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★本日のメイン

阪神11R
大阪スポーツ杯
◎6.シゲルソウサイ
○9.キズマ
▲1.タイセイシュバリエ

条件さえ整えば比較的安定して力を出すタイプのキズマ、タイセイシュバリエがちゃんと力で抜けていて、その他の馬はその水準の能力に足りるかどうかが謎です。
少頭数で展開の圧もそれほどなさそうですし、素直に引いていた方がいいでしょうね。

ただ、自分の主張としてはシゲルソウサイ。
かなり直飛節でタメを作るのが結構難しく、いい脚一瞬という馬ですが、阪神1400mは上手いはず。実際に阪神コースで連荘した実績がありますし。
とにかく、松岡騎手でないのなら誰でも。

中山11R
セプテンバーS
◎14.マッキーコバルト
○15.ミヤジエムジェイ
▲2.ヤマニングルノイユ
△9.ラフレーズカフェ
△10.ディアセルヴィス

先週の台風でびしょびしょになってた開催からこちら、今週は雨が一滴も降ってないそうです。
今週こそパンパンの良馬場でしょう。というわけで、高速馬場適性を多少でも見せた馬に期待したい場面です。
要するに夏場の好タイム決着で、才能の片鱗を多少でも見せた馬の方を重視します。ハンデ戦なので多少の能力の不足は適性で補えますし。
今回はタイミングの問題で、1分6秒台で好走した馬と1分10秒台で勝った馬が同時に出走しているんです。どっちに振れる馬場なのかはかなり重要。これが一番のポイントになるはずです。
函館が普通の開催だったら、ブランダムール辺りを中心にする所なんですが…。

明らかに速いタイムが出ていると思えたのは、新潟よりも小倉ですよね。まあ地形効果もありますけど。
その中で、マッキーコバルトの方に注目しています。

マッキーコバルトは、野元昭厩舎から角田晃一厩舎に転厩し、間隔を空けて函館で勝ち上がったのが2011年7月。
あの頃は函館の中でもまだ速い状況だったのですが、それでも勝ちタイムは1分8秒8。
この馬はその前の改装直後の中京、2010年の3月当時、1分9秒台の決着で連荘しているように、どちらかというと力の要る馬場を好むタイプでした。
しかしそこから準オープンに上がってから、大スランプに陥ります。
函館は適当な準オープンの1200mが少なく、中央4場では決着時計が1分8秒より速め。適性的にハマらないこともありますが、力も全然足りなかったんでしょう。
時計の掛かる状況で多少入着はするものの、勝ち負けには程遠いジリっぷりを見せつける競馬が続いたんです。

しかしそれがちょっと変わったかも?の予兆を見せたのが、放牧帰りの3走前。
もちろんこの馬としては得意な方の雨馬場+渋るとガッツリ時計掛かる阪神なので、あまり大きなことは言えないのですが、準オープンに上がってから最高着順の4着。
この時初めて着けたブリンカーが結構効果があったみたいなんですね。
テレビユー福島賞はちょっと流れが上手くハマらなかったこともあって凡走しますが、その直後の北九州短距離Sで2着。
準オープンでやっと通用する所を見せただけではありません。1分7秒5は生涯最速タイム。
7歳にしてこの水準のタイムに初めて乗せて来て、馬キャラ自体もかなり変わった証拠です。この馬本当は洋芝や1分9秒台でやっと間に合う、筋肉質タイプだったんですから。
もちろんトモの筋肉などが落ちてきたりは全くしていません。衰えたためのモデルチェンジではなく、厩舎のランクが上がってきたと同時に充実してきた証拠じゃないでしょうか。
そもそもマッキーコバルト自身、短期間で好調な時に好走が連続するタイプなので、今回も引き続き買いだと見ています。クラシック血統のはずなのにそれとは外れる条件で活躍するタイプにありがちな傾向ですね。

そして小倉で1分6秒台出して好走してるミヤジエムジェイは、当然上位評価。前走包まれて追ってない所もありますし。
そしてさらに、有力馬の過去の履歴見直すと、準オープンクラスにもなって1分8秒台でも満足に走れない馬が多いですね。
これはスピード実績のある逃げ馬のまんまの前粘りが十分あるでしょうと見て、内枠引いたヤマニングルノイユも高評価。

プレイズエターナルは、前走外伸び馬場にかなり助けられた内容。
そもそもディアセルヴィスより弱いのに人気し過ぎです。当時からの成長力も知れています。
と言えるのも、前脚が接着装蹄のままだから。まだ蹄が伸び切らず力を込め切れないんでしょう、前傾過剰な走りのままなので。
それだったら休養十分、G1帰りで経験豊富なディアセルヴィスを買うでしょう。






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