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先週までの新潟はIDMが優秀すぎ。もうわからなくてもとりあえずIDMという感じ。果たして今週はどうでしょうか。それにしてもディープブリランテ引退とは驚きました。走法が似ているという意味でもタニノギムレットとイメージが被ります。
【新潟4R】
◎10.スマイリングムーン

 雨が降るとダートは脚抜きが良くなり、時計が出るようになるのが普通ですが、何故か新潟ダートは雨が降ると逆に時計が掛かるようになっています。春もそうでした。昨年秋はそんなことなかったんですけども、理屈がよく分からないですね。確かに風が強い日などもありましたが、常に強く吹いてるわけではないですし。とりあえず、現状は結果を受け止めて合わせていくしかない。ならばここで期待したいのはスマイリングムーン。馬格があり、春の新潟でも好走しています。当時も重い馬場だった様子。その時はずいぶんモタれていたのですが、その後の履歴を見ても特にハミを替えたりはしていないようですね。さすがに菱田騎手で一旦モタついたら立て直しても再び加速させることは期待しにくいんですが、スムーズさが叶えば。逆に、ここで減量乗せて来るというのは先手を奪うことも考えているのでは。


【新潟10R】きんもくせい特別
◎3.タイセイドリーム
○10.ボブキャット
▲1.アポロカーネル
△5.サンガヴィーノ

 きんもくせい特別が福島じゃないというのには相変わらず違和感がありますが、さすがに昨年アルフレードがここから朝日杯制覇に繋がっては、戻すに戻せない感じになってしまった感もありますね。先週の傾向を見れば、だいぶ切れ味が必要な馬場になってきた印象もあります。一瞬の加速は速いけど良い脚が続かないタイプでは、ちょっと違う感じ。実はそれは去年のこのレースも同じ。昨年1、2着のアルフレードもドリームトレインも、決して脚の速いタイプではありませんでした。

 まず、ボブキャットは素材評価。2歳戦なのでそこは基本として。前走は相手が弱過ぎだったので時計が出ないのは仕方ないです。0.1秒差でも内容的には楽勝。新潟の新馬戦の内容は良いですし、当時以上の指数には更新できていいはず。
 あとはひとまず指数上位を考えますが、タイセイドリームももうちょっと伸びシロがありそう。パドックVTRを見ると確かにまだ太く映ります。レースではその分どうにも動きが鈍いですが、身のこなしは良いので、仕上がりが進んでくれば2勝目は挙げられるはず。デイリー杯のようなスローの瞬発力勝負では劣りましたが、脚を続ける性能は高そう。アポロカーネルは小柄で比較的完成度自体は高そう。それだけにあまり伸びシロは感じられない。現状のデキでどこまでやれるか、というところでしょう。
 サンガヴィーノはそういった素材視点だと特筆する馬でもないんですが、デキの良さと上がり性能はこのメンバーなら評価というところ。

 マイネルホウオウはさすがにここだとスピード無さ過ぎなんじゃないでしょうか。シャスターデイジーも展開待ちな印象。





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