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【東京4R】
◎12.ヒカルエリントン

 芝もダートも、馬体に柔らかさがないと厳しい状況。それならここはマクベスバローズよりもヒカルエリントン、ということになる。土曜の芝はダイワメジャー産駒の好走も目立った。大型馬でパワーもあるが、小回りになる中山は本質ではないだろう。2000m以上の距離でなら東京の方が良いはず。


【東京8R】
◎14.オメガスパーキング
○8.リンガスクリフ

 オメガスパーキングの出負け癖は気になるものの、今回は初ブリンカー。たしかにトモがパンとしていない部分も残っているため、多少出遅れることがあるのは理解できるものの、ここ3走は前半あまりにも何もしなさすぎ。横山典騎手も出遅れるとそういう決め打ちをすることが多い騎手。結果、嵌ることはあるものの、東京ならもう少しちゃんと追走して欲しいところ。相手には柔軟さ重視でリンガスクリフ。ただ、確かに柔らかいものの、逆に腰が甘過ぎトモも流れ気味のため、絶対に追って甘い馬。追い比べの隊列に持ち込ませないレースができれば。


【東京11R】共同通信杯
◎2.マンボネフュー
○8.メイケイペガスター
▲7.ゴットフリート
注1.ラウンドワールド

 馬体やレースVTRを見ると、興味を惹かれるのはメイケイペガスター。良いバネがありそうで、瞬発力勝負なら勝ち負けも可能に思える。当然問題点もある。それは全3戦、すべて道中のどこかで行きたがる面を見せていること。それだけに折り合い一つだと思う。少頭数で壁を作りにくい可能性もあるが、上手く溜められればチャンスはあるはず。
 マンボネフューもいちょうSでは掛かって惨敗した。ただ、外枠で壁を作ることができなかったからで、内枠を引けば前走のように自在な立ち回りができることは証明した。ベゴニア賞はロゴタイプには追い付けなかったが、後続は4馬身離している。東京がダメということはないはず。
 ゴットフリートも末脚は堅実なタイプ。朝日杯から大きく緩めていなければデキも良い方になるだろう。ビュイック騎手も土曜は重賞を勝っているように、チャンスのある馬では結果も出している。ただ、脚が短めで背丈も高くない。素材という意味では、どこかで限界がありそう。
 悩みの種はラウンドワールド。前走は馬体増だったが、成長分だろう。それでもまだまだ非力さが残っているように思う。休み明けだとしても、あまりにも反応が無さ過ぎだったし、さらに京成杯のために一旦は遠征してきたものの、中止になり、馬体が減ったということで続行競馬の京成杯は回避した。どのくらい持ち直せているのかが読みづらい。また、今年の世代はディープ産駒が非常に手薄。ここまでの重賞を一つも勝っていない。先週のきさらぎ賞でも、ディープ産駒が1、2番人気に推されていたが、掲示板にすら乗れぬ惨敗。既に札幌2歳Sでコディーノの2着があるだけに、弱いとは言わないが、信頼していいものか判断しかねる。





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