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馬場がどうのこうのというよりも、全くタイプの違う馬が同じような競馬をしてワンツーを決めてしまう。これはさすがにお手上げ感。特に外回りは訳が分からない。さらに明日は予報だと午後から雨。いっそ極端な傾向に振れてくれればいいんですが。


【新潟2R】
◎9.マンドレイク
注10.アキノハート
注13.ベリドットムーン
△14.スワンソング

 さすがに40出てるなら信じさせて欲しいですね。体の硬い先行馬が我慢できない、というのは大体共通点なので、それで考えればスワンソングが止まる、という予想になります。止まっても他に差せる馬がいるかどうかは見比べないといけませんが。レース内容的にはアキノハートを見直したい。前走は中山の開幕週で圧倒的内有利馬場。10頭立てと少頭数ではありましたが、終始外々を回らされる内容でした。トモのしっかりした馬なので、馬場に負ける可能性は低いと思います。距離はなんとか大丈夫。あとは時計がどのくらいになるか?柔らかさという意味ではアドマイヤムーン産駒は大体柔らかい。ということでベリドットムーン。スピリットサムライはここで走る走らないに関わらず、そんなに強くないと思っているので興味は薄い。


【新潟9R】
◎9.エーシンハッブル
△2.レッドバビロン

 個人的にはエーシンハップルを一度も見たことが無いんですが、それでもここは消去法的にこの馬しか残らない感じ。レッドバビロンは角居厩舎にしてはまだまだ作りが甘い馬なので、それで3歳なら上積みは見込めるかとも思いますが。
 ノボプロジェクトは30ヶ月振り、シャイニンロミオは17ヶ月振りと1年以上の長期休養明けではさすがに。タツグレート、ファイアアローは450kg弱の小柄な馬で、馬場に負けないか不安。ディアフォルティスは降級馬と言っても、勝ったのは黒竹賞(3歳限定)。この血統、一旦調子を落とすとなかなか立ち直れない面もありますし。ラインレグルスはこのコース5回も使って全部着外。


【東京11R】天皇賞(秋)
◎4.フェノーメノ
○13.ダークシャドウ
▲6.ルーラーシップ
注16.カレンブラックヒル
△11.ジャスタウェイ
△1.ナカヤマナイト

 週中はフェノーメノとルーラーシップとで悩んでいたんですが、改めて天皇賞(秋)というレースをイメージすると、どうしてもルーラーシップが勝つというイメージが出なかった。それでも上位評価は必須の馬ですし、アドマイヤグルーヴが亡くなったニュースもありましたが、この馬は何が何でも日本国内のGTを取りたいはず。さすがに香港のだけではエイシンプレストンみたいですし。サンデーが入っていないので種牡馬としての血統的価値は既に十分高い。あとはきちんと日本の馬場でもGTが取れるということを証明しなければ。イメージを覆すような走りは期待しています。
 ひとまず本命はフェノーメノ。世代レベルの高さ、順調さ、枠、周辺事項はほぼ好条件で埋まっています。馬自身も得意の東京。弥生賞の馬場でもきちんと伸びてましたから。ダークシャドウも東京は得意。他の実績馬が順調さを欠いているのが多い中で、一叩きで来れた順調さは武器になって欲しい。カレンブラックヒルの前走は確かに太めの状態だったと思います。それであのパフォーマンスですから、強いのは間違いない。一度使われて上向きは確実のはず。それでも距離に関して、更なる1Fの延長はやってみないとわからない。さらに8枠というのも厳しい。隊列上も明らかに差し馬にとっての目標。この中で一番強い馬だ、というのなら、クリアする可能性がゼロとは言いませんが。
 ジャスタウェイも3歳馬として成長ある馬なんだと思います。こちらは体型的には距離延長も問題ないと思います。問題があるとしたら気性でしょうかね。さすがにダービーみたいなレースになるとちょっと辛いと思いますが、斤量差含めて上手く誤魔化しができれば。ナカヤマナイトは枠で拾います。
 東京も雨の予報があるようですが、このレベルの馬達ならドボドボの馬場にでもならない限りは殆ど影響ないと考えていいと思います。





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