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コラムアップが遅れてしまって申し訳ありません。
★本日のメイン

函館11R
巴賞
◎10.メイショウゾウセン
○1.ミッキーパンプキン
▲4.アリゼオ
△7.ストロングリターン
△9.ホッカイカンティ

やたらと時計が掛かりまくり、道中緩む割にほとんど瞬発力っぽい急加速の差し脚が効かない、と言う馬場。
4〜5年前の函館を思い出します。
パワーがあるダート馬がどのレースも先導して、後ろが追いかけない限り相当楽させてもらうと言う展開ばかりでした。
馬場の揺り返しが起こってて、そう言うのに近い状況になっているように思います。
これは他の競馬場での先行力・瞬発力を、そのまま函館予想に持ち込んでは決してやってはダメな馬場では。

昔、函館で好走していると言うことをかなり大事にしたい状況です。
それと隊列としては基本的に前優勢。オープンクラスですし、このメンバーも少頭数。
それなら、2段格上挑戦ですが、HTB賞でなかなかいいラップを踏んでいるメイショウゾウセンの単騎逃げ?で随分楽させてもらうペースに期待。
ミッキーパンプキンでの先行で上手く行ったことがある池添騎手が、どこまで展開をリードするかですね。

中京11R
CBC賞
◎4.エーシンダックマン
◎16.マジンプロスパー
△1.グランプリエンゼル
△3.シゲルスダチ
△12.ダッシャーゴーゴー

春の開催よりも明らかに時計が速いです。
高松宮記念よりも未勝利1Rの方が速いとか。路盤が固まって芝も軽いということなんでしょう。結構常識的な水準になってきたようですね。
これは単純に、高松宮記念の着順なんて大幅に度外視してもいいでしょう。
高松宮記念出走馬を評価しますが、負け方や着順は全く気にしないでいいです。

といった馬場のレベルを考えると、距離短縮組は意外に間に合わないような…。内枠を活かしても届かなさそう。
逆に行くべき馬が止まらないと考えた方がいいですね。
グランプリエンゼルやシゲルスダチは、上のクラスで勝った時好走した時の1200mの時計がいいタイプではない、消耗戦型なんですよね。
そこまでパワーがいい馬ではない、小柄のバランスタイプなので。
エーシンダックマンのようなキャラが逃げて全然止まらないというのを追いかけるとなると、高速馬場ではどうしようもない所があります。

というわけで、馬場が速いと言うことを基点に考えて、逃げ馬と番手の馬を強調したいですね。
マジンプロスパーも1400mレコード履歴があるように、こう言う馬場は得意のはず。
どちらも、揉まれる競馬が良くないタイプで、ラップの緩急がほとんどない速い馬場が得意。

福島11R
ラジオNIKKEI賞
◎3.クリールカイザー
○6.ファイナルフォーム
▲7.サンレイレーザー
注14.ダイワマッジョーレ
△10.アーデント
△5.オペラダンシング

本当に福島は馬場は荒れているはずなのに、前残りが止まらなくて不思議に感じます…。
路盤はむき出しなんですが、コーナーで外を回るロスよりも内で揉まれずにショートカット出来る方が有利と言うことでしょうか。
これこそ、小回り適性をキチンと評価したい場面ですね。
外枠にいないと話にならないという馬場でなかったので、能力選定としては意義のあるレースになりました。

それなら今年も、中山実績を素直に評価しましょう。
京都や阪神、たまにやってくる府中のダービー前哨戦でいくら好走しても、このラジオNIKKEI賞(福島開催)には全く役に立ちません。
昨年の中山開催ですら、体型的にまともと思ったカフナが後手を踏んだのを見て、「馬の体型」ではなく「経験ってホント重要」と思いました。

−−−−−−−−
・まず、ハンデ戦なのでオープンクラスの実績があるような3勝馬は、斤量を背負わされる。
・それが嫌で強い関西馬は、まずここには出走しない。(マウントシャスタのように別のローテを考える)
・だから、ラジオNIKKEI賞には1〜2勝クラスの関西馬しか来ない
・その関西馬は、京都か阪神、良くて小倉か中京の経験しかない、小倉や中京は大抵外を回る競馬しかしてないパターンが多い
 ↓
実質、ラジオNIKKEI賞に登場する関西馬(特に斤量が軽い方)は、福島への輸送+小回り経験のなさが露呈する
−−−−−−−−

と言う構図があるから、関西馬はラジオNIKKEI賞が下手なんでしょう。

なので、今年これだけ出てきている関西馬からは相当チョイスが難しいと言う考えです。
たまたま、福島コース勝ちがあるダイワマッジョーレと、メンバー中唯一の3勝馬であるサンレイレーザーは、「馬の力」「馬の経験」で騎手の力がなくても流れに乗れる可能性があるので拾います。
中心にするのは、やっぱり中山内回りで「小回りらしい競馬」をして「加速ラップではない勝ち方」をしてる馬がいいですね。

というわけで、クリールカイザーの山藤賞。
掛かったからということもあるんですが、3角途中からグワッと押し上げてそのまま押し切ると言う流れ。
これ、中山としては相当いい脚を使ってますし、当時は皐月賞の週の大雨が降っている時でド不良。追い込み馬断然有利の馬場でした。
この日に好走した馬は、イデアルモルソーやマイネルアダマスなどのように、次に好走してる馬も多いです。
かなりのスタミナが要求される週だったんですね。

その上で、相沢郁厩舎のランクも高いですし、プリンシパルSは大外枠不利が大きいだけの負けなのに評価はダダ下がり。
内枠に入りましたが、決して内が悪い馬場ではありません。むしろいいぐらい。
これならここから入る手ですね。

過去、福島のラジオNIKKEI賞の成績が異常に良いファイナルフォームは素直に評価。
弥生賞好走のアーデント、500万条件の勝ち方が良かったオペラダンシングは拾っておきます。

ヤマニンファラオ、ローレルブレット、ロードアクレイム辺りは小回り適性がイマイチのはず。
メイショウカドマツはG2やG1連戦で勝負し過ぎたのか、調教のトーンが明らかに落ちています。もっと動く馬でした。
福島は中山よりも輸送距離が長いはずなので、こういう体調低下がある馬は危ないと思うんですよね。






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