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★本日のメイン

中京11R
ファルコンS
◎1.エクセルシオール
○4.キングオブロー
▲2.ハクサンムーン
△18.レーザーインパクト
△8.レオンビスティー
△7.ネオヴァンクル

追い切りを見ていると、2歳の頃の力関係が一変しそうな気配を感じますね。
2歳戦線の短距離自体、特にレベルが非常に高かったというわけでもなく、トラックバイアス恩恵で好走した馬ばかりでしたから。
中京コースの特性なんて、どうせどの馬もピッタリではありません。
他のコースの1400mベストだったからと言って、ここで上手くはハマらないでしょう。
また、馬のローテに合わせてこの中京に参戦したと言う騎手も、「初中京」と言うだけで危険。
力比べの真っ向勝負というコースでもありませんし、かなり癖の強い条件だと思いますから、せめていつだかに経験しておいてもらいたいですね。
なので、とりあえず今回に向けて準備万端に思える馬と、中京慣れしている騎手を中心にしたいです。

エクセルシオールは、淡泊ではありますが、単純に素材の良い馬。
前回のクリスマスSは、向正面がボコボコ→直線ピカピカの芝で、圧倒的に差し馬が有利な状況。
どんな風に頑張っても先行馬が残せなかった馬場状態だったので、あれは度外視していいです。
柴山騎手はこの馬に初騎乗なのに、5週連続してこの馬の調教をつけているようで、かなり気合いが入っています。
他の有力差し馬に乗ってる騎手が、まだ中京慣れしていないこのタイミングで、展開を握る馬に騎乗する強みが今回活きるかもしれません。

キングオブローは、芝ダートあいのこタイプの力馬。
ヒヤシンスSは単純にデキが甘かったと思います。距離も長かったことでしょう。この距離短縮は当然プラス、力の要る馬場もいいタイプ。
追い切りの内容はかなり良かったと思うので、すぐに中京に対応できた大野騎手への乗り替わりなら。

その他、人気薄の馬もそこそこポテンシャルのある馬がいて、しかも中京リーディング争いしている騎手が乗っている…となれば拾えてもいいはず。
前回はなぜか中途半端な競馬になったハクサンムーンは、今回中京で重賞勝ちした松山騎手。
ディープインパクト産駒の昇級初戦+重賞になるレーザーインパクトは、現在5勝していて中京リーディングトップの吉田隼人騎手(でも4勝はダートですが)。
年間リーディング5位に付けている川須騎手が乗るネオヴァンクル辺りも、注意はすべきでしょう。
個人的に、クリスマスCを勝ったレオンビスティーにも注目してます。短距離の方がいいタイプですし、前回のシンザン記念は外枠がかなり不利。ダートもこなした力馬タイプなので。

何だかまだモッサリした体つき・動きに見えたトウケイヘイローは、使い詰めの疲れがあるかも。
太りやすい体質なので、休み明けもマイナスだと考えれば、ここは中京経験の少ない後藤騎手…。
レオアクティブは、レース内容を評価出来るのはここ2走だけでしょう。鞍上が上手かった、タイプが噛み合ったとも言えます。
そうでなければ、本当に気性も悪く、必ず出遅れる馬で、アテになるタイプではなりません。横山典弘騎手も、中京自体は初でしょう。
中京の1400mは、馬と悠長に会話していて間に合うようなコースではないと思うんですよね。
ローレルブレットは転厩する前に使い詰めで全力出し過ぎ。追い切り見ていると売り切れ気配はありました。
ブライトラインはデキ落ち、サドンストームは外枠不向き。

大荒れが期待できるレースだと思います。


阪神11R
若葉S
◎11.ワールドエース
○4.ローゼンケーニッヒ
△7.ディアデラバンデラ
△2.アドマイヤレイ
△13.ミルドリーム

ディープインパクト産駒が重賞勝ちした後は連勝しない…などのジンクスは気になりますけど、今回の若葉Sは有力馬が逃げすぎでしょう。
かなり組しやすい相手関係になったのでは。これだと印を打つのはワールドエースぐらいしかいません。
それ以外は、自分が見ている馬がほとんどいないので、世間の裏を取れる視点が少なすぎです。
上がり性能が優秀で、体つきもしっかりしているローゼンケーニッヒにひとまずの期待を。
ディアデラバンデラは、2歳の夏ごろより体質はしっかりしてきたそうで。人気ほど評価は低くなくてもいいと思いますが。
皐月賞トライアルに、3頭出しを敢行する角居厩舎に注目、というところですね。


中山11R
フラワーC
◎8.ミヤコマンハッタン
○4.マイネボヌール
▲2.ラスヴェンチュラス
注7.メイショウスザンナ
△10.セシリア
△14.ヘレナモルフォ

重賞好走馬がほとんどいない(といっても重賞のレベル自体が大したことない世代ですが)メンバーで、500万条件やオープン戦すらもそこまでの内容ではありません。
高い実力を見せた馬は、そこまでいないので、当日の条件次第で逆転は十分可能だと思います。

この組み合わせであれば、面白いと思うのがミヤコマンハッタン。
自分は2戦目まで牡馬だと勘違いしていました。首がかなり太くてトモ幅も分厚く、明らかに馬力で上位と言える存在。
このメンバーで480kg台の馬格は、飛び抜けて一番大きな馬の扱いです。
重馬場は全く苦にしませんし、掻き込みの強いフットワークで荒れ馬場も問題なし。
鞍上がまるで乗れてないことが心配ですけど、下手に乗ってもあまり問題ない馬場状態なので、機動力ある強みを活かすように乗ってくれれば。

他では、明らかに重馬場得意の走りに見えるマイネボヌール。
今までずっと上がり1〜3位ばかり記録している根性キャラで、スピードはなくてもスタミナなら、のタイプ。
1800mを経験していないのが一番大きな弱みですが、この相手ならですね。
ラスヴェンチュラスは、馬体は一番。ただ、背丈がなくてコンパスが足りず、重馬場の重賞となるとどんなものか。非力に見えたら馬体を良く見せても点は打ちません。
メイショウスザンナ、ヘレナモルフォ辺りは中山の重馬場も距離もこなしていていて、それなりに無難な馬。
小倉を出遅れから捲って押し切ったセシリアは、距離も持ちますしフォームも良さそうに思えるので、これは少し気を払うべきかと。

オメガハートランドは四肢が細すぎて重馬場は厳しいかも…。
ターフデライトは短距離の方がいいです。フットワークにも難があります。
ブリッジクライムは、新馬を勝った反動なのか、使う毎に馬体がカチコチに固まって来てしまっていて、伸びがありません。
チャーチクワイアは、将来的に中距離はこなしそうですが、現状は前傾姿勢過剰で距離がどうかと。経験不足はあると思います。







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