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京都5日目11R 秋華賞(G1)

 09年の牝馬クラシック、春はブエナビスタの二冠に沸いた。オークスではレッドディザイアが早め先頭から粘り込みを図り、外が伸び切れない競馬が目立った中でブエナビスタの猛追がファンや関係者の度肝を抜いた。しかし、札幌記念で2着に敗れ、秋華賞は内を捌くのに苦労しレッドディザイアに雪辱を果たされた上、進路妨害で3着に降着となった。夏以降の2戦はいずれも直線が短いコースでの惜敗だった。

 今年の牝馬クラシックは、ジェンティルドンナの能力が抜けているのは間違いない。距離延長のオークスでは他馬にチャンスもあると思われた中、予想以上の末脚で桜花賞以上に突き放し、秋初戦のローズSでは先行して折り合いもつき、直線は余力を持っての完勝と、牝馬三冠に向けて好発進を切っている。

 桜花賞、オークス、そしてローズSの3戦、いずれも2着に完敗のヴィルシーナだが、紛れの生じる京都内回り2000mなら勝機は決してない訳ではない。

「ローズSは行く気になれば前で競馬をすることもできたと思いますが、内田博騎手が『次もあるから』とジェンティルドンナをマークする形でレースを進めてくれました。僕らも、ジェンティルドンナの後ろにいてどんな脚を使うかを見てみたかった思いもあっただけに、トライアルとしては最高のレースをしたと感じています」

と、大江調教助手は前哨戦の敗戦には納得していた。瞬発力勝負では分が悪いことを前走で知り、今回は1番枠を引いたことで、ヴィルシーナは好位からレースを進めて早め先頭のスタイルが予想される。レッドディザイアが雪辱を果たした09年の再現へ、ヴィルシーナから狙う。

◎ヴィルシーナ
○ジェンティルドンナ
▲アイスフォーリス
注アイムユアーズ
△ダイワズーム
△トーセンベニザクラ
△ミッドサマーフェア
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東京5日目11R アイルランドT

 手薄なメンバーとなっただけに、跳びがゆったりした先行タイプのミッキーパンプキンの前残りを狙う。馬場が良い割に差しがかなり決まっていた土曜の競馬だが、ここは単騎逃げが見込めるだけに直線の長い東京コースでも、この馬を捕らえるには苦労しそうだ。

◎ミッキーパンプキン
○マイネルロブスト
▲リルダヴァル
注カリバーン
△アカンサス
△セイクリッドバレー
△レインボーペガサス
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東京ハイジャンプ
◎マジェスティバイオ
○デンコウオクトパス
注ヴァンダライズ
△シゲルジュウヤク
△ナリタシャトル
△ビービースカット




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