スタッフコラム一覧へ戻る



【中山7R】
◎3.ヤンキーソヴリン
○13.マイネルクロップ

 マイネルクロップはこの時期で既に52秒台で走破するスピードがある。これはこれで凄いことだと思います。いくら時計が出る条件が揃っているとはいえども。なので、これを否定するものではありません。土曜の中山ダートは比較的馬場が軽いのか、前がなかなか止まりませんでした。スピードが通用する馬場なので、それなら下げようがない。ですが、期待としてはヤンキーソヴリン。馬体にある意味での「遊び」がなく、本来は東京より中山の方がいいはず。それでいて東京でも勝てるスピードを示しているのはプラス。


【中山11R】カペラS
◎15.ティアップワイルド
○3.スリーボストン
▲9.シルクフォーチュン
注7.トシキャンディ
△4.セイクリムズン

 前走は58kgを背負って勝ちきったティアップワイルド。この条件は大得意でカペラSも過去2年連続で差の無い2着。今回も2着という可能性はありますが、中心で考えるならやはりこの馬でしょう。土曜の馬場も考慮すれば、相手はスリーボストンが筆頭。きちんとスピードがあって前に行ける馬。このクラスだと良馬場でも普通に9秒台が出るので、確り勝ちきるためにはもうほんの少し時計は詰めたいところ。馬場状況が向いているとは言いがたいものの、シルクフォーチュンは末脚堅実なタイプ。それなら許容できます。Hペースにはなるでしょうし、展開が向く可能性は十分あるはず。セイクリムズンは一昨年の勝ち馬。さらに近走は地方交流重賞で非常に充実した成績。相手が弱かった分もあるかもしれませんが、一時期の詰めの甘さは解消された感も。ただ58kgはさすがに不利。穴ならトシキャンディ。レコード勝ちのプロキオンSは驚きでしたが、1200mに戻るなら見直しは必要なはず。特に前走は芝ですし。時計的にはなんとか足りて良さそう。エーシンウェズンは素材は良いんですが、さすがに1200m経験すら無いというのはちょっと。同じことがタイセイシュバリエにも言えます。1200で3勝、4勝、またはそれ以上挙げている馬がこれだけ揃っているレースで、1400mのようなペースは絶対に望めません。


【中山12R】
◎6.ヴィオラーネ
○7.クラウドチェンバー
▲3.ステルミナート
注12.ダンシングハバナ

 休み明けの馬以外は全て前走秋の福島で見ている馬。よくもこんな番組になったものですね。ですが、狙いたいのは休み明けの方。ヴィオラーネは細身の牝馬なんですが、スピード性能はしっかりしているので、500万なら勝てる器。近4走の履歴の中で唯一崩れているジュニアCは当時(今も?)絶不調の藤田騎手が乗っていた時。それ以外は非常に堅実に走っていました。指数的にも足りて良いはず。クラウドチェンバーは上がりが掛からないとダメなので当然今の中山なら。
 前走も不思議でしたが、これだけ抜群の先行力、安定感を示しているにも関わらず、人気にならないステルミナート。普通こういうのは毎度人気になって勝切れず、詰めが甘いとか言われてしまうパターンだと思っていましたが。同型としてルナがいますが、ルナはハナ条件なのに対し、こちらは加速性能が低いだけでハナ条件ではありません。枠的にもルナは今回楽というわけにはいかないのでは。福島組は確かにそれぞれ興味をひかれる部分はあるんですが、そっちに着目すると収集が付かないので、休み明けの馬に注目するスタンスで。




スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||