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★本日のメイン

中山11R
ステイヤーズS
◎7.ネオブラックダイヤ
○1.マイネルキッツ
△2.フォゲッタブル
△3.セイカプレスト
△8.デスペラード

そこまで目立った頭数が登録したわけではありませんが、今年のステイヤーズSはレベルが低い方でしょう。
1000万にいた馬が2頭も出走できて、準オープン上がりの馬も3頭。
過去2走で2桁着順負けを喫している馬が9頭。
いかにもオープン滞留組の不調ぶりが窺える内容です。
こう言うタイミングで、調子の悪い実績馬を選ぶのか、適性不明でも好調馬を選ぶのかという選択がまず必要でしょう。

ここで判断の基準にしたいのが厩舎ランク。
ネオブラックダイヤの鹿戸雄一厩舎は、ここ最近かなりランクが上がってきたのですが、「勝ち負けの実績を重ね、馬の先行きや伸びしろがわかるようになると、同時に周りが見える」という現象に期待したいところ。

要するに、
・馬をいい状態に押し上げることができると、勝ててる馬の状態を把握することができる。
・するとさらに、その馬の通用ボーダーも感じ取れる。
・またさらに、最高効率で稼げる番組がどれなのかが見えてきて、馬の能力がギリギリ通用するような、適切な番組を選べるようになる。
という三段論法です。

ネオブラックダイヤと鹿戸雄一厩舎の関係は、厩舎のランクが上昇すると同時に馬の状態が上がってきて、今回は厩舎の上昇幅の大きいタイミングで2段格上挑戦を決めたと言う部分がポイントです。
今回のメンバーはどう見ても、例年と比べて勢いのない関西馬ばかりで、仕方なく中距離馬が人気している状況。
だいたいこう言った「この番組の出走馬は何だか怪しいぞ」というムードは、1ヶ月半ぐらい前からわかるそうです。エージェントの努力の結果でしょうけど。
そして登録状況を見据え、相手を比較し、確信しつつの出走が、今回の2段格上挑戦ということだと思うんです。

ネオブラックダイヤ自身、飛節がかなり立っていて、どうしても脚の使い方が難しい特性があるんですが、上のクラスに行っても大崩れしなかった馬です。
そして中山も得意、距離延びて全く問題なし。勢いが付いた今こそ、過去の名前だけで走っている馬を蹴散らせる力関係だと厩舎は見たんでしょう。

マイネルキッツやフォゲッタブルは、追い切りを見る限りどうしても絶好調の頃には戻れないようです。
それならば、近走単純に好調、あるいは上のクラスで勝ち負けした実績がある馬を拾った方が良いはず。
セイカプレストはいい枠を引きました。誤魔化せれば長距離も問題ないタイプですし、動きからは十分通用します。

中京11R
金鯱賞
◎3.コスモオオゾラ
○10.サトノギャラント
▲6.オーシャンブルー
△7.エアソミュール

適条件に戻ったコスモオオゾラを素直に評価。
戦った相手を考えれば、このメンバーなら楽勝しても良いレベルです。
その他、最近格上挑戦をしてきた馬は、もう好き嫌いのレベルになってしまうので、敢えてここでウダウダ言いません。
皐月賞やダービーのレベルが高いと素直に信じます。展開もいいはずでしょう。

オーシャンブルーは、前回僅かに坂で不利。
エアソミュールは強い相手と戦ってさらに伸ばせるタイプなのかどうか….

京都11R
堺S
◎5.ジョーメテオ
○6.クラシカルノヴァ
△2.セイカプリコーン
△1.グッドカレラ
△11.バトードール

ジョーメテオが前走経験した、1分36秒8というのは、かなり速いタイムでの決着だったはず。
それを上がり最速で差してきたジョーメテオは、絶対に次につながるはずです。
元より、鉄砲はあまり上手くなく、叩き2〜3戦目で一変してきた馬。
2100mを流行らそうと思っても、当のジョーメテオ自体が大して伸びの良さがない…。となると、バランス良くを前提とするなら、やはり1800mでこそとなるんでしょう。
今回のジョーメテオは、頭まで見据えて考えられるはずです。

その他、追い切りでとんでもない時計を出しているセイカプリコーンに注意。





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