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★本日のメイン

中京11R
◎6.オーシャンカレント
○16.バーバラ
▲13.ハノハノ

中日新聞杯は、コースレコードぐらいは多少可能性を考えていましたが、全面的に芝伸びてて外まで来るとは。恐れ入りました。
大外18番枠まで、と言うわけにはいかなくても、ラチから7mぐらいまでは十二分なほど芝があるみたいですね。
それならレコード仕様の発想をしましょう。このクラスの馬なら、1分8秒前半から7秒台は余裕でしょう。
これは高松宮記念、ロードカナロアで仕方ないかな…。

「中京が得意だから、ここに照準を据えてローテーションを組んでいる馬」ではなくて、
「中京の開幕週(芝が良い時)に照準を据えてローテーションを組んでいる馬」に注目。
つまり、小倉開催をパスした程度の使い詰めの馬ではなく、ちゃんと休養入れて馬場の悪い時期は避け、スピード競馬をやるつもりできた馬です。
バクシンカーリーやアグネスウイッシュ、リトルゲルダ、サカジロロイヤルは、前走より2秒も速い決着になってしまう…と考えれば、そんな対応力を今更発揮する期待が薄すぎるということ。
あれ?そしたら休み明けの馬だけでもいいんでないの…?

オーシャンカレントは、出走馬全体持ち時計1位。
というよりも、準オープンクラスの短距離戦なのに、リトルゲルダのような1分9秒台がやっとの馬に印がどわーっと集まってしまうタイミングが異常なんです。
転厩してから芝に替わって大成功。今まで戦った相手は、もう重賞で勝ち負けしてる水準。IDM61を複数回出していることもポイントでしょう。
吉田隼人騎手は相変わらず最悪なようですが、この馬には機会有利の差もある上に能力も高いので。

バーバラは、できれば体は増えていて欲しいですね。
下手に荒れ馬場経験していない分、対応力も高いでしょう。
使ってきた馬からは、小倉の速い決着をステップにしてきたハノハノが拾えます。スピード有利と言う部分で。

ビスカヤやリュンヌみたいなタイプは、中京だと厳しそうですが…。

阪神11R
報知杯フィリーズレビュー
◎4.メイショウマンボ
○5.サウンドアリーナ
▲9.サマリーズ
▲16.ティズトレメンダス
注3.ノーブルコロネット

阪神の内回り1400mは、阪急杯にも見るように、短距離馬が活躍しやすい条件でもあり、ラップ質も短距離的になりやすいこと。
また、チューリップ賞だとキツイと思える短距離馬がごっそりこちらにやってくる分、3歳牝馬限定戦にしては、展開が非常に厳しくなりやすく、ラスト1Fがガクッと落ち込みやすいということ。
そのためホントは、入着狙いの追い込みを決めたいのなら、チューリップ賞よりもフィリーズレビューの方が「展開恵まれ」はハマりやすいんです。
そう言う意味で、メイショウマンボは結果的に良い選択をしたんじゃないかと考えてます。
メンバー的に推定上がり最速になりますし、例のごとくダート短距離先行馬多数で、まともに瞬発力使える馬が出てきていません。
サウンドアリーナも、桜花賞に気があるのか、ちょっと手加減しているような追い切りの遅れ方ですし、勝つチャンスは出てもいいでしょう。

そして消耗戦+瞬発力半分不要、短距離チックなレースと言う話になると、やっぱり必要なのはパワーと馬格。
3歳牝馬限定戦の重賞は、どのレースも過去を遡るとそれなりに牝馬らしい切れ味タイプだったり、420kg台の馬が勝ってたりしますが、このフィリーズレビューは中型以上の460〜490kgぐらいは欲しい所。
芝がかなり深いコースで、中盤も緩まないからですね。どうしたって腹袋の大きな馬だったり、トモに容量がある馬が優勢になってきます。
その意味で、今回出走している人気の関東馬4頭は、どれも切れ味&スロー経験ばかりで、ちょこっとハイペースになると変な負けを喫してる馬ばかり。
これはちょっと厳しいだろうなと感じてます。体格の良いまともな短距離馬≒関西馬重視という考えでいいでしょう。

ダート馬がこの条件をこなしてしまうパターンで気になるのは、サマリーズとティズトレメンダス。
サマリーズの前走川崎2歳優駿は、空馬に道中ずっと絡まれながらの意外にキツイレースで、能力的には大楽勝と見ていい内容。
あれで消耗しきってしまって体がガタガタだったらどうしようもないんですが、実は能力が非常に高く、ダメージがないのなら考えてもいいですね。
ティズトレメンダスは、一度変な崩れ方をしたのがサマリーズに突き離されたポインセチア賞だけ。
しかしこれは、昇級初戦の外枠で後手踏んで変な格好になったもので、終いは遅れてやってきています。
立ち直った後の競馬振りは非常に良く、中間の追い切りも抜群に良かったので、ちょっとこれは流れ込み入線できそうな期待はありますね。

中山11R
中山牝馬S
◎4.クイーンリヴィエラ
○1.ダイワズーム
▲7.アラフネ
△9.オメガハートランド
△13.アイスフォーリス
△3.フェータルローズ

昨年末の愛知杯、そして京都牝馬Sの結果を見ると、もう完全に世代交代なった感があります。
また、牝馬限定戦にずっと滞留してて結果の出ない馬は、もう上がり目がないですね。
オールザットジャズは、準オープンからこのクラスに上がった直後はかなり輝いていたのに、それ以降は一体どうしたことでしょう…。
レース質が合わなかったと簡単には言えますけど、角居厩舎が完全に番組選択を誤ったとは言えません。馬が新鮮味をなくしてしまっているのではないですか?
こういう例が、他のどの馬にも起こっているからこそ、愛知杯のような異常なレース展開が発生するんだと考えています。
今の牝馬限定重賞は、「今まで牝馬限定重賞に来てなかった馬」を選ぶのがポイント。
実際に愛知杯は格上挑戦馬のワンツー、京都牝馬Sは3着馬が格上挑戦でしたね。勝った馬は牡馬混合ばかりを歩んでたわけですし。

だからこその、格上挑戦推し。
橋田厩舎の格上挑戦1走目をここでも評価してみます。
クイーンリヴィエラは、1000万を勝った内容がなかなかでした。大逃げ展開を先頭から3馬身離れた程度の追走で進み、ラップの上下がほとんどない流れを早め先頭で押し切り。
1000万にしてはIDMも出てましたね。2段格上挑戦なのでハンデも当然軽く、短距離馬が先導する展開を楽に追走する流れでやれるはず。

その他も、格上挑戦か、まだ新鮮味のある現4歳馬推しということになります。
単純に実績がまだ足りないので斤量が軽く、かといって筋肉が硬くもなっていない、時期的な問題もあり馬体も成長してくる。
本来は中山牝馬Sは、引退寸前の高齢牝馬のスタミナに期待すべきレースなんですが、最近は馬場を固めて時計が速いので、ベッタベタの消耗戦になりにくい背景があります。
4コーナーで既に仕掛けてて、機敏に動ける軽量馬重視の発想で進めると、こう言う予想になりますね。






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