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先週はダートが外枠、芝が内枠、のようにハッキリ傾向が分かれていましたが、
実はそれと同時に活躍した騎手も、芝とダートで全く違っていましたね。
惰性のダートで上手くハマるように乗る騎手は、芝で瞬発力を活かせないなどの傾向があったのかもしれません。

★本日のメイン

中京11R
中京スポニチ賞
◎11.デンコウジュピター
○10.シェルエメール
▲7.ルアーズストリート
注6.ビッグスマイル
△8.ダイワスペシャル
△13.ウインスラッガー

外差しが決まるかどうかは、あくまで当日の馬場傾向ありき。
ただ、今の中京で上手く差せているのは、ある特定の一部騎手だけっぽいので、その点は注意しておきたいですね。

現時点では、降級馬のデンコウジュピターに期待。
やらせてみたら中京芝は全く問題なく走れるタイプであると同時に、好走が続けばしばらくその集中力に期待できる方なので、ある程度の計算は立ちます。
また、佐山調教師が3月で70歳になるため厩舎が解散間近。
昨年たった7勝だった厩舎が今年に入って既に2勝、(2‐2‐5‐11)で複勝率4割超えています。
もう大清算モードに入っているのは間違いないところでしょう。
中京日経賞は、勝った相手が正直ちょっと強かったという解釈。前走の花見小路特別は、まだ内伸びが残っていた馬場で大外枠。
ここを逃して小倉に期待したくても、小倉は1400mも1600mもありません。同時に開催している阪神コースは、この馬が不得意。
川須騎手も2度乗って両方好走して手に入れてるはずなので、ここで決めておきたい一番のチャンスだと思います。

中京が得意っぽく見えても、かなり小柄な牝馬が多いので、馬場がボロボロに荒れて強風が酷い時にパワーが活きるシーンになった時が注意。
シェルメールやルアーズストリートに印は回しますが、そこが心配どころですね。

京都11R
すばるS
◎3.アドバンスウェイ
○11.エアウルフ
▲10.マルカベンチャー
注12.フィールドシャイン

4歳、5歳馬がおらず高齢馬だらけ。
エアウルフも衰えこそありませんが、目標にされて別に粘らない淡泊な特性があります。
この馬が人気してもなあ…という部分は正直感じますね。
メンバー的に見て、差し脚安定していても差し込めない馬よりは、突然先行したらプレッシャーなしでスイスイ残ってしまった、というパターンに注意したい所。

現時点で気になるのは、ジャニュアリーS組。
正月の変則日程の影響で、時計を出すべき時にキチンと追ってないまま出走していた馬がチラホラいたためです。
実力がちゃんとあって、中山があまりハマらず京都コースが得意で、今回はキチンと追い切っている。そう言う馬は真っ当に見直すべきでしょう。

特に一番怪しいのは、メンバー中テン指数1位が出ているアドバンスウェイ。
元々逃げ馬稼業もしていましたし、京都コースは2勝2着2回と得意としている条件。小牧太騎手もこの馬で勝ったことがあります。
今回は一杯追いを3本以上も出していて、明らかに気配の違う内容。
また、内枠を引いた事が大ラッキーでしょう。この枠を上手く活かす競馬をすれば、終いの粘りは全く違うはず。
一度はマルカフリートを完封しているだけに、もう少し見直されるべき馬だと思います。
マルカベンチャーも、全く同等の調整過程で今回の方がプラス扱いしていいはず。まあ、この馬は毎回詰めの甘さを見せますが。
あるいは、鉄砲だったフィールドシャインも、前回はやや甘い仕上がりだったことは事実。おまけに向正面で不利を受け、流れに乗れませんでした。
2回走って両方大敗だった中山よりも、平坦の京都の方がいいはずです。今回は追い切りバッチリですしね。

東京11R
白嶺S
◎12.エーシンポルックス
▲16.サミットストーン
▲9.ニシノオウガイ
▲11.レッドヴァンクール

馬場が深い影響もあるのかもしれませんが、毎年意味のわからない所から突っ込んでくる追い込み馬がいて、配当を荒らすレースという印象。
昨年秋の府中でも、中山開催でも全く動けなかった馬が突然ここで動くんですから、ハンデの恩恵と特殊な馬場状態の助けを借りて、やっと動く部分があるんでしょう。
当日の馬体を見てから判断した方がいいと思いますが、まともに能力順で拾ってはいけないレースです。

一応現時点で注目しているのは上記の追い込み馬。
エーシンポルックスは栗東坂路1位を出してますね…。この馬は府中1戦1勝、近走の騎手も勝負気配ゼロでした。
ここになって調子のピークを合わせてきている馬は、特に怪しいと思います。






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