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京都10R
若駒S
◎1.メイケイペガスター

デイリー杯で1番人気を背負った馬ですが、内容としては展開負け。案の定である…と言われるようなものでしたね。
今回は距離延長で武豊騎手に乗り替わりとなります。
そして、こう言う時に絶対失敗しないのが武豊騎手のはず。
好位で折り合うなり、流れを読んで的確な仕掛けをするなり、能力あるけれどもピーキーなタイプで「上手く立ち回ってくれ」と要求されてる場面です。
最内枠を引いてどう操るかに注目しておきましょう。


★本日のメイン

中京11R
伊吹山特別
◎14.キタサンエピソード
○3.オレニホレルナヨ
▲10.メイショウハガクレ
注5.ヤマニンプチガトー
△16.タマモコントラバス
△7.フローラルホール

この他にも、前走が同情できる負けで見直ししたい馬がやたらと多いんですが、昨年末にあれだけ大外伸びになった中京芝。
まあ一度見ておかないと、当てに行く予想は無理ですね。
しかし、ここは冬場の末期メンバー。年末もずっと使いこまれていて上がり目のない古馬は、ここにきての上積みや大幅巻き返しに期待しにくい面があります。
前日にとりあえず評価しておきたいのは、まだ10戦以下で変わり身が十分見込める若い馬。その中でもキタサンエピソード。
履歴がまだ7戦と若く、上積みなんて相当ありそう。昇級直後の前走はハンデ戦で1番人気しましたが、直線で上手く捌けず追うの止めたもの。
橋口厩舎の上昇と同時の休み明け出走ですし、スピードなら全く負けていません。それを馬場次第でどう使うか、の競馬になるでしょう。

オレニホレルナヨも、1000mばかり使われていたせいで人気は落ちますが、1200mは全く問題ない馬です。
前回は相手がエバーローズなので、ちょっと着差が付いた負けでも仕方ない所、しかも直線競馬の1番枠で2着馬と0.1秒差のもの。実質負けとも言えません。
ここでまともな力がある馬だと思えば、十分買いでがあります。

あとはIDMは当然足りませんが、メイショウハガクレに期待感があります。
新馬戦を負けたのに格上挑戦でフェニックス賞を勝った逸材ながら、なぜか小倉2歳Sではなく新潟2歳に出てきて、しかも短距離に戻さず引き続いてはデイリー杯挑戦。
骨折でかなりのブランクとなりますが、厩舎がポテンシャルを認めていたのは間違いないでしょう。
追い切りはかなり動いているので、適距離に戻って再評価。

ガッダムアスカは、3kg減量込みの50kgを使って中山1200mの内を掬って勝った馬なので、持ち時計がどうこうではなく底力を軽視できます。
特別戦の斤量同斤なら、延々消しでいいはず。
ダイワスペシャルは非常にいい馬なんですが、2010年デビューで昇級してもかなりモタモタするタイプ。
数を使っていると言う弱みがあり、過去のIDM分しか力を出さないので、相手強化になってさらに上積みを期待しにくいタイプ。

中山11R
◎5.スターバリオン
○8.キングブレイク
▲10.フィールザラヴ
△12.セイカフォルテ
△6.ストロングバサラ

スターバリオンは、藤岡佑介騎手が乗っていない時はパーフェクトな成績です。
ハッキリ言ってこのクラスの馬でもないかも知れません。馬を素直に評価します。
常に腰甘タイプばかり輩出する藤岡健一厩舎ですが、中山のダートに出すなら1800mと決めているかのような厩舎。
厩舎のタイプからしても、このスタミナ条件ならと判断しているんでしょう。

ひとまずキングブレイクは評価。
そして、準オープンで頭打ちっぽくなっている馬よりも、昇級初戦組の方が人気していますが、実際その通りだと思うので、穴も昇級初戦組に期待。
フィールザラブはほとんど自前の能力だけで1000万アッサリ勝ってきた馬なので、ここで牡馬相手でも52kgならやれるのではないかと。

京都11R
京都牝馬S
◎11.アンチュラス
○10.ベストクルーズ
▲7.アスカトップレディ
注6.サクラクローバー
△9.フラワーロック
△5.クィーンズバーン

まず、直近の牝馬限定戦のオープン〜重賞を見直すと、ターコイズSは3歳馬(当時)が上位を独占。愛知杯は条件戦上がりの馬がワンツー。
もう、重賞を連戦して前走0.いくつなんていう馬に拘っている場合ではなく、物凄い勢いで勢力図が塗り替えられています。
もう1000万〜準オープンで戦っている牝馬と、オープンクラスで打ちのめされてコケコケになっている牝馬とでは、力差なんてゼロ。
アプリコットフィズやレディアルバローザは、昔の名前でだけで人気していることを意識しなければなりません。それで斤量を余分に背負って、勢いのある若い馬相手に抵抗しなければいけないんです。
まあここは、若い馬を評価すべき場面でしょう。

また、先週の京都は月曜日に重馬場となって、内側が随分掘れた様子。
あの日はまだ内有利の傾向が残っていましたが、さすがにもう内伸びは残っていないでしょう。
内有利を意識して今回出走している先行馬(エーシンメンフィスなど)がお互いに争い、スタミナ争いとなる展開も期待できます。

ここは格上挑戦してきて53kgで出ることを明らかに狙っているアンチュラスに期待。
鉄砲自体はあまり良くないタイプで叩き2走目で変わるというのを2走前に見せましたが、それが休み明けの1400mが叩き→追い切り強化して1600mで勝負という過程。
池添騎手が続けて乗ることもプラスと言えるでしょう。内有利の馬場のままだとちょっと苦労しますが、消耗戦の展開だとかなり信頼できるタイプなので。
まあシンザン記念でのヘミングウェイの乗り方がかなり見事だったので、あの通りでもいいです。

その他、京都の差し馬場で実績のある馬を評価したいのと、なるべく軽量54kgの方を優位に見ます。
ベストクルーズもこの格上挑戦は狙っているはず。重賞での実績もある馬。
アスカトップレディは、いろんなコースに挑戦しているんですが、どうにもこの京都しか走りません。追い切りはずっといいので、ここで巻き返しを。
サクラクローバーは今の勢いを維持できれば、ですね。厩舎にも期待しているので。






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