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★本日のメイン

福島11R
福島民報杯
◎12.マイネルラクリマ
○15.ダノンスパシーバ
▲11.デルフォイ
注14.マックスドリーム

福島は1日中ずっと雨が降るようですね。
となれば、スピードの勝ったタイプは、最初のスタンド前→2コーナーまでの下り坂で、単騎で行ったとしても半端にムダ脚使ってしまうもの。
晴れて乾き始めの経過で、コントロールが効くようだと全然違うんですが。
なので、雨が降り続いてズブズブの馬場だと、短距離だと外枠一辺倒、中距離だと変な追い込み有利になりがち。
上のクラスだと、本当に道中の位置取りがムダというか、大きく置かれない限り3コーナーまでどこにいても問題なしという傾向です。

まずは白百合Sで凄く強い競馬をしたことがあるマイネルラクリマから入りますが、穴は追い込み馬に期待したいですね。
気になるのは、馬体に横幅があっていかにも後肢の折りが深い、大歩きしかできないタイプのマックスドリーム。
3年前に福島の不良馬場で負けてますけど、当時はまだ体を持て余していた時期で、そのレベルのスタミナ争いになりませんでした。

逆にマルカボルトの過去の重馬場実績は、ただ単に逃げ・先行してるアドバンテージがあっただけの内容に見えますし、上のクラスに来るとちょろっと雨が降っただけでも安定しません。
控える競馬ができたと喜ばれて人気になる今回は下げます。


中山11R
春雷S
◎13.アフォード
○15.テイエムオオタカ
△12.セイクレットレーヴ
△4.クリーンエコロジー

いかんせん、今の中山は当日の馬場を見ないことには…。
ただ、ニュージーランドTの内枠4頭出遅れに見るように、内側がボロボロでノメるような状況なのは容易に想像が付きます。前日に予想しろということなら外枠優位を見るでしょう。
どこら辺から有効なのか見極めるのは前日では不可能なので、中から外と言ったイメージで。

注目しているのは、直線1000mが得意で福島1200mでも好走、となれば中山の重馬場も対応力が高いだろうアフォード。
体つきからしても、トモがしっかりしてて明らかに馬力上位。どう見たって上がり勝負が全然ダメと言う方ですし、この中山の前傾ラップ向きのタイプに見えます。
今回はいい枠を引きました。村田騎手も中山で騎乗していながらアテになる馬が全くいない現状、お手馬がこちらを選んでくれたチャンスも。
テイエムオオタカは、外過ぎではありますが重賞→オープンのローテだと毎回好走している地力上位。
最近スローペースで折り合うのを覚えてきて、上がり勝負の流れに対応し始めてるのが今回逆に不安だということと、休み明けの仕上がりですね。
セイクレットレーヴは、前回見てまるで流れに乗れなかったにもかかわらず、今回も1200mに出走。
厩舎としては、あの内容でも距離短縮の手応えがあったと言う判断でしょうか?自分ももう一度見直しても良いかもとは考えているので、今回いい枠引いてどうかでしょうね。


阪神11R
桜花賞
◎14.レッドオーヴァル
○17.コレクターアイテム
▲18.メイショウマンボ
△6.ローブティサージュ
△3.クラウンロゼ

雨でボロボロ、おまけにノメる馬場の影響が出過ぎて、能力査定というよりも枠順勝負っぽい様子になってしまってるのが残念。
日曜日に晴れただけでフラットな馬場にまで戻るとは思えません。ある程度土曜日と似たような、外差し有利の消耗戦になると思います。
前哨戦で先行して圧倒したタイプが多いだけに、持ち味を活かそうとするとペースは絶対に速まるでしょうしね。

となると、レッドオーヴァルの巻き返しは計算が立つはず。
距離をこなしてもいない、前哨戦でどこか好走したわけでもない馬が、世間の人気的には完全に追い付かれてて、全く評価が下がらないのが不安ですが、追い切りの動きは文句なし。
体を減ったのを戻す過程でどのような調整ができるのか、ですけど、ここは安田隆行厩舎の手腕に期待です。
デムーロ騎手も、土曜日に急に雨が降った中山では、諦めて全く無理せず3頭ほど有力馬を見捨ててレースを投げてました。
丸山騎手のようなアクシデントで日曜騎乗できず…のようにならないよう、気を使った=1鞍で土曜の稼ぎを補填できると確信あるほど、日曜日の有力馬に相当手応えがあると信じます。

コレクターアイテムも、馬場有利があってこそ、ここと言う枠順を引いてこその評価ですが、そもそもアルテミスS+ジュベナイルF+クイーンSで3戦連続1番人気だった馬です。
体力勝負・総合力勝負になって劣ってしまう馬ではないはず。リズムが重要な3歳牝馬クラシックだからこその評価落ちでしょうけれど、いやいやこのぐらいならリズムを切る大敗ではありません。
例年通りの外伸びの阪神JFなら、この馬が勝っていたと言う伸びだったはず。今回こそ、今回も上位で評価すべきでしょう。
メイショウマンボは完全に鞍上が割り切って乗れる枠順と言う強みが出るはずです。今の馬場状態のままなら。

クロフネサプライズは、まだこの枠ならいい場所を選んで好位から抜け出すという図を描けますが、やはり本質的にはスピードの勝ったタイプ。
前哨戦で上手く行きすぎた面は否めないでしょう。その分フラットかやや不利な状況で人気を集めてしまいますし、難しいタイミングです。
トーセンソレイユは、モノで通用するようには見えませんし追い切りも軽いので。

クラウンロゼは本当に勿体ないと言うか運がないですね。外枠なら単勝あってもいい、ぐらいの評価をしていました。
今回のような「全馬にとって未知数」と言う馬場状態だと、「負けていること」も加点したい場面なんです。
抑えて乗ることが必要な馬場になってるのに、連勝連勝で来ている馬は、「負けん気が強いからこそ、行きたがって逸ってしまう」ようなことも起こります。





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