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★本日のメイン

函館11R
函館スプリントS
◎7.アウトクラトール
○1.フォーエバーマーク
▲8.スギノエンデバー
△4.マイネルエテルネル
△16.アドマイヤセプター

土曜の函館後半芝で、ちょっと差し込みが効いていそうな気配は出ていましたが、全体に時計は速め。
芝の短距離は前残りが頻発していますし、函館的にはかなり速い水準が出ており、今日も雨の影響はなしとのこと。
これは、函館スプリントS的にも相当早い決着となるのでは?まず隊列から考えないといけない場面じゃないでしょうか。

そして不安に感じているのが、ドリームバレンチノ加用厩舎のここ最近の不調。
ドリームバレンチノ自身が重賞勝ち→G1で2着があるにも拘らず、今年の成績がまだ5勝2着3回とは…。
いくら何でも、昨年この舞台でロードカナロアを下した加用厩舎とは、まるっきり中身が違うことは確かでしょう。
おまけにサマースプリントシリーズ制覇も見込んでいるのか、少々追い切りも甘め。
フルゲートメンバーで単独59kgなのに、これはかなり怖いです。さすがの動きを見せていましたが、馬場状態と隊列次第では頓死も十分あるでしょう。
なるべくこの馬が負ける想定で臨みたいところですね。

そして、コース特性が結構似ていて、前半異様な消耗戦ラップとなった福島民友C組が一番の注目。
アウトクラトールは、コースで追えるようになってから前走3年ぶりの勝利。コース追いが可能なら、ということで函館滞在調整も上手くいっている様子。
今までのレースで全く消耗してないに近い馬なので、8歳であってもここは要注意でしょう。
前走はハマりすぎですが、他に消耗戦適性高い馬がそんなにいないので、ここでも有力視出来ると思います。
フォーエバーマークは、ラップの測り違いがなければ、前走福島上り坂のテン32秒5で先行しての粘り込み。
函館の前半は福島に比べればいくらかマシですから、今回はもっと楽なペースで行けることは確実。おまけに枠も内。
大得意の函館(過去2戦2勝)で今年はスプリント重賞を2戦できる喜びは大きいはずです。
スギノエンデバーは、北九州記念のレベルにまで前潰れが起こって差しが有利になれば、この馬に出番あり。
いつもいつも坂路で軽めの調整しかしないタイプが、今回は環境を強引に変えさせられたとはいえコースでそこそこ時計を出しているようですね。
これの効果が出れば、というところ。

この3本の矢で何とかできないか…と思います。
マイネルエテルネルは短距離向きですし、調整も案外上手くいってるようなので内枠なら、の押さえ。


阪神11R
米子S
◎12.ダノンプログラマー
○9.ヤマカツハクリュウ
▲15.サワノパンサー
△14.シャイニーホーク
△7.オセアニアボス

また阪神は午後に雨があるようで、時計が掛かる馬場の消耗戦(外伸び)となりそうな。
そしてメンバーは前走5着以内がなし?のかなり低調なレベル。よくこんな番組が組めましたね。さすがはローカルモード。
まずオースミスパークが大逃げで縦に長い展開、今回はそこそこ粘るオースミスパークを、上手くハマった馬がちょうど残り50mで差し切るような展開になろうかと思います。
つまり、持続力勝負・IDM勝負ですね。

それなら今回は、ダノンプログラマーに注目しています。
ここ最近上がり最速を数回繰り出していながら、レース展開としてはほとんどハマらず届かず。この馬の基本が高速馬場不得意なので、ある程度馬場の基準が落ちてくれないと無理なんでしょう。
今回は願ったりかなったりでは。鞍上も浜中騎手が来てくれるほどのメンバーで、IDMとしても十分足りていますし、前がゴチャつくこともなさそう。
その他では1年ぶりになるヤマカツハクリュウが、能力に比べてメチャメチャ人気が落ちそうなので要注意。
IDMで68を出す能力はあるのに、2走前は距離も長い上馬場がボロボロで後方待機馬全滅、前走はゴール前大混戦で能力拮抗のメンバーでした(最下位の馬が次走重賞で連対するほど)。
今回は1年ぶりになりますが、この馬IDM65以上を出すことに関しては安定しているはずです。休んで緩んでいたら仕方なし、この人気なら。

あとはある程度指数上位をフォローしておければ、というところ。


東京11R
ユニコーンS
◎7.チャーリーブレイヴ
○12.サウンドリアーナ
▲6.ベストウォーリア
△1.エーシンレンジャー
△3.サマリーズ

一番気になるのは馬場。水浮く不良にまでなるんでしょうか。たった今もずっと雨は降り続けているようですし。
しかし、このユニコーンSは500万下をギリギリ勝つレベルの馬と、将来の古馬オープン重賞レベルをポンポン勝つ馬が混じってレースをするので、能力格差が開き過ぎているのが一番のポイント。
当日、1番人気に評価された馬が本当に崩れません。たまに負けますがそれでも3着以下などに崩れはしないです。
サウンドリアーナの端午Sは、本当にIDMが1頭ズバ抜け過ぎ。
1600mになると途端に成績が落ちるタイプだったこと、滑る馬場になって能力半減があるかも知れないこと、あるいは厩舎が調子悪いことなど不安は大きいのですが、映像で脚捌きなどを見るとやっぱりさすがですよね。
ここから入らないといけないかな…とは正直思う所です。

しかし、キッチリ仕上がって来れたと言うのならチャーリーブレイヴからで。
歴代で比べてもヒヤシンスSの1分36秒6は超優秀。3歳2月にして50超えを叩き出しており、5月ぐらいにやっと2勝目を挙げたそんじょそこらの条件馬とは格が違うことを示しています。
本当に中間何の頓挫もなく、真っ直ぐ成長曲線が伸びているのなら、ここも60ポイント台で勝負になるはずなんです。
ヒヤシンスSから直行というのが一番の心配のしどころなのですが、繰り返しますがキッチリ仕上がっているのなら。

ベストウォーリアは、メンバー中追い切り指数1位。それと、前走の兵庫CSがあんな低い水準のIDMではないと思うんです。
このレース、歴代の勝ちタイムが1分59秒後半〜2分半ばぐらい。
コパノリッキーがハッキリ言って圧勝し過ぎたため、大差離された2着は微調整のために随分下げざるを得なかったのか?と思いますけど、馬場差を考えれば歴代勝ち馬との比較で51〜53でいいのでは?と思う場面なんですね。
もちろん距離もマイルの方がいいタイプ。上位に食い下がる可能性があるのは、この馬ぐらいかなと思っています。
エーシンレンジャーやサマリーズは、この馬場でスピードを活かして粘り込みを…の狙い。
他の500万下条件で足踏みしていた馬は、IDM50をグンと超える急成長を見せることがないと思います。関東馬ですからね。






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