態と勝ち馬の動向に左右されやすいので相手は手広く。
ただ、ちゃんとパワーがあって、中央の上がり勝負に対応できずにいたタイプを評価したいところです。


東京11R
京王杯2歳S
◎4.テイエムキュウコー
○6.ラブリープラネット
▲8.モーリス
△9.アポロスターズ
△12.トーセンシルエット

毎年そこそこ関東馬は地の利を活かして好走していますが、将来的に通用してるのはほんのわずか。
まともな関西の凄い馬は高レベル戦からの経由が多く、十分な準備期間を経て、朝日杯を見越してステップとしてここに臨んでくる馬ばかり。
カラダレジェンドのように、たまたま強そうな競馬ができて、ここの相手もそれほどでもないからと計画なくやってくる馬が人気してるようでは、今年も関東馬は厳しいのでしょうね。
低レベルの新馬、未勝利戦上がりの馬でどうこうを唱えるよりも、数少ないオープン好走馬を素直に評価する手でしょうここは。
で、九州産のテイエムキュウコーですが、これがなかなか良さそうに見えます。
追い切りの動きだけでなく、ひまわり賞の内容もまともでした。
どのみち早熟馬扱いなのでピークを今に合わせてるんでしょうけれども、古馬1000万水準の追い切りができるのは、この時期の2歳戦なら大いに評価を引き上げるべきです。
小倉2歳Sが良かったので、ラブリープラネットも相手関係からもちろん上位評価。距離は心配ですが。
モーリスもかなり良い馬みたいですね。新馬戦の走破タイムも随分優秀で、この内容だけで人気するのも仕方ないと思えます。レース中に見せる根性は、オープン経験馬の方が上ではないかと思うんですけどね。


京都11R
ファンタジーS
◎1.フクノドリーム
○3.グランシェリー
▲7.ベルカント
△6.エルノルテ
△13.エイシンオルドス

普通なら2歳戦の1400m以上でダート馬は評価しませんが、ポッと出のチャレンジではなく、芝とダート両方を勝ち上がった3勝馬なら別です。
それだけ心身の完成度が高いということでしょう。
2歳戦はまだ戦略性に乏しい淡白な馬が多いだけに、ここで控えて新たに脚質転換を!とは期待しにくい。だからこそ逆に、3勝馬と1勝馬がやり合うなら…と考えるわけですね。
阪神JFもでは短距離路線の馬の誤魔化しが効きますが、桜花賞ではもうそれが通用しなくなる、ということです。
正直、横山和騎手のままでいいんですが、内絶好の状況でコースロスなく逃げるだけ。
杉浦厩舎は土日の重賞に2頭出し、オーロカップにも2頭。かなり勝負しに来てる週だと思いますしね。







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