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中山10R
◎8.ズンダモチ
○10.サマーソング

超巨漢馬有利なダートになってるようなので、同型がかなり被ったこのレースは差し馬狙い。
真っ先に注目したいのはズンダモチ。
この馬、京都のレースを3戦見ましたが、上がりの速いレースにハマりそうな気がしません。
馬力と惰性が利く中山のハイラップなら、100%が出るタイプでは。
サマーソングは1200mでもう一回見直し。田中勝春騎手が連続騎乗となるのもポジティブに捉えます。


★本日のメイン

中山11R
朝日杯FS
◎9.エーシントップ
○5.コディーノ
▲14.ロゴタイプ
注8.クラウンレガーロ
△16.ノウレッジ

ホント最近は、今が能力ピーク・デキピークというだけの馬が勝つことは少なくなりましたね。
朝日杯に出走した馬は、3歳の春や古馬になっても重賞を勝ち負けするのがほとんど。
最近のラジオNIKKEI賞の体たらくを見ていると、むしろこちらの方が能力選定レースとしてちゃんと機能してると思いますし、最優秀2歳馬はこのレースを勝った馬で確かに妥当だと感じます。
なので、レースとして能力がちゃんと抜けてないとキツイというのはあるはず。
朝日杯で内枠を引いたから勝てた、というような馬は逆にいないと思います。

なので、朝日杯の事前分析で世間が1番人気に押し上げた馬は、全く崩れません。同時に2番人気の安定感も指摘しておきたい所。
直前の重賞を制した馬はまず認めておいて、「このレースはこれだけ不利があった、だから相手が強化しても底力あるから戦える」という世間の盲点を突くようなやり方でないと、指数に出て来ない穴は拾えません。
そう言うのと同じ文脈で、勝つ場合は圧勝すべきだったり、あるいは相手にハンデを与えつつ勝ったような妙なレース振りをしてないと、評価はしにくいと。

「いい負け方」という部分で巻き返しを期待したいのは、クラウンレガーロとノウレッジ。
クラウンレガーロは、ローテーションも非常に厳しいんですよね。最初の小倉2歳Sが連闘、続くデイリー杯は反動が残って軽い調整の中で大幅な距離延長。
多少出入りの激しい展開になったのに、よくぞ直線で踏ん張ったなと思います。
日吉厩舎なのでこの馬と併せ馬できる上位馬がいないほど、厩舎的なあと一押しは期待できません。しかし、馬の単体能力で上位入線はできるのではないかと。
ノウレッジは大外枠が残念ですが、これも新潟2歳激走の過程が良いという評価。京王杯は、馬群がバラけず仕掛けが遅れながらも上がり最速。
こう言う履歴なので、チョイ外ぐらいなら一番良かったんですが、決して大外枠も最悪ではありません。揉まれない分可能性は見てもいいでしょう。

コディーノの完成度が高いのは百も承知ですが、後先ならエーシントップの破壊力に期待してみたいところです。
昔、サンデー全盛となる前の外国産馬全盛の時代は、こういうタイプの○外が活躍していたと思うんですよ。
追い切りから古馬顔負けの時計を出し、レースでは2枚はボリュームが違う馬体で出てきて、レースは逃げ先行外捲りと暴力的な競馬で4角先頭押し切りを決めまくる。
サンデーの力が落ちて来た昨今なら、追い切り内容がストレートに結果に反映されやすくなってきた時代なのかなとも思います。


中京11R
中京日経賞
◎7.モンテフジサン
○8.メロート
▲2.ターフェル
△6.マックスドリーム
△13.ドリームトレイン
△3.ニジブルーム

土曜日にエーシンメンフィスのような半ダート系巨体馬が勝ちましたが、今の中京は結構パワータイプに有利です。
北風が吹き荒れて道中常に風に振られっぱなし、しかも直線が長い。コーナーワークの良さが全部殺されて、よーいドンというよりは消耗しつつ直線に向かう格好。
瞬発力のセンスよりも、馬体を保持する馬力が必要な状況のように思えます。

狙いは上位◎○▲。
モンテフジサンは馬体が絞れての復調もありますが、サンデー有利の状況でなければ逆に息を吹き返すタイプ。今の中京は一番ハマる場面では?
また、松山厩舎は来年3月に解散なので、ここ最近多頭出しや積極遠征が目立つように思います。
中山コースの好走歴があるにもかかわらず、ここに出すと言うことは、それなりに意図があるんでしょう。
メロートは昔は1400mを勝ってた馬。3走前に中距離を勝てたのは降級だから。
ここ数戦まともな乗り方とは思えない内容だったのと、本質的に距離は長いだろうと。中京地元馬主というのもポイント。
ターフェルはブリンカーを装着したこの3戦のレース内容が一変と言えるもの。
中京を勝ってることも意義がありますし、そもそも上で楽に通用する馬体の馬なので。


阪神11R
ベテルギウスS
◎6.メテオロロジスト
○10.タガノロックオン
▲7.ナリタシルクロード
△2.ハートビートソング
△13.マカニビスティー

長期休養明けからの叩き3戦目で適距離出走。メテオロロジストが止まらず押し切り濃厚に見えます。あるいは一騎打ちかと。
まあそもそもペルセウスS激走したのがおまけみたいなもので、本来はここで逃げてこそのローテーションだったんでしょう。
ナリタシルクロードは、ポテンシャルなら通用すると思うんですが、仕上がりが果たしてどうか。
バッチリ仕上がってるらしいハートビートソングも要注意。オッズの動きを注視しておきたいですね。






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