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【東京6R】
◎6.ギンザブルースター
○16.ガイヤースヴェルト
▲14.ショウナンアズサ
注15.ベストウォーリア

 ここはある意味で困ったメンバー。指数上位のほとんどが、東京マイルという条件だとスピード面で疑問符が付く。それは、1800mで体力を示す勝ち方をした馬が多いため。当然中山1800mでスピード能力は計りきれないが、それなら、前走の時計は確かに速くはないが、決め手を評価し、ギンザブルースターを中心視する。
 相手には主に外枠の3頭。ガイヤースヴェルトは馬体そのものはこのクラスも十分通用する。前走のレースが雪の中でのもので、レースの評価が難しいが、再びビュイック騎手なら一応素材評価で。ショウナンアズサはマイルでも先行できるスピードがある。3走前は直線で完全に進路を塞がれてしまい、その間に勝ち馬に出し抜かれてしまった内容で、マイルでもスムーズだったら、という可能性は残す。ベストウォーリアは短距離から距離延長組みだが、これも判断が難しい。前走は展開が向いた部分もある。2走前はハナ争いが激しく、テン3F33.7秒で逃げては止まって当然。しかし、どちらかというと加速力のあるタイプではなく、大トビで体力押しの印象がある。展開次第だろう。


【東京11R】クイーンC
◎5.コレクターアイテム
○2.イリュミナンス
▲4.スイートサルサ

 ここは3頭の争いと見たい。まずはコレクターアイテム。ハーツクライ産駒らしく、まだ完成されているわけではないし、仕上がりもずっと余裕残しのままだったが、それでも世代上位のパフォーマンスを示している。一息入って仕上がりは鍵だが、アルテミスSと同じコースでなら1kg重くても中心視は揺るがない。その1kg差、そして使われている順調さを考えれば逆転があっても良いと思うのは、イリュミナンスとスイートサルサ。端的に言ってしまえば、イリュミナンスは不器用な馬なので、中山マイルという小回りコースで内目の枠では捌くのに苦労していた。広いコースになるのは確実にプラス材料。スイートサルサはデュランダル産駒にしてはカッチリとまとまった馬で、デキも良い。前走は中山マイルの大外枠16番。前残りの展開ではさすがにコースロスが大きかったが、0秒1差まで詰め寄る脚を見せた。じっくり構えられるコースの方が向きそうだし、条件好転は間違いない。





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