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小倉10R
天草特別
▲8.アンバルブライベン
▲13.ニンジャ
▲17.シゲルアセロラ

土曜日の小倉の芝短距離を見ていたら、1番手と2番手しか勝ち負けしていませんね。しかも時計もやたら速い。
これには乗っかりましょう。
内枠の馬が意欲的に先行してくるパターンには注意したいんですが、高レベル戦経験している3歳馬(ハンデ戦なので斤量が軽い)、テン指数上位の馬は確実に押さえておきましょう。
アンバルブライベンは、何かが確実にいきなり良くなったんでしょうねえ…。前走内容を信じれば51kgだと軽そうです。

★本日のメイン

札幌11R
キーンランドC
◎2.パドトロワ
○10.シュプリームギフト
▲11.テイエムオオタカ
△13.ドリームバレンチノ
△3.キングレオポルド
△5.ダッシャーゴーゴー

ここを勝てば、サマースプリントシリーズ優勝が確実に決まるパドトロワ鮫島厩舎陣営の勝負気配。これに全てを賭けましょう。
ドリームバレンチノもここを勝てば、パドトロワのチャンスを潰した上にかなり優勝に近づく場面。
しかし、絶対にキーンランドCで大崩れしない函館スプリントS勝ち馬でも、走破時計が函館スプリントS<キーンランドCとなった場合は、全ての馬が負けてます。
今年の札幌芝は、土曜日の最終R1000万下ですら、道中12秒台区間なしの1分08秒6で決着。
函館スプリント当時の馬場より、確実に速いタイムで決着するのは間違いないでしょう。
今年はローテが例年よりも少し開いてるため、ずっと函館か札幌で滞在調整してると、体がなまってしまう可能性もあると思います。

馬場の速い時の決着を経験している馬と言えば、シュプリームギフトとテイエムオオタカ。
テイエムオオタカは、昨年の函館スプリントにチャレンジした時と全く一緒の使われ方。石栗厩舎自信の厩舎ランクも、当時より高いのがいいですね。
前傾ラップに自分で持ち込んで、後続の脚を使わせる戦い方ができる強みが大きいはず。ま、パドトロワはそう言う流れに対応して勝ちきれるキャラですが。
シュプリームギフトは、ちょっとでも先行勢が手加減して、上がりの速い決着になったら短距離ディープ産駒の強みが活きるでしょう。
UHB賞や札幌日刊スポーツ杯で変な競馬になり、道新スポーツ賞やUHB杯を完勝したのは、そういう関連だと思います。

その他で注目したいのは、札幌Cコースになってからずっと続いている内枠有利現象。
ここで札幌記念当日のようにさらに馬場を速くする操作をしたら、外枠の馬はノーチャンスになってしまいます。
キングレオポルドやダッシャーゴーゴーなど、内枠にいる上位騎手騎乗馬は必ずケアしておきましょう。

小倉11R
小倉日経OP
◎1.タムロスカイ
○9.エイシンサクセス
▲16.ワルキューレ
注8.ダイシンプラン
△13.ミキノバンジョー

距離は1800mに変わりますが、小倉記念で先行して負けた馬の巻き返しが今回の主題。
土曜日の小倉中距離は捲りが決まり過ぎだったので、結構後ろの馬を信じた方がいいというのなら、展開1位のエイシンサクセスから考えましょう。
タムロスカイは決して先行するだけのタイプではないと思うんですが、追い切り抜群だったのに前回は不甲斐なかったです。
しかしあれも、小倉記念の時の馬場が速過ぎたための結果。
ある程度馬場が落ち着いてきて、馬場補正して前が止まらないのなら、この枠は絶好。

その他、ワルキューレ、ミキノバンジョーら「外枠なので今回は敢えて控える」タイプは良い仕掛けになるはず。
ダイシンプランは、超高速馬場の小倉で勝ったことがあります。重馬場が全くダメな馬なので、今回は久々に良い条件なのでは。
新潟2歳Sに登場するタガノラルフの併走馬で映像に出ていたのですが、この追い切り映像がかなり良く見えました。是非大穴で。

新潟11R
新潟2歳S
◎14.コスモリープリング
◎15.シゲルイルカザ
▲16.ザラストロ
▲17.メイショウオオゼキ
△6.クラウンアトラス

新馬や未勝利戦を勝ったばかりの2歳馬が、この新潟2歳Sで要求される事柄は、大まかに言えば「時計を詰める」こと。

馬場状態や世代レベルにもよるが、例えば新潟であれば新馬戦で1分36〜38秒ぐらいの決着になるのが日常的。
そこから比べて、新潟2歳Sの例年の決着タイム1分33〜34秒台は、間違いなく別の次元の競馬になる。
1分36秒台で新馬を制して1秒少し速い…ぐらいの決着であれば、馬の性能で十分間に合う範囲だが、2秒半以上も速い決着になると、追走パターンも変わり戦略も大幅に違ってくる。

新馬戦の位置取りよりも明らかに後ろに回った時、遅いペースならスンナリ追走してた馬が揉まれた時に、戸惑わずしっかり末脚を伸ばせるかどうかが、一番の課題として今回明示されることになる。
しかし実際は、例年の勝ち馬はそれを克服して勝ったのかと言うとそうでもない。
大抵の馬は、この大きな課題をクリアできず、「キツい競馬だった」「道中の追走で思ったより脚を使わされた」で根負けしてしまうのが常。
勝ち負けした馬たちは、よくよく見直せば前走とイーブンのペースで競馬出来たか、距離が延びてむしろ追走が楽だったか、何らかの形で「苦労を軽減」していた馬ばかり。

要するにポイントとなるのは、前走のペース。「これから先キツイ競馬に対応するための慣れ訓練」となっていれば、この新潟2歳に繋がる良い内容だということ。
隊列やペースの妙があって、前走と同じ競馬で臨めればとてつもないラッキー。
前走のペースよりも、楽に感じる部分があったのであればそれは良いローテーションということになる。

そして、ほとんどの出走馬が「前半ゆったり→直線だけの上がりの競馬」で勝ち上がり、この新潟2歳Sで「前半忙しくなったことで苦しい」の潰れ方をするのが、例年のダメなパターン。
そう言った馬が死屍累々を築く中で、たった1〜3頭ほどの馬が「新潟2歳Sの方が追走ペースが楽→新馬は序盤の追走に使ってた余力を上がり脚に上乗せして末脚発揮」と言う好走パターンを踏んで激走している。
ここが一番大きなポイントだろう。
だから1800mの超スローから向かう馬よりも、1400mからのローテーションが有利になることが多い。

今年は全ての出走馬が1勝馬なので、現時点で能力差はそれほど開いてはいない。
ワンチャンスで力不足と思った馬でも十分上位に食い込んで来れるはず。
注目すべきは最初に勝ったレースの勝ちっぷり(圧勝してるかどうか)。
また、前走オープンで負けた場合は、脚を余した様子があるかどうか。

今回穴で注目しているパターンは、1400mで包まれて明らかに脚を余した様子があるコスモリープリング。
あとは、内枠超不利だった中京2歳Sで、コーナー内目から押し上げようとして最後までバテていないシゲルイルカザの2頭。
相手が強化された時に確実に自分にとって合わない競馬をして負けて、今回は揉まれない枠に入り、脚質の大幅転換がありそうなタイミングということ。
5年前のシャランジュの巻き返しパターンが、こういうものだった。

その他、単純な追い切り評価でクラウンアトラスとザラストロ、メイショウオオゼキを押さえる。





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