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中山10R
茨城新聞杯
▲1.ウッドシップ

先行勢総崩れとなったシンガポールターフクラブ賞で、前半33秒台で先行あるいは捲りで直線脚をなくした組の巻き返し狙い。
中山ダート1200mの1000万下を勝っている馬で、騎手との相性も抜群。降級馬買うならこっち、と思うんですが。


★本日のメイン

阪神11R
シリウスS
◎5.クラブトゥギャザー
○3.エーシンジーライン
▲2.ナイスミーチュー
△9.メダリアビート
△4.メイショウタメトモ
△12.マイネルアワグラス

条件的にそんなに確率が良いわけでもない58kg背負う馬に、どうしてそこまで人気が集まってしまうのか。
それはやっぱり、信頼しがいのある馬がいない空き巣レースだからだと思います。
グレープブランデーは骨折から復活して、しごくまともなローテーションを歩み、いざレースを勝った勢いに乗っての重賞挑戦。
それ自体に何も咎める所はありませんし、それなりに示した格があれば評価する向きもあるでしょう。

しかし、周りの陣営はみんな今回の出走メンバーの総合レベルはちゃんとわかっているんです。
まず、メイショウタメトモとフリソ、メダリアビートが出るレースというのが既にそう。
メイショウタメトモの武田厩舎は、本当に番組選びが上手いと思いますね。川崎記念に出たのもそうですし、その後も空き巣の地方連戦を続け、たまに中央に帰って来たと思えばマーチSのような結果を残す。
陣営はちゃんとメイショウタメトモの力量を弁えていて、休み休み使いつつそれで格上挑戦はしていないのに、中央のレースに出てくる。
これはどこに向けての一叩きではないですよね。まあ最近はそういうあからさまな捨てレースする例もなくなりましたが。
フリソやメダリアビートも、馬の能力が勝ち負けするかどうかはともかく、この2頭が出るレースはB級馬が多く、通用ボーダーが下がってるレースを良く見つけてきています。

だからこそここの発想は、層が薄いレースだからこそ通用するパターンで考えましょう。
追い切り見てて非常にデキが良いと感じたのは、格上挑戦になるクラブトゥギャザー。フリソと2頭出ししてきた小島茂之厩舎の片方ということですね。
このレースは格上挑戦で通用した例は何度もありますし、府中の2100mをクリアしている辺りコース適性も高い方。
関西に持って行って川須騎手であれば、ある程度通用の目を見込んでると考えていいのでは。

ダート路線と今まで全く関わりのなかったエーシンジーライン、これも同じく格上挑戦になるナイスミーチューを上位評価。
グレープブランデーが先導し、ローカル捲りタイプが結構揃ったメンバーなので、展開はかなり荒れると思います。

中山11R
秋風S
◎2.ダイワマッジョーレ
○1.コスモソーンパーク
△3.サクラクローバー
△12.スピードリッパー
△4.マイネエポナ

特に嫌う理由もないので、ダイワマッジョーレを素直に。
五頭連邦特別は、新潟の外回り1800mなのにハイペースかつ一切緩まずの高速決着になったレース。
上位に好走した馬は当然みんな追い込み馬ばかり。それらは次走ことごとくコケていますが、好位4番手で追走して押し切ったこの馬は強いと認めていいはず。

逆に今回は、序盤や道中で忙しい競馬になるのは間違いないわけですから、ゆったり構えて直線勝負ばかりしている馬は軽視したいところ。
ランリョウオーは準オープンですら全く大崩れしないので本来は切るの無謀ですけど、過去1年間で経験したテンに一番速いレースは35秒3です。
そしてそう言うレースになると毎回後方追走になるわけですから、今回は58kgもあってかなりやりにくいレースになるのでは。
マイネエポナやスピードリッパーなど、中山マイルのオープンクラスで好走した実績ある馬が穴。






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