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京都10R
万葉S
◎3.エーシンジーライン

トラックバイアス恩恵に素直に乗っかれる逃げ馬。

もう日本の長距離路線からは、真っ当なステイヤーはいなくなっていますし、トウカイトリックのようなまともなステイヤーはスローペースの展開になると自力で勝てません。
昨年の3000m超級のレースを見ても、ゴールデンハインドやらケイアイドウソジンやらビートブラックやら、ワンチャンスをものにして恩恵を一身に享けた馬でないと逆に勝てない、というようになってます。
どの馬も上がり勝負向きの調教しかこなしてないので、そうなるのもやむを得ないでしょう。

だからこそ、このクラスの距離は「ステイヤーとしての実力はいかほどか」ではなくて、「どうやって(レース展開の中で生まれる)ラッキーを得るか」を考えた方が現実的なんですね。
タニノエポレットが実はこのメンバーなら2番手に取り付ける、そこから押し切る計算が立つ…かと思いきや、前に行ったところでスローペースで緩みっぱなしのレース展開だと、上手く上がりの脚を使えないと言うオチになると思うんです。

京都12R
◎3.ヴィクトリーマーチ

2走前の久多特別の時に推奨したように、良い条件のはずです。前回は不良馬場。
また、四位騎手からの乗り上がり激走が関西で大流行しているようなので、そのブームには乗り遅れないようにしたいですし。


★本日のメイン

中山11R
◎10.マルカバッケン
◎11.セレスハント
△2.トーホウチェイサー
△7.トシギャングスター
△15.キョウエイカルラ
△3.マルカバッケン

先行勢総崩れのレース展開なのに、前受けしてほとんど3着のようなレースをしたマルカバッケン。
昨年57.5kgを背負って勝ったティアップワイルドよりも、実績でも実力でも確実に上位なのに、ここ1年ほど期待値以下の走りを続けてるため57.5kgで出られるセレスハント。
まあこの2頭でしょう。
一応同じく凍結防止剤が入って時計の掛かる馬場ですが、カペラSのような先行勢総崩れの再現は見ません。

上がり目のない高齢馬だらけですが、スピードがそれほど必要ではないので、高齢馬に有利な条件だと考えてます。
エクセルシオールは前回逃げ馬断然有利の馬場でした。今回は条件が全く違います。

京都11R
シンザン記念
◎5.タマモベストプレイ
○2.エーシントップ
▲6.ネオウィズダム

京都金杯は、内ラチピッタリ通過していた馬のワンツースリーでしたね。下級条件の芝でも似たような決着が見られます。
それぐらい、内側が良すぎて道中外を回る馬が厳しい馬場なんでしょう。
大きく出遅れせずに、ピッタリセコ乗りができるタイプ、あるいはその枠にいる馬。
ま、シンザン記念は毎年同じアプローチが必要で、今年もそう言う馬場状態だということです。

とにかく赤枠以内に入った馬か、4〜6枠なら2番手に取り付ける行き脚がある馬。
これはほぼ展開予想参照でもいいはず。
期待は、タマモホットプレイの下で、外回りも問題ないはずのタマモベストプレイ。
南井厩舎もここ最近ランクが急上昇していますし、追い切りの動きも抜群に良かったです。
気を抜くシーンが見られるエーシントップよりは、集中力の差でこちらを。
この枠なら前回の反省活かして逃げるだろうエーシントップ。これは素直に巻き返し期待。
ネオウィズダムは、前回3コーナーで外に吹っ飛ぶようなコース取りをしていました。内を避けたと言うよりは馬の悪い気性が出たものと思いますが…。
馬具工夫して昨年のダービーを制した矢作厩舎ですし、何か当日適切な変更をして来るようなら要注意ですね。

カオスモスは力もありますし抜群の追い切りをしているんですが、この外枠があまりにもかわいそう。
レッドアリオンやアグネスキズナは、内なら拾いました。内の有力馬がよっぽど変な出遅れしない限りは、選ぶ順番で下がります。






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