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阪神8R
阪神ジャンプS
◎6.ビッグウィーク

初戦はもうほんと酷い飛越で、完全に平地力でだけの競馬でしたが、2戦目はかなりマシになりました。
まだゲートから中盤まではデレデレに近い感じでしたが、途中からエーシンジーラインよりも飛越でハッキリ先んじるようになり、小倉の下り坂はかなり良い手応えで回れるようになってました。
正直、最初はあれだけ腰高で頭が天井を抜くようなキリン走法、腰フラも酷かった馬を、良くもまあ障害に下ろそうと発想したな(悪い意味で)と思ってましたが、良くここまで改善させた厩舎の努力が素晴らしい(こちらは良い意味で)と素直に感じましたね。
初戦を思うとかなりの改善だと思います。パドックを見ても腰の横ブレが劇的に減ってますしね。

そしてビッグウィーク自身、夏場に大連荘を経て菊花賞を制した夏馬。
元々体のバランスが悪いので、筋肉がいい感じでバランス取れて競馬にちゃんと集中出来る時に続けて買うべきタイプ。
小坂騎手も、素質馬の連続騎乗に関しては信頼できるタイプ。
今回の出走メンバーで比較すればダントツの平地力上位(今後いつだってそうなると思いますが)。
障害飛越が全然なっていないというイメージが先行し、京都以外だとまるで信用できないテイエムハリアーが61kgで人気している今回が買い時だと思います。

★本日のメイン

阪神11R
エニフS
◎10.デュアルスウォード
▲4.サンライズブレット
▲8.ナリタスプリング
△6.エアウルフ
△2.アドマイヤサガス
△11.ノーザンリバー

結構展開的に危険な匂いがするメンバーに見えますね。
トラバントとアドバンスウェイ、アドマイヤサガスが並ぶと言う隊列、そして先行勢の上がり性能が、今回のメンバーで比較すると著しく悪いということ。
しかも今回の上がり上位は、新潟のNST賞組だということもちょっと怪しいです。
このレースはデュアルスウォードが直前で取り消したんですが、そもそもレース前の1番人気+推定上がり1位はこの馬のはずでした。
レース展開は逃げ馬候補が雁行、先行勢総崩れとなって、トーホウチェイサーとシゲルソウサイが上手く突っ込めたというもの。
トーホウチェイサーはデュアルスウォードがいなかった分のポジションに上手く潜り込めた結果だとも考えられるわけです。

というわけで、改めて立て直してきたデュアルスウォードに期待してみます。
アイビスSDでのパドックと、レースで見せた最後の末脚(途中ずっと壁でした)を見るに、かなり立ち直ってる感がありました。
この馬は55kgであれば結構高確率で走ってる馬ですし、手塚厩舎も本来は今週アユサンをローズSに出すはずだったのに手が空いてます。
別定のからくりで1頭だけ55kgで出られるタイミングはもうほとんどないはず、昨年よりも上向いてる手応えも感じるので。

その他、差し馬の穴に期待してみたいところ。

中山11R
レインボーS
◎7.エックスマーク
▲10.ダイワズーム
▲12.トーセンジャガー
△6.オメガブレイン

まだ中山の馬場を完全に読み切ったわけではありませんけども、9月の中山芝は前走新潟好走組>>前走函館好走組でしょう。
だって野芝100%なんですから。
馬場がまるっきり違うとはいえ、キングズクエストを嫌うムードがありそういう目線を持っていながら、ディサイファを歓迎したがるのはロジックとしておかしいですよね。
函館芝を勝ち上がってきた馬は、大体がフットワークが雑でも蹴りが強いと言うタイプになりがち。蹄が立ってる馬も多いですよね。
そして新潟芝を勝ってきた馬は、歩幅が若干コンパクトで丁寧にまとまり主張しつつ走ると言うタイプになりがちです。芝質が軽く、俊敏さで勝つ方がアドバンテージを持つからですね。当然全員、ベタに近い蹄と繋の馬が多いです。
ディサイファが新潟1000万条件に来て勝てたとは思えないように、ここでディサイファを嫌いたいということです。力は付けているんでしょうけど。
なので新潟の瞬発力勝負を勝ってきたエックスマークから入るのが道理。

そして福島〜新潟ルートで見てて、馬体は間違いなく良かった3頭を拾っておきます。
トーセンジャガーはこの中間に強気の追い切りをしているようで、今回は守備範囲の距離になりますし変わらないものかと。
時計が速すぎる淡泊な先行勝負なら、オメガブレインに注意。2走前がなかなか良い内容でしたからね。
前走は包まれ止め⇒今回は騎手の選択次第で逃げの手も、というところで。







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