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【新潟5R】
◎1.ウイングドウィール
▲17.レッドルイーザ

 稍重くらいの馬場だとまだ良馬場と似たような競馬が行われている外回り。ただし、展開の作用が結構効くようで、そこが悩ましい。このレースに限らないが、溜めれば切れ味は使えるものの展開待ちというタイプが多く、高いポジションを取って終いも確りしている、というような馬はなかなか居ない。まだまだ内が死んでいるわけではないので、隊列も考慮すればウイングドウィールが無難な選択となるか。体の硬いタイプなので、新潟外回りで勝ち切るという適性ではないのだが、こうまで追い込み馬だらけなら隊列利はありそう。
 100倍ブログでもお知らせがあった新ハミ「トライアビット」。それを前走使用していたのがレッドルイーザ。掛かり癖のあった馬だけに、効果も期待されたが、前走はそれよりも砂を被って全くダメだった。芝に戻しての今回、同じハミなら改めて見直してみるのは手だと思う。


【新潟6R】
◎2.ジャングルクルーズ

 初ダートのジャングルクルーズを除く全馬にダート1800m経験があるが、持ち時計や脚質を計れば、まずピックアップできるのがサウスパシフィックだ。脚質はネックだがメイショウソラーレも時計的にはまずまず、といういところ。しかし、その持ち時計が精々1分53秒台。土曜は51秒台も出る馬場だった。明らかに馬場に対してスピードが足りないという馬ばかり。サウスパシフィックも追って甘い所があり、競り合いになって一伸びが効くようなタイプでもない。また、どの馬も時計更新の可能性を感じない。事実上低レベル戦と見ても良いだろう。そこまで割り切って、ジャングルクルーズの初ダートに期待するしかない、という結論。


【新潟9R】
◎11.グレートチャールズ
○10.メイショウシャイン
△3.ダイコウキ
△12.カレングラスジョー

 時計面でもだが、指数的にも、さすがにグレートチャールズが勝たないと。畑端騎手の今年の成績は、グレートチャールズの3、4走前の2着2回だけが入着実績。さすがに不安だ。時計的に劣らないのがメイショウシャイン。ただし、やや展開待ちの面あり。ダイコウキもカレングラスジョーも、春は雨が降っても重く、時計の掛かる馬場だった。今はちゃんと速い時計が出るので、馬場が違うなら、の可能性は考えておく。ダイコウキは未勝利時代に51秒台を出しているし、カレングラスジョーはまだキャリアが浅く、伸びシロがある。


【東京11R】天皇賞(秋)
◎9.ジェンティルドンナ
○7.ジャスタウェイ
▲11.トウケイヘイロー
△16.ダノンバラード
△17.ヴェルデグリーン

 東京の方が雨の影響が強そうだが、ひとまずはジェンティルドンナを本命にする。力の要る馬場よりは軽い馬場の方が向いているのは確か。宝塚記念は、休み明け、小回り、重い馬場と三重苦を背負いながら3着に踏ん張ったのはむしろ能力の証明と考える。明日は晴れるようだし、東京でなら馬場が多少渋っていても。相手にはジャスタウェイ。昨年は6着だったが、この1年で成長はしている。決め手も確り使えるようになっている。あとはスタートを決めてくれれば好勝負できると思う。トウケイヘイローはひたすらマイペースを刻むだけだが、基本的にこのレースでの逃げ切りは難しい。それでも逃げさせれば上手い鞍上だし、ペース次第では残る可能性はある。
 ダノンバラードは少し時計が掛かる馬場なら、というところだが、もう一つ条件を付けるなら、ハミを変えてくること。モタれ癖があるのはわかっているはずなのに、何故か前回はノーマルハミだった。ヴェルデグリーンは上昇振りを評価して。脚元良化で一気に花開いた。枠は不利だが切れ味だけはある。展開嵌れば。
 圧倒的に4、5歳が強いレース。エイシンフラッシュもまだまだやれそうだが、敢えて外してみる。前回は超スローで得意の流れ。今回同じ展開になるとは限らないし、まさか昨年同様内がぽっかり開くようなことはないだろう。それでも割ってきたら仕方がないと割り切る。





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