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★本日のメイン

函館11R
キーンランドC
◎11.ストレイトガール
○9.アドマイヤセプター
▲14.ストークアンドレイ
△6.ファインチョイス
△10.マスイデア

函館は内がだいぶ止まる状況のようですね。ここから雨がさらに降るようで、いよいよカオスになってくるようですが。
現場にいる人なら、もっと細かい適性などがわかるんでしょうけども。
どういう風に予想すればよいのかも正直良く分かりません。
一番の有効策は、多分斤量なのでは?とは思うんですが。
先週ぐらいの頃だと、函館スプリント組をなぞれば良いのではないかと思ってましたが、このキーンランドCに関しては逆の発想をした方が良いのではと思い始めています。

ひとまず評価したいのは、他場に遠征して舞い戻りでやってきた「サマースプリントシリーズ制覇」を狙う組ではなく、このレースを獲るためにピントを函館に合わせている函館滞在組。
常にスピードを問われる全馬条件フラットなレースが続くなら、重賞でも上回るスピードを不利回して何とかなるんでしょうけど、1分11〜12秒台なんてのは、重賞の格云々じゃなくて馬場適性・滞在適性です。
未勝利馬で出せる時計よりも遅い決着で、バテる競馬をやってるわけですからね。
直近の函館戦に出ていて反省のある内容=道新スポーツ杯やUHB賞に出ていて、ある程度手応えのある競馬をしている強みというものがあると思いますね。

と言うわけで今回のレースに関して最強ローテーションに思えるのは、もう末期馬場もいい所だったUHB杯。
そこで差して勝ったストレイトガールを最有力扱い、差してある程度好走してるストークアンドレイが注目馬対象。
函館スプリントの頃は走れても、馬場が荒れると全然対応しようのなくなるシュプリームギフトはどうか?と言う考えです。
それとスピード馬場でこそ買いでがあるフォーエバーマークやパドトロワは、今年は厳しいのではと。
函館スプリントで大外枠を引き、相当いい脚を見せていたアドマイヤセプターは、上位に拾います。

函館連戦組にそれほど疲労がなく、滞在適性ある分グングン調子を上げているように感じるので、例えローテが詰まっていても追い切り指数が出ているのなら、ポジティブに考えると言うことですね。

小倉11R
小倉日経オープン
◎6.セイクリッドセブン
○8.ドリームトレイン
▲9.エドノヤマト
△2.マルカボルト

雨が降ればかなり変なことになるのではないかと見ているんですが。
そもそもデキの悪い馬も大半ですし。
1頭だけ必ず推しておきたいのは、宝塚記念開催のあの隠れ重馬場にて、いきなり巻き返したセイクリッドセブン。
かなり姿勢の低いフォームで脚の形も独特なので、多少スピードの次元が下がらないと通用しないのですが、スタミナは逆に評価できるようになるはず。
スピリタスやタムロスカイ、マルカボルト辺りがみんな滑る重はダメだったはずなので、人気させる馬が違うと思うんですよね。
みんなやる気満々で勝負所に向くものの、騎手の感覚より集団の伸びが渋い展開になるものではないかと。

新潟11R
新潟2歳S
◎8.マーブルカテドラル
○7.アポロムーン
▲13.ウインフェニックス
△17.ハープスター
△5.アポロスターズ

新潟2歳Sはここ最近、毎年パンパンの良馬場で行われて、1分33秒台+レース自体の上がりが34秒半ばぐらいで決着しています。
これは2歳馬にしては相当に速い決着です。正直、この2歳8〜9月にこれを自力で展開して押し切るような馬はG1級と言っていいだろうと思うんです。
こう言うキツイ流れは、少なくとも自滅覚悟でラップを緩めず飛ばす馬が、お互いに分担しあって共同作業的にレースを構成しないと出るものではありません。
おまけにこうまで高いレベルで息を入れられないレースだと、どの馬にとっても「引っ張られるような」感覚で競馬しているはずです。
このレースに出走して先行した馬は、前走よりも格段にキツイラップで競馬しているわけですし、差しに回った馬は、前走時より道中通過タイムが早いのに位置取りはだいぶ後方になっているのが常。
前走よりも楽な競馬になることが決してないんです。
この時期の2歳馬にとって、マイルの外回りでの差し脚勝負は、瞬発力勝負よりもスタミナ比べだと思った方がいいわけですね。

なので、この新潟2歳Sは、意外にも坂路調教馬がほぼ通用しません。毎年全滅してます。
どちらかというとポリトラックコースで長めに追っている馬の方が有利で、過去4年ほどは連続連対してます。あるいはBWコースですね。
残念ながら今年の出走馬でポリトラック調教馬と言うのは出ていないのですが、少なくても美浦や栗東坂路で、ラスト1〜2F追いだけを繰り返すような調教だけの馬では、この高速1600mは乗りきれないわけです。
そう言う折り合い重視の訓練をしている馬は、このレースに出るとやたらと位置取りが後ろに下がり過ぎになりますし。
なので今年の出走メンバー比較でざっくりしたチョイスをするなら、BWコースで速いタイムを出した馬の方に目を配りましょう。
速いペースでも自信満々に好位で追走して、満を持して直線早め先頭と言う動きをしてくれるはずなので。
自分が映像を見て「雑な動きだなあ」と思える馬でも、直線が広く少々蛇行しても押し切ってしまいがちなので、タイム重視で行きましょう。

というわけで4枠の2頭が今のところ最有力ではないかと思っています。
マーブルカテドラルは徹底BW調教している内容が良いです。アポロムーンは前走レース内容含めての判断と、1週前にBWコースで速い追い切りをしている併用調教馬。
もちろん自分は当日のパドックでちゃんと前走に比べての上積み持ってるかどうか判断してからにしますが、まだまだ甘い仕上げで新馬戦を勝っていて、ピリッとして欲しいと思った次走にこうして速い追い切りタイムをビシッと出して出走すると言う過程がいいですね。
ウインフェニックスは馬質がいいと思いますが、ローテーションに難があると。中距離経験馬がどこまでスピード遅れせずこのレースで頑張れるか…。
調教過程や厩舎背景からはいいと思うんですけどね。

以上のような流れで、ダウトレスやモズハツコイ、ピークトラムはまだ眉唾で考えています。
あの追い切り内容で、持続力勝負で威張れるとは思わないのですが…。






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