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【東京9R】セントポーリア賞
◎7.ヘルデンテノール
○3.インプロヴァイズ
▲11.アンブリッジローズ
注6.モンテエベレスト
△4.アドマイヤスピカ
△12.エデンロック

 吉田豊騎手の不器用さはもう少しどうにかならないものかと思うものの、距離も2000mに延びるならヘルデンテノールは今度こそ。相手にはインプロヴァイズ。ウォーエンブレム産駒でも細身でしなやかな馬体。多少非力さはあるものの、切れ味ならこちら。アンブリッジローズは新馬こそかったものの、どちらかというと時計の掛かる中山よりは東京向きの印象。前走は4角で押し上げたもののバテてしまった。小柄で荒れ馬場でスタミナを活かすようなタイプでもなく、良馬場、切れ味活きる東京で見直してみたい。
 以下3頭は、どちらかというと適性面では劣ると考える。デキの良さではモンテエベレストを推したいところだが、気性的に距離延長には不安がある。アドマイヤスピカ、エデンロックは体の硬い馬で、上がりが掛かる中山の方が向いていたタイプだと思う。


【東京11R】ダイヤモンドS
◎2.サクセスパシュート
○4.ノーステア
▲14.ファタモルガーナ
注16.メイショウカドマツ
△15.アドマイヤラクティ
△8.エーシンミラージュ

 まず、馬柱を眺めてみると、案外「ハナ条件」の特記の付いた馬が多いことに気付く。もちろんこの距離で激しいハナ争いをすればバテるのは必然。どの馬が譲りどの馬が主張するのか、はっきりしないが、ハイペースには違いないだろう。しっかりスタミナが必要なレースになる。それならまずは、激流となったステイヤーズS2着のファタモルガーナが中心か。気になるのは、案外ステイヤーズSから直行でここを好走した馬が居ないということ。休み明けは厳しい長距離戦なだけに、ステイヤーズSの時期だと少し間隔が開いてしまうローテ、といことになるのだろうか。
 しかし、調べてみて驚いたが、ステイヤーズSからの直行以上に相性の悪いレースがある。それがAJCC。ノーチャンスの馬ばかりというのならまだしも、ハイアーゲームやオペラシチーなど、人気になりながらも圏外に消えているのを見ると、アドマイヤラクティやマカニビスティーには行きづらい。体型的にアドマイヤラクティはステイヤー距離は向くと思うので、一応押さえに回す。
 そこで白羽の矢を立てたいのはサクセスパシュート。スタミナは豊富なタイプだが、東京コースでは勝っていないように、コンパクトな馬体なので、小回りの方が向いている節はある。しかし、逆に言えば器用さがあり、この内枠を上手く活かせる可能性は高い。もう一頭はノーステア。4走前の緑風Sは大逃げ馬がいてハイペースになったが、そこで勝利している。東京コースも得意だし、今はデキも良い。
 メイショウカドマツもスタミナはあるが、どの位置で競馬をするのか。どちらかというとワンペースで走るタイプなだけにスローペースよりは流れてくれた方が良い。自らペースを握れるなら。





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