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★本日のメイン

函館11R
札幌記念
◎14.トウケイヘイロー
◎16.アイムユアーズ
▲3.ルルーシュ
▲1.タッチミーノット
△2.オールザットジャズ
×12.レインボーダリア

ポプラSのレースを見ていて、凄く独特な展開を感じましたね。
いつまでたってもコーナーが終わりません。そしてどこかで速いタイムを刻んだわけでもないのに、12秒台半ばを刻み続けてゴールする消耗戦ラップ。
まるで阪神大賞典や、ネコパンチが勝った日経賞で見かけるような質のレースだと思います。
中山でもたまに起こりますが、逃げた馬が圧倒的に有利で2番手でタメるのが不利な、展開に対応して差すと言う挙動が全然効かない状況なのでしょう。

特に注目したいのは、スーパームーン、アーデント、スマートリバティー辺りの挙動です。
特に、2コーナーで中団外を回して一度挽回していたはずのアーデントが、向正面半ばでは元に戻るように下がっていたことには注意。
挽回した分の位置取り差が、延々終わらないコーナーワークと、馬群の外を回るコースロス分によってなのか、いつの間にかゼロに戻されてしまってたように見えました。
スーパームーンも序盤に脚を使って高い位置を取りに行ったつもりが、半端な好位で終わったために2コーナー過ぎで随分苦しい立ち位置になり、4角ではだいぶ距離ロス。
4角で手応えがあったサクラボールドとスマートリバティーも、同じぐらいの勢いで押し上げていたはずなのに、4角で明らかな距離得/損の差がついていました。
前にいないと、というか、2列目内を奪っていないと絶対にキツイはずです。
ラップ質としては、クイーンSの後半と似たような所があるんですが、展開としては函館記念と同質の部分を感じました。
今回の札幌記念の展開予想も、概ねいいポイントを押さえているのではないでしょうか。有力先行馬と内枠の馬に大きな加点をしているように。

というわけで、この開催のうちに函館の重賞を勝った2頭は、隊列有利だけではなく、馬場/ラップ適性と言う意味でもアドバンテージが大きいはず。
今年の札幌記念は、函館重賞勝ち馬が連覇しやすい状況だという想定も含め、ダブル軸としておきます。
隊列的には席の奪い合いのように思うのですが。
そして入着可能性の高い馬ということで、最内枠に潜り込める差し馬を有力視。
トーセンジョーダンは展開予想ではやや不利のようですね?これは信じてみたいですね。
逆に隊列穴は、タッチミーノットとオールザットジャズ。これも十分理解できる状況でしょう。函館記念の時と同じく、内ラチ確保しているだけで、外の馬に対して圧倒的に有利なんですから。

こう言ったラップへの適性が高い馬として、レインボーダリアを3着候補で入れておきます。

ロゴタイプはこういう馬場状態は論外でないかと。枠順も合いません。
あの日経賞でネコパンチが作り出した展開に、ルーラーシップがグダグダになってしまったように、高い瞬発力持ちの高性能キャラが、なし崩しに脚を使わされてバテてしまう状況ですからね。


小倉11R
北九州記念
◎13.ニンジャ
▲6.ローガンサファイア
▲7.ツルマルレオン
△2.ザッハトルテ

意外に頭数が集まらずフルゲートを割った15頭で、先行勢も多数回避しているためか、展開予想が前残りを示していますね…本当でしょうか?
まあこういう力関係のように見えても、結局いつもいつも暴走ペースとなって追い込み馬が暗躍するのが北九州記念でしたけれども。
とりあえずは、例年通りの狙い方をしてみましょう。

今までオープンクラスで一切活躍ができておらず、(0−0−0−X)のような実績の馬が、今回相対的にかなり軽いハンデをもらうことで、超高速馬場の消耗戦にて大きなアドバンテージを得て激走する。
たまたまであっても、それらは高ランクの厩舎の馬であることが多いと。
あといろいろ、外枠の方が有利だったり、前走超高速馬場経験してた方が良かったりと条件を詰めれば、ニンジャに期待してみたいところですね。
1分6秒台走破をした後に、前走から中1週と結構厳しいローテーションのように感じるんですが、それで栗東坂路では生涯最速タイムを記録。
とにかくクラス差は無視して絶好調モードにいる馬を拾った方がいいと言うレースですから、簡単なアプローチで拾える馬の方を重視すべきだと思います。

その他で期待したいのは、ツルマルレオン。
昨年出走した時は、ちょっといい状態ではなかったみたいですし、前走は追い込みが到底不可能な馬場状態。今回は展開も一変するはず。
時計の掛かる馬場で良かったのは上位の2頭の方で、この馬は状況が一変してくれた方が動けるでしょう。


新潟11R
NST賞
◎7.デュアルスウォード
○1.ダッシャーワン
▲11.カレンジェニオ
注13.アウトクラトール

最初はトシキャンディの復活に期待していたんですが、ラフアウェイやエーシンジェイワンの動きもいいみたいですね…。
これは同型競合が避けられません。
さすがに差し馬有利と見た方がいいでしょう。後ろに回りすぎる馬では論外ですが。

芝の重賞で一叩きして走りすぎてるのが気になりますが、素直にデュアルスウォードから入りましょう。
パーツに甘さがある馬で柔らかすぎるのが難点。ある程度確実に先行馬が止まる、と言うシチュエーションでないと動き切れませんし、出遅れも多いです。
しかし、昨年の8頭立てBSN賞よりは、遥かに良い条件のはずです。
北海道と小倉で重賞がある中で、新潟に残ってくれた有力騎手も横山典弘騎手だけですからね。今の前残りの新潟ダートで、差して勝ち切れる騎手が残ってくれたのも貴重な機会。







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