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【新潟9R】糸魚川特別
◎16.ウィケットキーパー
△8.トルークマクト
▲15.エグゼビア

 新潟は外が伸びるように。しかし、時計はそれなりに速い方。ここはスピード面では疑問を感じる馬ばかり。これだけ3歳馬が多いレースの中で、ウィケットキーパーは唯一の降級馬。速い上がりを制したこともあり、指数も上位とならば、これしか選択肢がない。マクベスバローズやユキノユウダン、アドマイヤイチバンの前走は展開が向いたものだし、タイセイドリームが外回りで上がり33秒台を出せるとも思えない。
 一応展開を見ればビバゴールデンが行くはず。速い流れを押し切るスタイルが持ち味だが、外回りではさすがに直線の長さに泣きそう。勝手に前が止まってくれる流れなら、トルークマクトはある程度基準にしても良さそうだが、基本はジリ脚。前走は逃げることで圧勝だったエグゼビア。今回も逃げるということは少々難しそうだが、外枠利とスムーズさは期待できそう。弱かったら仕方がないが。


【新潟11R】新潟2歳S
◎6.マイネグラティア
○18.ピークトラム
▲3.イスラボニータ
注8.マーブルカテドラル
△17.ハープスター

 新潟2歳Sを勝っても、今後にあまり繋がらないレース。素質があっても未完成の馬は長い直線で篩いにかけられる。それでも持ちこたえるにはジャスタウェイ並みのパフォーマンスを新馬で見せてくれないと信頼できないし、そもそも信頼するパターンでもない。
 完成度の高さを取ってマイネグラティアを本命。メンバー中唯一の上がり33秒台経験。小柄だがネオユニヴァース産駒にしては良いバネもあって確り脚も回る。ダリア賞自体は低レベルなので評価のしようがないが、この馬の場合は新馬の内容の方が評価できる。
 他もいろいろ難しいが、ピークトラムに期待。父チチカステナンゴらしく上がりが掛かる中京での勝ち上がりとなったが、時計自体は詰めている。効率の良い走りが出来ていて、これだけ低レベルのメンバーならそこまで極端に上がりが速くなるとも考え難く、外枠有利も手伝えばチャンスはありそう。
 素質評価をするならイスラボニータが一番手。ただし、間隔が開いてしまうのがどうか。特別新潟適性が高いとも思わないが。マーブルカテドラルは距離も大丈夫だと思うし、加速の速さは魅力。外回りでも脚は続くと思う。ハープスターはいかにも未完成という印象。前走もかなり内にもたれていたし、時計的にも平凡。1400mでの時計ならまだモズハツコイやアラマサクロフネの方が優秀だが、このコースで良いとも思えないだけに。





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