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東京8R
◎14.ゴールデンクラウン

そりゃダート馬ですよ。
今回は買い要素ありすぎです。騎手だけでなく、中間の追い切りまで上向いています。
サトノレオパードは、11月3走目。藤沢厩舎にしては変な無茶しすぎじゃないですかねえ…。
2走前よりもデキが落ちているのは間違いないと見ています。ペリエ騎手が56kgというのもどうでしょ、騎手の体調も気がかり。

★本日のメイン

東京11R
◎3.プランスデトワール
○7.トゥザサミット
▲1.アラフネ
注9.ブラボースキー

このレースはランク設定(A〜D)がちょっとおかしいような…。
まあそれはともかくとして、東京芝1400mが超スロー傾向となるのは、騎手のせいという説を唱えたいと思います。
全員がスタートをバッチリ決めて、道中のペースに一切隙がなくなると、東京芝1400mというのはちゃんと重賞級の持続力要素が求められるんです。
条件戦の場合は18頭フルゲートになるなどいろいろ装置が欲しい所ですが、カトルズリップスやルリニガナがいて、あるいはシルクウェッジやニンジャ、クリーンエコロジーのような馬がいて…となれば、途中捲って動くような馬がいてもおかしくありません。
こうなってやっと、プランスデトワールの出番が来るはず。本領出せばちゃんと弾ける馬のはずなんです。

そしてそういう展開なら、府中のハイラップで弾けた実績があるトゥザサミットが狙い。
前走促して前に行ったことは、展開や隊列的には正解ですが、ああいうペースだと脚が溜まりません。
相当評判が高いビュイック騎手の騎乗ぶりにも期待しています。

ちなみに、府中でそう言うタフネスと瞬発力を求められる展開だと見ているので、ノーザンダンサーは必須かなと。
系統的にサンデーの位置が近く、同時にノーザンダンサーの色も濃いアラフネとブラボースキーは拾っておきます。
58kg戦だと、こう言う馬はいいんですよね。

京都11R
京阪杯
◎15.スプリングサンダー
○3.スギノエンデバー
▲11.ビウイッチアス
注10.エーシンヴァーゴウ
△14.エーシンホワイティ
△2.グランプリエンゼル

サドンストームが人気するようで、正直何を言ってるの?という気持ちですが…。
テイエムオオタカが2度好走しているのもやや反則だと感じる所。
この間のマイルCSもそうですが、京都開催はかなり馬場が悪化するのが速かった分、上級クラス短距離でも前半スローの展開が結構多かったようですね。
逃げ馬が楽々残るというより、脚を溜められる先行馬にとっては、天国のような状況だったかと。
なので、レース展開として「それって短距離オープンとしてどうなの?」という展開が多かったと思うんです。

全体を通して気付くのは、夏のローカルや阪神重賞からオープンに降りてきた馬の好走が目立つこと。
エーシンホワイティやジュエルオブナイルなどは典型的ですね。
強敵相手に激しいペースになったら、ワンミスや馬場不利が最後まで響いて全く力を出せず。
そしてペースが緩んで追走が楽になる相手関係に替わると、やっぱり実力はあるので、そのタイミングで好走。
サドンストームなども、その例に漏れず、相手が楽なメンバーになって着順を上げたのが明らかです。

そしてここは、テイエムオオタカだけではなくハクサンムーンやパドトロワが一堂に集合し、頭数も18頭揃ってしまってます。
明らかにキツイ展開になるのは間違いない所でしょう。ハクサンムーンは夏場の追い切り水準がありませんし、まだ途上だと見ているのでこれもバテるはず。
今回の展開と今回の人気馬の事情とを組み合わせて考えると、京都開催の間にペースの楽なオープンで勝ち負けしていた馬は、今回加点する要素がどこにもありません。
むしろ、「京都オープン組が楽な競馬をしていた間、重賞の格上相手に分の悪い勝負をしていた」「履歴のタイミングの問題で、そのようなG1級レースから今回は相手が落ちる」馬を加点と見るべき場面です。

というわけで、狙いはスプリングサンダー。
CBC賞でまともな重賞級相手にスプリントでも通用する能力を証明
 ↓
完全に前が残る尻上がりラップだったキーンランドCは、外枠の不利大
 ↓
1分6秒台決着だったスプリンターズSは、時計不足で相手も強い
 ↓
テイエムオオタカが遅いペースで逃げたスワンSは、差し馬に全く流れが向かず
(勝ったグランプリボスだけが格上だったレース)
 ↓
末期馬場の京都で、フルゲートの頭数とそれなりの逃げ先行馬が揃い、差し馬向きの流れ

で見事にハマりそう。
スプリント路線としての流れでも、かなりの強敵相手に戦ってきて、今回が随分相手が楽になるというのもいいはず。

その他、ちょっと間隔は開きましたが、スギノエンデバーも同じことが言えます。
北九州記念を勝ち、セントウルSで相手が強化、今回は通用ボーダーが下がるタイミングです。
そして、大穴でビウイッチアスを。
この馬は福島のハイペースを押し切ったり、その前だとフィリーズレビューで2着したように前傾ラップ得意なタイプ。
札幌キーンランドCと京都のオープン2戦は、尻上がりにラップが速くなる速力戦で、全く逆のベクトルのレースでした。
前走は直線でモタれて詰まってるようなレースでしたし、今回は消耗戦ラップになるはず。
オープンでの同路線馬ですが、巻き返しは結構大きいのではないかと。

エーシンヴァーゴウは追い切りで相当動きましたが、あまりにも冬場がダメなので、まだ半信半疑の扱いですか。
まあ拾っているのが大穴ばかりなので、配当的に点数を増やしてもいいのですが。
それよりは、昨年このレースで2着しているグランプリエンゼルをコース適性で押さえた方がいいかと。






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