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★本日のメイン

中山11R
ターコイズS
◎7.アミカブルナンバー
○13.クッカーニャ
▲14.トーセンベニザクラ
△10.マイネエポナ
△9.ミッドサマーフェア

土曜日の開催中に降った雨がどれだけ影響するかも一つポイントかも。
スッカリ水が抜けていれば、通常の高速馬場、前で粘る馬優先で考えるべきでしょう。
しかしまあ、内枠に斤量の重たい馬が集まり、先行集団にも妙な抜き差しがあるように思います。
機動力重視で軽量の馬を考えてみるべきでしょうか。

それともう一つポイントは、騎手の乗り替わりと連続騎乗のこと。
阪神でG1が行われる裏開催のオープン。しかも牝馬限定のハンデ戦というレースの性質的に、クラシック戦線帰りの馬も多いです。
ミッドサマーフェアのように、普段の主戦騎手で今回も…とは、よっぽど巡り合わせが良くないとこうなりません。
クラシックにまで行った馬だから、早くから予定を入れている場合は別として、条件戦上がりの馬だとよっぽど勝負気配があってのことと感じました。

それが今回のアミカブルナンバーの柴田善臣騎手。
鈴木康弘厩舎としては、最近いろんな馬を整理した結果この馬が現在の一番馬。1000万クラスを勝ったばかりの馬が、です。
そして今回のレース出走を決めたのは、多分レース勝利後でしょう。そしてそこで柴田善臣騎手に言うわけです。「51kgで出てくれないか」と。
まあ柴田善臣騎手もジャパンカップダートに乗り鞍があるわけではないんですが、それでもハンデ51kgで出るのは10年以上も昔ですよね。
いかにも、この馬と心中という意気込みが感じられます。
厩舎に勢いをつけるためにも、ここは勝ち負けしたい場面でしょう。

クッカーニャは、中間の追い切りが抜群に良く、中2週なのに直前水曜の追い切りは栗東坂路4位だそうで。
この日の坂路タイム上位2頭はロードカナロアとカレンチャン。相当価値の高いものでは?
体型的には中山マイルがハマる馬とは思ってませんが、前走も大していい条件だと思っていなかったので、充実一途の馬の格上挑戦51kgを評価しました。
(吉田豊騎手はこの斤量は楽に乗れます)

その他では、重賞を勝った舞台に戻り、中間の追い切りもかなり持ち直しているトーセンベニザクラ。
どうしてもレース展開が欲しい所なので確信は持ち切れませんが、いい条件にいい騎手いい状態で出て来れることは確か。

ミッドサマーフェアは、蛯名騎手が引き続き乗りますが、中山マイルは黄梅賞のようにあまりハマりません。
絶好調の鞍上が強引に持ってきて、どこまでといったところでしょう。

中京11R
浜松S
◎11.オールブランニュー
○10.アグネスウイッシュ
▲14.エイシンキンチェム
△15.オーシャンカレント
△2.ニシノビークイック

先行馬がいくら工夫しても、ゴールまで坂もありますし余裕もある分、どうやっても捕まってしまう相変わらずのコースのよう。
別のコースだったらメモリアルイヤーも推せるんですが…。
ここは素直に上がり最速馬か、IDM上位馬を。

相変わらずいつも良い脚を使っているのに、阪神も京都もハマらないオールブランニューの出番のはず。
ダートから芝に替わって、連勝したての時に今の中京を経験してみたかったはずです。
鞍上がチョコチョコと替わっているのも一つ問題なんでしょうけど…。
追い切り指数が安定してきてから変な不発がなくなってきた馬のように思います。

アグネスウイッシュは、武豊騎手じゃないとああ上手くハマらない可能性も少しあるので、あんまり過信はしたくないです。
その他では、エイシンキンチェムの変わり身に少し注意。前走はまあ、確かに変な出遅れでした。
喉鳴りのことをあまり言われなくなったっぽいので、本領の短距離路線に戻ってくれば復調は見せるでしょう。
容量ある体つきなので、あの成績のままの早熟ではないはずですから。
実際前走はかなりの体になっていて、太いと言われるほどではないんです。追い切りもちょっといい感じ。

阪神11R
ジャパンカップダート
◎7.トランセンド
○15.ソリタリーキング
▲8.イジゲン
注13.グレープブランデー
△1.ハタノヴァンクール
△6.ナムラタイタン

トランセンドの3連覇が一番の期待。
ローマンレジェンドが1番人気している時点で、世代論って一体何だったの?という話になりますし、エスポワールシチーを買うのであればその人に昨年ぶっちぎったトランセンドはどうなの?と。

まず、ひとまずの追い切り過程は、昨年と一緒ぐらいのトーンで来ています。
とにかく今年の成績が悪いことが一番のマイナス材料なんですが、
フェブラリーSは思わぬ馬が逃げて先行勢総崩れ+ワイルドラッシュ産駒全滅していた馬場。
ドバイワールドカップは例の通りペースを楽させてもらえず、勝ち馬が強すぎ。
そしてJBCは半年以上の休み明けのもの。おまけに追い切りかなり動くこの馬が体調不十分、序盤に逃げられず途中で何度もスパートが生じるジグザグラップのもの。
最初逃げられなくてスタンド前で一度抵抗、そして2周目向正面でやっと立てるかと思ったタイミングで、今度はソリタリーキングとシビルウォーにまんまと捲られ。
そのタイミングでポケットにいて、仕掛けず息を潜めていたワンダーアキュートは、かなりレース展開が向いたというものだったんです。
そもそもトランセンドは、相手関係もありますが2000m以上の距離は未だに勝利なしの、淡泊なワンペース逃げ馬。
距離も長い上に、道中で仕掛けもやたらと入る小回りの2100mで、敢えて勝負しに行く理由がそもそもありません。
やはり大得意な舞台の阪神1800m、相手次第ではレース展開も楽になるこのジャパンカップダートでこそでしょう。
一叩きしてローテーションは絶好、前回がキツすぎる条件だったので息も入り単騎も可能となれば、こここそが買い時。
東京大賞典やフェブラリーSはハマらない馬ですからね。

ソリタリーキングは、前回の乗り方に結構不満もあるので、今回真っ当に走れる条件で巻き返しという狙い。
馬体も引き続き順調。石坂厩舎のG1レベルの仕上げに期待する方針。
イジゲンはフェブラリーSの方がいいとはわかっていても、消しません。中間のゲート練習が実を結べば。
その他、みやこSで外枠だった馬の巻き返しが穴。
あのレースはかなり速いラップで3〜4コーナーを回ったので、ハロン11秒台を刻まないと押し上げて行けないレース展開でした。
休み明けの仕上げでそんな動きができる馬はいません。
道中の動きをせず、阪神の坂で押し切る形の方がハマるハタノヴァンクールやグレープブランデーに期待したい所。
そのみやこSで内を通っていたローマンレジェンドは、いい条件ばかり使ってて連勝してきた馬です。
騎手がこのタイミングで変わり、追い切りがイマイチで、今度は真っ当なイーブン条件となると、期待値は下がると見ています。
ナムラタイタンは中間の追い切りが抜群。前走は落馬明けで相当騎手がビビって乗ってました。先行できるようなら見直しも。





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