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中山10R
◎10.ニシノステディー
○13.ムクドク
△3.ターニングポイント
△6.ブルームーンピサ
△16.ボストンエンペラー
△14.アラマサローズ

土曜日の芝1200mの500万下で、1分7秒0という時計が出ました。
その後、中山で雨が降ったと言う話は聞きません。

となると、準オープンクラスの馬なら1分6秒台?は見えてきますね。
しかし、良く良くこの番組を見直してみると、6歳以上の高齢馬だらけ。
だというのに、芝1200mの1分7秒前半の記録を持っている馬は皆無じゃないですか…。

それなりに体の固まっている高齢馬に、「持ち時計を1秒更新」を要求しますか?それはさすがに不可能。
1分8秒台の世界に向けた筋肉の形、全体のバランス、パワー総量、スナップの質というのがあるんです。
こう言う時に期待したいのは、そもそも1200mの履歴がない別路線の馬か、あるいは体が固まり切ってない若い世代。
押さえるべきも、「中山コースだと好走の方が多い」馬ですね。
ニシノステディーを筆頭扱い、ムクドクを評価する場面と見ました。

★本日のメイン

阪神11R
セントウルS
◎3.マジンプロスパー
○5.エーシンホワイティ
▲9.ロードカナロア
△6.カレンチャン
△7.ヘニーハウンド

得意の阪神コースの重賞勝ちポイントを加算し、サマースプリントシリーズを優勝する手はずは万全だったマジンプロスパーに期待。
結局パドトロワにシリーズ優勝はさらわれてしまいましたが、CBC賞→セントウルSは元々決めていたローテのはず。追い切りの動きも、厩舎のバックアップも文句ナシ。
逆に、次のスプリンターズSの中山コースは完全に未知数。
この比較からすれば、セントウルSで全勝負なのは間違いないはずです。展開や馬場が向く向かないの話は抜きに、ここで買うべき馬だと思います。

エーシンホワイティは、エーシンダックマンやダッシャーゴーゴーと同世代。そして、ファルコンSでこの2頭に土を付けてるんですね。
その後の成長が案外スローでしたが、能力は重賞クラスでも足りる馬なんです。
開催末期の荒れ馬場だったのに、重賞級の好ラップだった安土城Sで上がり最速の馬ですし、そろそろそのポテンシャルを証明できそうなムードになってきてます。
追い切り内容も良く、福永騎手も米国遠征の成果をここで見せてくれないと。

ロードカナロアは前回最内枠から4角直線前半と壁になり、追い出しが遅れていました。
瞬発力必須の馬場ならバッチリハマるタイプなので、今の阪神は相当向いているかも。この斤量なら真っ当に評価します。

カレンチャンは休み明けで斤量不利、時計掛かる馬場が続いた影響も出そうなのであくまで押さえ。
ヘニーハウンドは直線の坂が心配ですが、前回は水撒きされて上手く進まない内ばかりをずっと通らされていながら一度直線で先頭。
今回は叩き2戦目、しかも斤量減になるので、買い材料は十分揃ってます。力が足りるかどうかですね。

サンカルロは内枠嫌いでしょう。あまり時計が速すぎるのもどうかと。いい仕上げにはまだ思えませんし。
エーシンヴァーゴウは、斤量こそ減りますが、もう少し前が残る馬場状態の時に評価したいタイプ。


中山11R
京成杯AH
◎11.スピリタス
○7.ゼロス
▲2.コスモセンサー
注6.ネオサクセス
△10.ガンダーラ

選ぶならこの5頭。
夏場のハンデ重賞なので、追い切りタイムを出しているかどうかはやはり重要ですね。
それと、できれば騎手も当日冴えてて明らかに馬場を分かっている騎乗を一つでも見せてくれれば買いやすい。

サマーマイルシリーズなんてもう誰も気にしてないかのような出走メンバーですが、エーシンリターンズとスピリタス以外が勝つと「候補馬なし」といういかんせん間抜けなオチになるらしく。
また、ここを勝てばボーナスなので、そりゃこの2頭はここ数年なかったほどの仕上げで臨むことでしょう。
その上で条件が有利なのは、斤量1kg増になる上にスタミナ戦あまり得意ではないエーシンリターンズではなく、斤量1kg減で本来得意なハイペース差し込みがハマりそうなスピリタスの方。
追い切りの動きも抜群に良く見えましたし、この馬の最高パフォーマンスは2010年の湘南Sのような、中盤に11秒フラットが出現するような高速スピード持続力戦です。
コスモセンサーの働きかけがあれば、エーシンリターンズとの着順は確実に前後するはず。

その上で、フォローしておきたいのはゼロスとネオサクセスですね。
ゼロスは、皐月賞やダービーの逃げ方を見るに、敢えて溜めを作らない方がパフォーマンス出せるという逃げ方。
この馬の守備範囲は本来マイル前後。単勝のフォローも必要な場面だと思います。
ネオサクセスは、中山の混戦差し展開ならやれるタイプ。引き続き追い切り内容も良いので、厩舎の後押しとハイペース展開も含めて評価。
ガンダーラも、休み明けの割に仕上がりはいいので拾っておきたいですね。

レオアクティブは週中の想定辺りでは上位扱いしようと思っていましたが、追い切りを全くやってないので、これは何かあったのでは?と。
ずっと首を立てて走るフォームであまり走り方が上手いとも言えないだけに、この内枠もマイナス。
マイネルロブストも、本来はいい条件のはずですが、この中間追い切りタイムが出てません。
重賞の連続連対していた頃は、もっと豪快な動きをしつつバリバリ時計を出す馬だったはずなので、これは気になる材料です。






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