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土曜日は前が圧倒的に有利なダートで結構騙されてしまったので、今日は巻き返したい所です。

東京12R
ユニコーンS
◎7.ネクタル

ここに来て急上昇の岡田厩舎の馬。
関東だと前走のストローハットは強いなあ〜と見てて思うんですが、それよりも高いIDMを出す500万勝ち馬がバンバン出てきますね。うらやましい限り。
ネクタルは追い切り見ていて、これは単純に強いんじゃないの?と感じます。
レッドクラウディアが悪いとかではないんですが、これはちょっと楽しみですね。

★本日のメイン

阪神11R
ストークS
◎9.オールアズワン
○4.スマートシルエット
△7.ユジェニックブルー
△2.ベストクルーズ
△1.ミカエルビスティー

4〜5月の一番レベルが低くなっている頃の準オープンを勝てなかった馬よりは、オープンで揉まれていたオールアズワンの方が強いのでは。
今シーズンになって明らかに復調気配を見せていますし、テンに行く脚が出てきています。
脚の使い所が難しそうですが、それはオープンクラスの馬相手に勝とうと乗っていたからというのもあるでしょう。
若干早熟だったからこそ、淡泊なラップになる距離に行くのはいいこと。

おまけに、この少頭数なのに人気馬の阪神実績がイマイチ。
シェーンヴァルトのようにトモがズルズルに流れるタイプは、重賞勝ちがあるようにそりゃ京都得意でしょう。
阪神(0−0−1‐7)のような馬を、京都の好タイム決着で好走したからといって飛び付くような真似はどうかと思いますね。
その点、オールアズワンはラジオNIKKEI賞のような混戦で踏ん張った内容を評価できます。

東京11R
安田記念
◎2.ガルボ
○3.グランプリボス
▲7.サダムパテック
△13.シルポート

雨の降り方が不安ですね。時計が掛かれば掛かるほど、スピード不安かつスタミナで有利な中距離馬に通用する余地が出てくるので。
今の所関東で降っている雨はごく僅か。発表も良馬場でしたし、土曜日のようなスピード馬場で行われる前提で考えます。

オッズが示すように、力の抜けた馬がおらず、あるいはどの馬がこの条件で巻き返すかも不明。
誰しもが、中心馬を見つけられずにいる状況と考えてもいいでしょう。ま、天気が読めないということもありますが。
つまり、馬柱をいくら探しても絶好の答えはないということなんです。

過去をいくらうまく分析しても、ピッタリ出る答を見つけられない。
すなわち、前走が終わった後からレースが始まる直前までの「空白期間に起こったこと」「直前までの上積み、急上昇ぶり」がアドバンテージになるということです。
厩舎ランクの考え方は、こういった背景を踏まえて考えだされたものでもあるんです。

今までG1戦だとまるで通用していなかったガルボを、「4歳の頃とは馬が違うから」と言う考えを持って、この場面で強調するんです。
それが、ショウワモダンを推して成功した時の教訓。季節の変わり目と厩舎のムード一変で、馬そのものが世間の固定観念を覆すほど変身している。
これが、主役のいない大混戦の路線でハッキリした答えを出せる一つのパターンだと思っています。

ガルボは、今年に入って重賞を2勝。前走のダービー卿は、本来それほど得意とも思えない条件で、しかもちょっと上手く前半処理できず思ったより後ろからの位置取りになって、57.5kgのトップハンデ負担があっての完勝でした。
レースが終わった直後は、連戦の疲れを心配した回顧になったんですが、間隔をキッチリ空けて直前追い切りが抜群(1週前)となれば、これは一介の冬馬ではなくなったと考えられます。
マイルで1分32秒台勝利の持ち時計もありますし、石橋脩騎手も大舞台でここ一番の騎乗ができるようになっています。
この馬にもし神通力があるなら、雨予報を留める力すら発揮するでしょう。

グランプリボスは、NHKマイル覇者。リアルインパクト相手に2度完勝したポテンシャルがありますし、持ち時計も優秀。
矢作厩舎は先週ダービーを制覇し、メチャメチャ勢いに乗っています。しかも、今週の追い切りは水曜日の1番時計。
馬が覚醒するかどうかは賭けですが、厩舎面や調整面、条件面で復活していいタイミングではあるんですね。

サダムパテックは、路線変更が大成功。追い切りの様子もいいですし、高速馬場適性も証明。鞍上も期待大。
多少重たい馬場になると適性の高さは他の馬に譲りますが、高速決着なら。
安田記念に出走するために京王杯が勝負仕上げだったと言う話もあるんですが、格としてここを勝ち負け可能な馬ならそういうものの反動は出しません。
ただ、西園厩舎としてもうちょっと強い背景があれば良かったですけども。シルポートとコスモセンサーが、この馬の持ち味を引き出すラップを作るかどうかでしょう。
シルポートも一応押さえておきます。追い切り指数がメンバー1位だったように、絶好調ではあるので。






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