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【中山11R】ステイヤーズS
◎10.ケイアイドウソジン
○12.メイショウウズシオ
注1.マイネルキッツ
注2.フォゲッタブル
△14.ナンデヤネン


 基本的に内回り2周ということで内枠が有利なレースなので、揃って内枠に収まったこのレース勝ち馬のマイネルキッツとフォゲッタブルは抑えます。近走がどんなに成績悪くても、ここだけ走るなんてパターンはステイヤーには多い。年齢も特に関係ありません。さすがに9歳はどうか…、なんて思うものですが、そこは気にしない方針で。実際9歳馬の連対なんて年もあります。

 期待したいのはケイアイドウソジンとメイショウウズシオ。ケイアイドウソジンは前走楽鉄していたようですね。あの馬場でそれではまず無理でしょうし、そうでなくても、内を回る逃げ先行馬が4角を回りきることすらできずにバテてしまう馬場でした。相変わらずステイヤーだなんて思ってませんが、一応ダイヤモンドS勝ち馬ですし、今年のメンバーはダイヤモンドSより弱いでしょう。ギュスターヴクライとか居ないわけですから。
 割れているとはいえども、メイショウウズシオが基準1番人気というのは驚きですが、これは体型的に長距離は向くはず。2000mでも本質的には距離不足だと思います。いっそこのくらいの大幅な距離延長で狙いたい。

 大穴ということならナンデヤネン。デキは抜群。前走は詰まって仕掛けが遅れた分。距離もこなせないことはないと思います。ただもちろん、1000万下すら勝ってない馬。1600万下からの格上挑戦で連対を果たした例はありますが、さすがに1000万条件の身ではどうでしょうか。ダイヤモンドSではそういう例が過去ありましたが、ハンデ戦で軽ハンデをもらってのもの。定量GUでは厳しいと考えるのが普通です。そもそも、デキが良いからといってそれが結果に繋がるレースでもないですし。

 デスペラードは、さすがに芝2000m以上の経験ゼロというのは、それはそれで過去に例がない。それで人気というのならむしろ切る方が効率はいいはず。ネオブラックダイヤは習志野Sの時にも指摘したんですが、この馬の中山での4回の連対は全て外回りを用いる2200mでのもの。内回りをこなす器用さはなかった、というのが習志野Sの結果でしょう。ましてやそれを2周もするとなると。


【中京9R】
◎16.サウスビクトル

 春はものすごく時計が掛かる馬場。夏は速い時計も出るようでしたが、時にはかなり時計が掛かるときも。まだ不安定な状態で、中京に関しては蓋を開けてみないとわからないわけですが、期待したいのはサウスビクトル。前走は福島最終日の最終Rという、最も馬場が荒れきっていた状態。そんなところで1枠1番という不運。どんなに馬が良くたって、デキが良くたって、絶対無理な状況でした。馬場が普通というだけでもうプラスです。外枠がどうなのかわかりませんが、不利なバイアスでなければ。


【中京12R】犬山特別
◎5.ハッピーアビラ

 前走は行きたがっていましたが、外枠で壁を作れず、結果ずっと大外を回る形になってしまい、ロスの差が結果にも出てしまいました。この枠なら壁は作れるはず。上手く溜めることができれば終いは脚を使える馬なので。





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