前日情報へ戻る



札幌5日目11R 札幌2歳S(G3)

 2009年のダービー馬であるロジユニヴァースの全弟・トーセンパワフルは、兄弟制覇が懸かっている。最終追い切りでは余力があり、馬体もまだ緩い印象がある中で併せた相手より手応えも楽。本馬場としては時計は目立たなかったものの、フットワークの迫力は他を圧倒していただけに、今後どこまで強くなるか期待が高まる。現実にラウンドワールドを破っている点からも、中心はこの馬になる。

 ホッカイドウ競馬のジェネラルグラントは、前走時とは状態が一変している。
「前走の時は門別入厩後、カイバ食いが細く馬体の回復に努めながらの調整だったが、今回は到って順調。その分、ビシビシ調教をこなしている点から明らかに前走以上の状態で挑める。芝適性の高さを示し、距離延長も申し分ない。何とかひと泡吹かせたいね」
と、広森師も自信の遠征だ。門別の坂路で3F36秒3−2F24秒3−1F12秒5と破格の時計、最後の1Fはブレーキングゾーンが短いので、止めに入ることから若干掛かるのは致し方ないが、併せた相手を4馬身追い掛けながら併入に持ち込んだ内容は、確かに前走より良い。

◎トーセンパワフル
○ジェネラルグラント
▲ラウンドワールド
注コディーノ
△マイネルホウオウ
△コスモシルバード




前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||