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★本日のメイン

札幌11R
シンガポールターフクラブ賞
◎2.ザッハトルテ
○5.フレデフォート
▲3.ピエナアプローズ
△15.ジャーエスペランサ

札幌の芝は開催が進んでますが、あまり時計は掛かっていません。
そして、芝1200mに限っての傾向を調べてみると、内枠が有利ということと、速い上がりを出せる差し馬が余力のある先行馬を交わす競馬をしているということ。
これは、馬場が荒れていない証拠と言えるでしょう。

そして今回迎えた1000万のハンデ戦。
レベルの高いメンバーが集まるだけに、傾向が変わる可能性はもちろんありますが、先行馬がやたら多いですね?ダートからの転戦馬も数頭登場しています。
上で触れましたが、「差し脚が通用しないから、潜在スピードさえ発揮できれば…」という馬場ではないはず。
今回は差し馬の餌食になると思いますね。
34秒台の速い上がりで差せる加速力のあるタイプか、札幌だけは凄く上手いと言う差し馬か、今までは若干距離適性が少し長めにあった馬。
この3つに焦点を絞って選んでみましょう。

一番の盲点は、ザッハトルテでしょう。
2走前に別定戦で通用する実力を見せているのに、前走は52kgと恵まれた斤量をもらえたのに凡走。しかしその理由は、前残り展開で大外枠から距離ロスを強いられる競馬だったから。
前回注目されての凡退で今回は人気が落ちるなら、今回こそ評価し直したい場面ですね。
フレデフォートは、1000万を勝ち上がってからは、詰まる→不利→不利→微不利2着という4戦。
実はこの馬、かなりコンパクトな体型で札幌は上手いタイプ。末期の3歳未勝利で相手が落ちている時の話かもしれませんが、何やっても上手くいかない函館よりは遥かにマシな条件でしょう。
大野騎手にとってはかわいそうですけども、鞍上が替わるのもプラスになってしまうタイミングではないか…とも思います。
ピエナアプローズは既にIDMでほぼ通用するので、好枠に入ったのなら押さえます。
ジャーエスペランサも札幌上手過ぎる可能性があるので。岩田騎手なら馬体緩ませてるようなこともないでしょう。

キャプテンサクラ、ヤマニンパピオネ、サクラアドニスあたりは、メンバーが分散するのならそれぞれ評価したと思います。
開催が圧縮されて高額条件が少ないとはいえ、一緒に登場したらお互いに持ち味を殺してしまいますよね。

小倉11R
釜山S
◎1.エーシンジャッカル
○7.マイネルガヴロシュ
▲9.ダコール
△2.ミカエルビスティー

せっかくの準オープンのハンデ戦なのに、少頭数になってしまいました。非常に勿体ない話です。
しかもちゃんと見てみると、小倉が上手い馬しか集まっていません。
「小倉は多少良くないにしても、ハンデ戦なら出てみるか」と言う馬の気が全く向かなかったんでしょうか?
高速馬場のこともあって、ハンデ戦ばかり連戦するようなキャラも尻込みしてしまったようですね。

適性で差が出ないというのなら、当日の仕上がりを見るか、単純にIDMを見比べるかでしょう。
IDMで◎になっているエーシンジャッカルを信じてみます。
前走は単純に濃い内容でしたからね。1000万下で1分44秒台なんて、出しちゃいかんでしょのレベルです。普通はオープン辺りで取りざたされる水準。
前走だって仕上がりに不満があった人は多いんでしょうし、使ってさらに良くなっていく段階なのが間違いなければ、上積みを信じていいのでは。
その他の馬を選ぶポイントとしても、IDMで印が振られてる馬を拾うこと。

ラフォルジュルネは、調教指数イマイチ。愛知杯のIDMで足りないと言われたら、ちょっと強調材料に乏しいですね。鞍上もこの開催はどうもよくありません。
メルヴェイユドールは、いつも開催末期の外伸び馬場でだけ走ってた馬。時計の質が今回は全く違います。
サトノパンサーも、どちらかと言えば時計の遅い方が助かるタイプでしょう。

新潟11R
長岡S
◎10.ミトラ
○13.イチオクノホシ
▲7.トゥザサミット
△2.ムクドク
△14.トゥリオンファーレ

天気が心配なので、素直に行っても良いのかと悩ましい所。
ミトラは反動らしいものがなければ。
前走も、体が大きいかスタートダッシュ争い不利だろうと思って下げたんですが、持続スピードでも十分通用してました。得意の距離なら素直に。
レコード出した馬が次走ほとんど凡走しているのは確かなので、適性は概ね同意してもらえたかと思います。

とにかく、上手く読むためには結局馬場でしょう。
土曜日はまだ雨が来るほどではないそうなので、締まってパンパンのスピード勝負だと思います。
距離ロスなく流れる先行馬がほとんど止まりません。
直線で不利を受けそうなタイプに手を出すのならば、先行馬を凌いでまでも走り切れる「全力投球タイプ」を推奨せざるを得ません。
先行しても他の馬よりさらに脚が直線で残っている、と言うのが本来の強い馬。
前走で力を見せたその内容が、ここでも通用するそうなので。

その他、変なトラックバイアスを見せたり、適性論のやりとりをする人は遠慮して下さい。
対費用効果で考えると。トゥザサミットやトゥリオンファーレは、もう少し距離が長くても良かったはずです。







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