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東京8日目11R フェブラリーS(G1)

 かつてのダート競馬は、芝で頭打ちにあった馬が回ってくる傾向もあったが、ダートグレードがきちっと整備され、そこで活躍したダート種牡馬の価値が高まりつつある近年の傾向からすると、芝の活躍馬が即、ダートで通用するほど甘くはない。

「調教の走りからダートは上手い」と思っていても、実戦では砂を被ったり、フルゲートの激戦で揉まれこんだりした時は芝の走り以上に惨敗することは過去のフェブラリーSでも顕著に出ており、カレンブラックヒルとガルボの参戦は興味の尽きないところとはいえ、印の上では無印とせざるを得ない。

 一昨年のジャパンダートダービーを制した後、復調に戸惑っていたグレープブランデーだが、昨夏の小倉で快勝した後、着実にレース振りが良化し、再ブリンカー3戦目の東海Sで完全復活を果たした。跳びが大きいタイプなので、広い東京コースは合っており、ユニコーンSではハイペースに乗じて2着に追い込んできたことがある実績から、古馬相手のマイル戦の距離短縮にも十分対応できる。

 東京大賞典はスタートの躓きが全てだったエスポワールシチーは、追い切りの動きからしても衰えは感じさせない。昨年の消化不良だった競馬から一転し、今回は積極的な競馬をするだけに、一変の可能性は十分ある。

◎グレープブランデー
○エスポワールシチー
▲シルクフォーチュン
注イジゲン
△ワンダーアキュート
△テスタマッタ
△セイクリムズン
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小倉大賞典
◎ダコール
○ゲシュタルト
▲ダイワズーム
注パッションダンス
△ヒットザターゲット
△エクスペディション
△マルカボルト




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