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函館6日目11R 丹頂S

 1000万下のハンデ戦で行われた12Rの勝ち時計は、芝2000mで2分15秒2という、大井の3歳限定の2000mより遅い時計。いかに特殊な馬場になっているかを物語っているが、最終日のメインを飾る「丹頂S」は、オープンとはいえ2600mの長丁場で、下手したら3分前後の究極のスタミナを要す競馬になる可能性もある。

 52キロで挑めるモンジュー産駒のリリエンタールは、ジリジリ脚を伸ばした前走の内容から馬場適性は高く、極端に道悪も鬼と言える馬だけに、最高の条件が揃っただけに楽しみ。その時の勝ち馬ながら54キロで挑めるセイカプレストが相手筆頭も、穴は先行力がありバテないタイプのグラスゴッド。

◎リリエンタール
○セイカプレスト
▲グラスゴッド
注コスモロビン
△メイショウウズシオ
△ロードオブザリング
△モズ
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函館6日目11R すずらん賞

 ホッカイドウ競馬勢が実績を残すレースとして定着した「すずらん賞」。特に、今年は極悪馬場となっただけに、持ち時計のない地方馬にとっては好材料と言える。

 各馬の追い切りは、火曜にパツキンが本馬場で国信師が騎乗して単走で追い切り、5Fから70秒3−55秒8−41秒1−13秒0で強め。直線でキツネが横切り、物見をする面もありましたが、単走では動かないタイプなのでまずまずと見てよい。

「併せればかなり動くタイプだし、輸送もあるのであまり時計は出したくなかったから、予定通りの調教をこなし満足」

と国信師。繋ぎが柔らかく、芝は合うフットワークだが、ゲートの課題もあるタイプで、当日の気配は注意が必要。

 水曜は、ヒワノスーパーとコパノサムタイムがそれぞれ、坂路で単走。ヒワノスーパーは2本目で3Fから36秒5−24秒0−12秒0(強め)。コパノサムタイムは2本目を36秒8−23秒5−11秒8(強め)。コパノは前回のほうが動いており、そもそも能力的に厳しい印象。ヒワノは自身の1番時計をマークし、馬体の張りも抜群。終い確実に切れるタイプで、今の函館の芝は合っており、一発あっても不思議ない。

 木曜はニシケンモノノフ、ハーブティー、キタサンシンゲキがそれぞれ坂路で単走。ニシケンは2本目を36秒0−24秒1−12秒6(強め)。月曜にも36秒6−24秒5−12秒7(強め)をやっているが、騎乗した原師は

「少し重い印象があっただけに、追い切り後で変わってくれれば良いが…」

と、若干弱気な印象。一方、キタサンシンゲキは、日曜に38秒0−25秒6−13秒3(馬なり)をやって、今回も35秒6−24秒3−12秒8(強め)と、抜群の動きを見せた。

「前走は休み明けで、半信半疑で挑んだ前走が3着に粘った内容から、自分が思っている以上に走る馬だと感じた。叩いてグンと良くなり、状態はニシケン以上。後は芝適性だけだね」

と原師。テンションが上がりやすいタイプだけに当日の気配には注意したいが、勝負根性もあり、混戦に強いタイプだけに、能力はニシケンモノノフが道営勢でも一枚上だが、状態と加味した際にはキタサンを上位に見立てたい。

 ハーブティーは、1週前の月曜に37秒9−25秒1−12秒9(馬なり)、日曜38秒8−25秒7−12秒9(馬なり)をマークし、木曜朝も馬なりで36秒9−24秒9−12秒9でした。リラックスした走りで好時計を出しており、状態は間違いなく良い。混戦に強いタイプで、スーパーフレッシュという開幕日に行われる賞金の高い新馬戦で2着に追い込んできた実績がある馬だけに軽視は禁物も、内にササる癖のある馬で、もう少し内枠が欲しかったか。

 中心には、1番枠を引き当て、先行力を生かせるファソンの前残りに注目。ダートで勝ち上がったフクノドリームも、芝もこなせる軽い走りで今の函館芝は魅力タップリ。

◎ファソン
○フクノドリーム
▲ヒワノスーパー
注ウインレーベン
△キタサンシンゲキ
△マイネルディアベル
△ニシケンモノノフ
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新潟記念
◎ダコール
○ブリッジクライム
▲ニューダイナスティ
注サンシャイン
△ファタモルガーナ
△トレイルブレイザー
△エクスペディション

小倉2歳S
◎ベルカント
○ラブリープラネット
▲エイシンキサナドゥ
注ハッシュ
△マイネヴァリエンテ
△ネロ
△ウインスプラッシュ




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