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【中山5R】
◎6.ユールシンギング
○9.ウエスタンオウジ
▲3.トーセンハルカゼ
△15.マイネルジェイド

 あまり掘り下げるような馬がいないメンバー。ほぼ指数上位での争いだろう。40の大台に乗っているユールシンギング。不器用なところがある馬で、中山でも外回りになるこのコースなら良いだろう。前走は前で故障馬が出て、それを避けようとした馬に挟まれたが、そこからさらに伸びて2着。差が半馬身ならほぼ勝ちに等しい内容だった。適性の話ならトーセンハルカゼもこういう条件は良い。早めに勢いに乗せる競馬ができれば良いのだが。ウエスタンオウジは馬体的に通用して良い。距離も問題ないだろう。しかし、前走はパドックから馬っ気を出し、返し馬でもやや掛かる仕草が見られるなど、気性面に課題は残す。マイネルジェイドは悲しいくらいにジリ脚だ。この手のタイプが勝つようなイメージは持てない。相手候補の一頭で良いだろう。


【中山7R】
◎8.オメガインベガス
○5.ダノンアイガー
△1.ジャーラベンナ

 オメガインベガスはダート馬というより、単純に力が違った内容だった。2着以下だった馬で上がり最速は40.9秒。確かに相手は弱かったが、不良馬場としても時計は優秀だ。ここも大して骨っぽい相手はいない。連勝も可能だろう。ダノンアイガーの前走も風の強い日。先に動く形になっては苦しくなっても仕方がない。2着だったヤンキーソヴリンは既に止まりかけだったダノンアイガーを交わした程度で価値は薄い。ダノンアイガーとの評価が逆になることはない。強力な逃げ先行馬がいるだけに、付いて行っては潰れるだけだろう。展開が欲しいタイプに注意しておきたい。ジャーラベンナ辺りは減量騎手という意味でも配当的に面白そうに思う。


【中山11R】フラワーC
◎4.サクラプレジール
○11.エバーブロッサム
▲12.カラフルブラッサム
注1.ダイワポライト
△3.レッドマニッシュ

 フラワーC自体を見る場合、大してスピード面を気にする必要はないが、今年はそれにしてもスピード面で強調できる馬が少ないと思う。カラフルブラッサムはいかにもハーツクライ産駒らしい鈍さのある馬で、決め手という意味ではあまり武器があるようには思えない。それはエバーブロッサムもそうだし、ブリリアントアスク同じだ。一つの方向性ということで、それはそれで考えておくが、中心視したいのはサクラプレジール。牝馬にしては脚長で体格もあるし、先行スピードは前走見せた通り。勝ちっぷりも余裕があった。このメンバーでも見劣りしないと思う。馬体的にはレッドマニッシュも劣らないと思うが、前走は馬体重こそ増えていたが、体の線は新潟で見た時より細く映った。もっと増えて良いと思うのだが。そういう意味での不安があるなら、ダイワポライトも抑えておくべきか。小柄で非力だが、立ち回りの上手さはある。丸田騎手で内枠というと詰まるイメージが強いが、スムーズなら。





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