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【福島3R】
◎14.フェートグランド
○4.スギノハルバード
△12.セラミックアート
▲6.ミシシッピデルタ

 さすがにこのメンバーならフェートグランドは上位になります。新潟や東京のような上がりが速いところでは微妙に足りない結果。福島ならあって良いでしょう。加速が遅いのは分かっているので、吉田隼人騎手ならすんなり先行させるかも。
 他はどれもこれもという感じ。テイエムレンジャーも決め手は相当ジリっぽそう。完成度という意味ではスギノハルバードに期待。前走は4角でも待っていたら外からフューチャステップに被せられ、進路を消されてしまいました。先週を見ても、大野騎手は勝負所でもワンテンポ動くのが遅いというか、手応えがあると待ってしまって、結果届かずというレースをしていましたが、さすがに前走の反省は活かして欲しい。出来は良いです。一方、フューチャステップは馬体的にはまだまだ未完成で、正直前走のままだと褒めるところが無い。大幅な上積みが必要だと思いますが、それを可能にしてしまう技術はある厩舎、ということですか。当日見比べて良ければ、というところ。
 穴ならフェートグランド同様、速い上がりで苦戦していたミシシッピデルタ。まだまだチチカステナンゴ産駒も未知数なところがありますし、気は配っておきたい。前走リアルマイスター組はレコード決着でしたが、結構ペースは厳しかったもの。前に行って止まった馬は見直しておきたい。ただ、タガノバスターもマイネルオードビーも腰が甘過ぎ流れ込みしかできないタイプ。いくら福島といってもまだ馬場は良いので、しっかり我慢できるタイプを選びたい。それならセラミックアート、ということに。


【福島6R】
◎8.アスコットシチー
○9.トップフライアー
▲2.デイブレイク
注14.シャトルアップ
△11.トーセンナスクラ

 若手戦ですが、馬の方はそこそこ興味のある馬が多く集まったレース。その中でならアスコットシチーに期待。出来が良いというのもありますし、中井騎手から菱田騎手への乗り替わりでも、特にマイナスではないと考えます。菱田騎手も結果では中井騎手に遅れをとっていますが、騎乗内容自体は悪くないです。先週のベルニーニなんかは上手いとさえ思いました。馬の力で勝ったものの、待ちすぎて仕掛け遅れの形になってしまった横山和騎手よりは。そんな横山和騎手が乗るトップフライアーも腰が良くなって、出来も良い。変なことは考えずに同じ競馬をしてくれれば十分です。
 他も大体、騎手の成績を見渡して見ると、嶋田騎手も復帰後は少しずつ勝ちを重ねていますし、以前程の不調ではない様子。デイブレイク自身が福島得意ですし、他有力馬と比べてこの枠ならチャンスはあるはず。展開も向く可能性はあるでしょう。上記2頭に加え、他にも逃げ先行馬が揃っているので。シャトルアップもそんな逃げ先行馬のうちの一頭。相変わらず腰の甘さは目立っていますが、出来良くスピードはあるのでポンと走っても驚けません。
 能力的には全く劣らないトーセンナスクラですが、これは騎手で下げたい。既に減量の取れている荻野騎手ですが、勝ち数では上記4頭の騎手よりも下。


【福島10R】三春駒特別
▲3.マコトサンパギータ

 初ブリンカーで中舘騎手、という二つのフラグから、もしかしたら逃げるかも、と考えました。展開を見たら前の方にいるようですしね。この馬も含め、多くが展開待ちという馬のメンバー構成です。スピードのあるタイプではないので、新潟で、しかも1分58秒台など対応できなくて当たり前。今の福島も馬場は良いんですが、このメンバーなら作戦一つで巻き返しは有りだと思います。





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