スタッフコラム一覧へ戻る



函館5日目11R 函館2歳S(G3)

 ホッカイドウ競馬から2頭が参戦。今年は函館開催が短く、ラベンダー賞がないこともあって、JRA上級認定競走(オープン特別や重賞)を制した馬は自動的に函館2歳Sにエントリーできるシステムだった。

 ミータローは、最も賞金の高い新馬戦の「スーパーフレッシュチャレンジ競走」を圧勝し、距離が忙しく重めで挑んだ「ウィナーズチャレンジ競走」でも直線だけの競馬で前が開くとスパッと切れ、後続をあっさり突き放すセンスの高さを示した。

 片やシーギリヤガールは、能検で49秒1と非凡なスピードを見せて注目を集めたが、評判通りに新馬戦を快勝し、全国初の2歳重賞「栄冠賞」でも素質馬が揃った中で先行押し切りを果たした。

「能検で乗った時から、ダートでも軽い馬場が合っていると思っていた馬。それだけに洋芝の1200mはこの馬には合っている条件だと思う」

と五十嵐騎手は話しています。普段の歩様やダクの時はゴトゴトし、かなり硬く映る馬で芝が合うとは思えないが、スピードに乗るとその硬さは影を潜め、トップスピードに乗る時は重心が低く、フットワークは確かに芝が合うフォームをしている。大外枠は鍵だが、今年は函館組も抜けた馬がいないだけに、チャンスはかなりあると思う。

◎シーギリヤガール
○ストークアンドレイ
▲ロゴタイプ
注コナブリュワーズ
△アットウィル
△ティーハーフ
△ジーブラック




スタッフコラム一覧へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定||