前日情報へ戻る



★本日のメイン

札幌11R
TVh賞
◎6.ムーンリットレイク
○5.ツルミプラチナム
△3.アナバティック
△9.エドノヤマト

札幌の芝はやたらと速くないですか?
アグネスタキオン産駒が強く、3歳500万下の芝1200mで1分8秒3が出て、どの距離でもラスト3Fは全て11秒台が刻まれる。
未勝利〜500万下であれば、函館の好走はそのまま札幌の芝でも直結しています。
しかし、それも上のクラスに行ったらどうなるでしょう。
函館でよっぽど良い記録でなかった場合は、あまり参考にしない方がいいのでは。
2回函館の主なラスト3Fの流れと、今の札幌の瞬発力勝負になる馬場とでは脚の使い方が全く違いますからね。
ウィケットキーパーのような特殊な履歴があったり、シュプリームギフトのように超優秀な時計を記録していない限りは、むしろ函館芝の好走は下げる方向で。

今回多数登場している五稜郭特別のメンバーですが、これは相当怪しい。
そもそもラップからしてあがあり36秒半ばの消耗戦だったのに、レース映像から「ジリジリ粘る」ような脚だったり「直線加速で劣った」ような形だった馬は評価下げ。
いかにも札幌の軽い芝だと、脚を早く回せず展開負けするようなタイプです。
そうなるとここは、メンバー的に前残り展開も見込めるので、普通に中央場でまともに走れるムーンリットレイクの鉄板度は上がります。

そしてこう言う流れと軽い芝軽い流れで良さそうなのが、ツルミプラチナム。
洋芝をこなした履歴は過去にあります。この馬は追い込むには不利なんじゃないか?と思えるようなスローペースの時に、瞬発力に任せて強引に差すを繰り返していた馬。
あまり追走力や走破力がない、極端な瞬発力特化型です。
前回は函館も調子最悪で芝がそもそも全くダメな騎手が乗って変な競馬しただけなので度外視。標準的に乗ってくれる騎手でこの少頭数なら、ですね。

エドノヤマトは別路線と言う強みで押さえて、アナバティックはスローペース対応可能な逃げ馬と言うことで押さえます。
狐に包まれたようなしょうもない展開で決まる可能性も十分に高い場面なので、当日の状況を良く観察しておきたいですね。

小倉11R
九州スポーツ杯
◎5.カルドブレッサ
▲8.ニンジャ
△6.イデア
△10.ドリームクラフト

小倉の開幕週の名物レースで、天気が微妙な時期に行われてハンデ設定も絶妙なのに、馬連3ケタが頻発する傾向があります。
多分、当日になってどの馬の体調が良いのかハッキリバレてしまうからでしょう。
意気込みや勝負気配がいろんなメディアを通じて表に出過ぎて、しかもその馬は能力的にちゃんとしている。
おまけに人気薄の馬は計ハンデであっても、登場する前に勝負になるデキではない。
そういうのがアッサリ見えてしまうレースなんでしょうね。

とりあえず関東にいる身ではそう言うのは知りようがないので、適度な能力分析で適当に印を振ります。
まあ、この範疇だと思います。
サンビームやエーシンジャッカルは、過程見てるとまだまだっぽいので。

カルドブレッサに対して逆転の期待を賭けたいのは、サンビームを制してのニンジャの単騎逃げ。
前走の皆生特別のような無茶な競馬をして、あの荒れ馬場で1秒負けなかったのは大したものです。
脚が上がった時バテた時、それ以降のフォームが崩れないためでしょう。
こう言うタイプは緩急をコントロールして決め手を発揮するようなレースよりも、絶対に4角先頭の勝負をした方がいいはずです。

新潟11R
関越S
◎2.ダノンエリモトップ
○5.ウインペンタゴン
▲4.アドバンスウェイ
△6.ホッカイカンティ

新潟のようなコースは位置取り挽回が効かずワンミスで消えるので、そもそもハンデが重たいちゃんとした実績馬でも眉唾。
なのに、メンバーを見渡すと57kgが不在。
オープン勝ちをまともにやれた馬がいないと言うことと同意です。
そりゃ、準オープンクラスの立場の馬も格上挑戦してきますわ…。

力で押し切れそうな馬が少ない上に、そもそもハンデの付け方も怪しい場面。
ここは、今回だけ抜群に運がいい馬に注目すべきでしょう。

ハンデ判断の基準としては、コンノートの55kg。
確かに底は見せてません。連勝で条件戦を駆け上がってきた馬が、普段の昇級初戦の判断通り−2kgされただけ。
この、オープン実績皆無の馬と比べて重たいかどうかを考えてみましょう。

真っ先におかしいと感じるのはアドバンスウェイ。
オープンで好走したのが過去3度、準オープンの頃は58kg背負わされて踏ん張ったほどの実力馬です。
どこのコースの成績だろうが、加算対象となるのがハンデ戦だと思えば、この55kgは軽いです。
他では、ホッカイカンティもそうですね。
初ダートなのは確かですが、過去にオープン完勝が3回あって、前回などはハンデ56kgを背負って勝ったもの。
増えないと言う判断は、正直面白いと思いますね。ハンデキャッパーは加算ルールに縛られて自我のない人たちだと思っていたので、その根拠を聞いてみたいところです。
この斤量もらうパターンが今後も続くのなら、もっと芝→ダートの挑戦は増えるはずですよ。
ダノンカモンのような苦労をしなきゃならんから、オープンで好走成績がある馬はあまり芝ダートを跨がないんです。

そして、今回注目しているのはダノンエリモトップとウインペンタゴンの前残り展開要員。
ダノンエリモトップは、そもそもが逃げ専です。揉まれる競馬を数回続けて形になってきた様子。
新潟好走歴もあり、多少砂を被っても平気になったのなら、今度はピリッとした所を見せてくれても良いと思います。
ウインペンタゴンは、新潟3勝馬。昨年同レースの2着馬でもあります。それも今回のように中舘騎手で。
新潟はとにかくコースが特殊なので、上手くコーナーでスピードを落とさずに回れる仕様の馬は貴重。
ハンデ的には物足りない所もありますが、好位追走間違いない馬がこの人気なら、ですね。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||