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東京9R
キャピタルS
◎3.ファイアーフロート
○18.サンディエゴシチー
▲11.シルクアーネスト
▲16.トーセンレーヴ


JCの裏、というよりも同一日同一開催での高額レースというのは、JCと全く関係ない騎手・厩舎の本気モードを狙うのがまあ王道の考え方。
それなら、前走のレース振りや、中間の追い切り過程からだと完全に復調気配と思えるファイアーフロートかと。
信越Sの同路線ですが、サンディエゴシチーもそうですね。サンディエゴシチーは2年前に激走した条件ですし。
どちらも、厩舎ランクの比較としては低くなりますね。地味厩舎+地味騎手。しかし過程は完璧というコンビ。

シルクアーネストは、池添騎手がWSJS捨ててるぐらいやる気ないようなら、むしろ逆に評価したいですね。
トーセンレーヴは前回追い切り良かったんですが、大外枠から張り出されて変な隊列になって、差し馬は不利なレースでした。まあこれは巻き返しを期待していいでしょう。

★本日のメイン

京都12R
太秦S
◎5.ファリダット
○16.トキノフウジン
▲2.ゴールドバシリスク

ファリダットは最近結構反応鈍くなってきてて、佐藤哲三騎手も落馬負傷と悪い流れが続いていますが、個人的に福永騎手なら文句ありません。
ゲートは出ますし、クリスタルボーイとアーリーロブスト、アースサウンドが競るので、前も速いはず。
ここは真っ当に差し・追い込み馬を評価しておきます。

東京11R
ジャパンカップ
◎17.オルフェーヴル
○13.ルーラーシップ
▲10.ダークシャドウ
注8.エイシンフラッシュ
△3.ジャガーメイル

天皇賞(春)でコケた時とまた似たようなシチュエーションになってますね。
高速馬場、1枠にビートブラック&大外枠にオルフェーヴル配置。
しかし、今回は十分実績のある2400mですし、一度ああいう失敗をしたので反省もあるはずで、さらには池江泰寿厩舎のランクも問題ありません。
凱旋門賞帰りの馬の体調が抜群であるわけはないんですが、宝塚記念よりマシなら十分です。
オルフェーヴルに関しては、体調8分でも勝てた実績がある馬だけに、その辺りを基準に考えるべきなんですよね。
欧州の芝に適合してしまって、高速馬場が全く合わない体型に変わっているようなら、当日また考え直したいと思いますが。

そして相手は、天皇賞(秋)で十分見直しの利く負け方をしている馬を素直に評価します。
前走時点で完全にスピード負け・完全にレースを止めた、そんな着順だったりレース振りだったりの馬は、あっても3着か4着まで。
なのでジャパンカップで大荒れの可能性は、実際はほとんどありません。若い世代の実績不足の馬が、ムードで1番人気している時に咎めるぐらいでしょう。

ジェンティルドンナは、過程としてはほぼ問題ないんですが、石坂厩舎のランクが大きく下がっているのが一番の不安材料。
秋華賞当時と一緒のデキだとは思いませんけども、それでも一押しが足りないかもしれないので、相手が突然強化となるこの場面で評価はしたくないですね。
フェノーメノも同様。スローペース濃厚のこの場面で、トビが大きいパワータイプだと厳しい可能性が高いと思います。

とにかく今年は、いつも通りに日本馬の方が数は多いんですが、日本人騎手が7人、他外人騎手が10人。
展開を誰にリードされるのか、という問題がありますね。
昨年は安藤勝己騎手が3コーナーで大捲りを入れることで、緩急の幅が大きいラップを作り出し、日本の瞬発力有利なように持ち込めました。
しかし、ビートブラックの淡泊な先行だと、思わぬ馬が紛れて来る可能性があるかも知れません。
ソレミアはほとんどデキがないようですし、他の外国馬もスピード不足で、そういった外様にチャンスはないように思えるのですが…。
まあ、ちゃんと総合力が問われるいいレースになるよう、期待していますが。






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