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阪神10R
マーガレットS
◎5.ニシノビークイック
◎6.トウケイヘイロー
▲2.レオアクティブ

今年の3歳牝馬は、3歳牡馬と真っ向やりあって食えるほど強くないでしょう。
ビウイッチアスが前走なぜ人気薄だったのかと言えば、その前の2〜3走前の体たらくが…と思われたからです。デキは前走確かに上昇していましたけどね。
アンチュラスもデキ落ちが激しいようですし、ここは牝馬消し・牡馬重視でいいでしょう。

特に、中京の馬場に翻弄された◎の2頭の巻き返しに期待。
ニシノビークイックは中京の開幕週でかなり外枠+直線で不利。
トウケイヘイローは、末期馬場で外伸び決着になったファルコンSで、ずっと内枠から内目を通らされた分でしょう。
どちらも力の要る馬場はいいタイプだと思います。勝ち負け狙うならここで。
レオアクティブは今回状況向いているはずなので、それなりにいいと思います。


★本日のメイン

阪神11R
産経大阪杯
◎2.トーセンジョーダン
○11.ショウナンマイティ
▲6.フェデラリスト
△4.ダンツホウテイ
△12.メイショウカンパク

今の阪神の芝は、確率上、岩田騎手と浜中騎手だけずっと押さえておけばいい状況にモロ乗っかりしたい気持ちですね。
トーセンジョーダンは、今年関西圏の重賞でほぼパーフェクトに連絡みしている池江泰寿厩舎に岩田騎手。しかも馬自身もG1馬。
この短い間隔で復帰できるのは、蹄に不安がない証拠と仮定すれば、安定感を見てこの馬から入るでしょう。走法から今の阪神の深い馬場も平気です、

オルフェーヴル以外の明け4歳馬は、どうも重賞クラスになって古馬クラシック実績馬と合流すると、成績がイマイチ。
ナカヤマナイトは相手が強かったとはいえAJCCで離され過ぎ。あれではディセンバーSは明らかに相手が弱かったと言われても仕方ありません。
ショウナンマイティも、相手関係を冷静に見つめると、2走前と前走は「この相手に負けていいの?」というシーンですねえ…。

しかし、ショウナンマイティの場合は、いろいろと情状酌量の余地がありますね。
この馬が武豊騎手に乗り替わった神戸新聞杯の辺りは、梅田智之厩舎のランクが相当落ち込んでいました。最低の灰色です。
また、神戸新聞杯や菊花賞辺りは、乗り方にもかなり疑問符が付く内容。鳴尾記念や大阪城も、2着しましたが本当にあの仕掛けでいいの?の位置。
厩舎ランクが白にまで回復し、浜中騎手に戻る。これだけでも、かなりの上積みが期待できるように思います。
今回は先行馬が多く、ペースも上がりますから。

フェデラリストの一番の課題は、長距離輸送。さらには乗り替わりの問題も。
ただ、大阪杯で良く来る「昨年条件戦を連荘で掛け上がり、しかも今年重賞で通用するほどの勢いがある馬」ですし、予想に反して前走以上の成長をまだ見せるなら、ここでも勝てていい存在だと思います。
しかし、ほんのちょっとしたキッカケで、こういう勢いは切れてしまうものなので、連チャンが始まって半年近く経つ今回辺りは、そろそろ「勢いがあるからOK」というのを止めたい所なんです。

やっと重賞で通用する力を付けて来たダンツホウテイ、前走は騎手が中京の開幕週に惑わされてほとんど力を出せてないメイショウカンパクが穴。

ローズキングダム、アーネストリー辺りは、昨年G1で戦ってた頃と比べて、厩舎ランクが大幅に下がっています。
佐々木晶三厩舎は今年まだ2勝…かなりの大スランプですね。これは厩舎の一番手の馬にも影響が出そうです。
コスモファントムは、前回の大敗は大野騎手が中京を知らなさすぎた(あの中日新聞杯が大野騎手の中京芝初騎乗)だけだと思うんですが、調教過程を見てると、それで勢いが切れてしまった可能性がありそうです。
さすがに年末にずっと使い詰めだったと言う背景もあるはずですし。


中山11R
ダービー卿CT
▲1.ミキノバンジョー
▲14.ミッキードリーム
△7.ベルシャザール
△10.オセアニアボス
△6.タガノエルシコ

土曜日の中山は、大雨真っ只中で幕切れ。そして日曜日はピーカン照りになりそうですね。
これはさすがに読めません。馬場を見てからコラムを書きたい所です。
内が絶対優勢というのなら、テン1位のテイエムオオタカやペース1位のダイワファルコン(中山マイル2戦2勝)、ツクバホクトオーの評価を押し上げたいところですが…。

今回が明らかに条件好転と言える関西馬なら、上で示した2頭。特に気になるのがミキノバンジョー。
ミキノバンジョーは、準オープンをマイルで勝ち上がったのに(2011年10月16日の清水Sは、負かした相手がそうそうたるメンツですよ!)、なぜかオープンの4戦は実績がない短距離路線へ。
セントライト記念から菊花賞に向かった馬なのに、1200mや1400m??本当に適性があると思って使ってたんでしょうか?
夏からずっと使い詰めだったのに、11月に無理に連戦しなくても。実は得意のマイルの適鞍がなく、京都金杯を除外されて痛恨だったのでは?
得意のハンデ戦で54kg、中山マイルの最内枠、500kgを超える馬体でパワー兼備タイプ、近2走の内容見る限りは、乗り替わりも単純にプラス要素。
グリーンベルトが生まれるようなら、内枠の1〜3枠の中で一番の最軽量が活かせるはずです。
レースの履歴考えれば、どう見たってサトノタイガーより強いのに、サトノタイガーより1kg軽いのはいい材料。

ミッキードリームは、G2、G1だとさすがに実力不足。しかしトラックバイアス不利もありましたね。
東京新聞杯も、あれだけ内側優勢の状況で13番枠。前走の大阪城Sは、58kg+なぜか馬体重が14s増という不運も。先行したメンバーは、結構いいラップだっただけに、これは次につながりそう。
直前の追い切りで遅れてしまいましたが、相手は調教大将のヒーロー。今回は斤量が1kg減るのもいいですね。

その他、ざっくりした好走パターンとしては、
・追い切り指数野高い関東馬
・前走オープンで掲示板好走+中山芝で乗れている関東騎手
・今年は時計が掛かるのが間違いないので、高齢6〜7歳馬も評価を下げ過ぎない
辺りは注意したいです。

パドック的な期待としては、ディセンバーS辺りからずっと太めが続いているダイワファルコンが、バッチリ絞れていればいいと思っています。






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