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芝もダートも時計が速いです。ダートは稍重でしたけど、中山としてはやっぱり少し速めだと思います。スピードが無いと、どうしようもないですね。多分、今年は新潟より速い。それだけにやっぱり外を回る形になるのは不利。そして内有利となれば「包まれる」「前が壁」などが付き物なのも中山っぽいところです。


【中山4R】
◎4.テナシティー
▲16.プルミエデマンシュ
注8.サトノエンデバー
注10.ユーアーマイン

 先行力があるテナシティーがこの枠なら競馬としては簡単なはず。本質は時計が掛かった方が良いタイプですが、馬場の流れに乗れる見込みが高いので中心視はできると思います。相手、というよりも、一気に突き抜ける可能性があるのはプルミエデマンシュ。前走も最後は良い伸びを見せていました。が、いかんせんまだ馬体が太い。さすがに中1週でキッチリ絞れてくるとは思えませんが、素質面では未勝利馬ではないので。前走は出遅れもありましたし、ある程度の位置で競馬ができれば。他は決め手上位になるサトノエンデバー。紫苑Sを勝ったのもディープ産駒のパララサルー。ならばユーアーマインにも気を配って。


【中山9R】鋸山特別
◎1.ジャンナ
○5.フィアレス

 時計が速いという状況を考えれば、字面としては3歳馬に目が行きます。そして距離を延ばすことで本領を発揮してきたフィアレス。指数的にも上位ということなら、これは期待したいor騙されてみても良い。もちろん1700mが大丈夫だからといって1800mも大丈夫とは限らないんですけども。不安点としては馬体重が小さいこと。440kg前後ではさすがにコースに対するパワー負けはありそう。ジャンナはクラス実績もあり、時計的にはホノカアボーイよりも速いものを持っています。差し馬のイメージもありましたが、4走前のように前で立ち回ることもできる馬。当然、冒頭に書いたように、中山ならではの不安はあり、4走前と同様包まれてしまうと、丸山元騎手が器用に捌いてくるというシーンも想像しにくいのですが、巻き返す余地はあるはず。


【中山11R】京成杯AH
◎2.コスモセンサー
注1.スマイルジャック
注3.レオアクティブ
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注12.エーシンリターンズ
注11.スピリタス

 土曜のレースを見ると、4角で前から2列目までにいないと勝負にならない様子。枠や内有利馬場を考えれば、もうコスモセンサーしか行くところがありません。当然、春の実績を考えれば秋の目標はマイルCSでしょうし、ここでビッシリ仕上げるわけにはいかないと思いますが、9分前後出来ていれば。1000万下で1分32秒3という時計が出ました。31秒台は確実でしょう。コスモセンサー以外に31秒台を持っているのは関屋記念組のエーシンリターンズとスピリタス。関屋記念は超スローだったのでさすがにそのまま参考にはしにくい印象ですが、ひとまず。ただ、枠がちょっと外。6枠だとギリギリ。
 そしてもう一頭31秒台の持ち時計があるのがスマイルジャック。休み明けの安田記念も含め、出来だけはずっと良いんですが、さすがに追い込みで大外回しだと辛いと思います。例えば東京新聞杯を勝った時は4角4番手通過。かつてのような先行策を取れればあるいは。さすがに後ろから行って内を狙っても開くとは思えないですしね。レオアクティブはマイルの時計は示していませんが、伸び盛りの3歳馬。斤量も有利。前走は展開も嵌ったのは確かですが、速い時計に対応できる下地は示した内容だと思います。当然内枠もプラス。そもそも、朝日杯では8枠から3着した馬。内枠だったら…という思いを抱いた人は、今回は買ってみるべきタイミングなのでは。

 コース自体が内枠有利で、馬場も内有利。3連複1−2−3決着など、ネタではなく本気で考えても良いレベル。





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