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土曜は馬場傾向がはっきりしていましたね。かなり偏っています。芝もダートも内枠有利。芝は内を通る馬が有利で、差すにしても内。カレンチャンですら3着を外すとなると相当です。ただ、こういう傾向がバレると、騎手も意識して皆内狙い→ゴチャ付き詰って追えないor脚余す、なんてパターンは中山ではよくあることなので、そこは注意。土曜は逃げた馬は全滅でしたが、これは馬場の所為だけと言い切るのは少し危険かと思います。
ダートは前残りが顕著。速い時計が出ているので、ロスはそのまま響いてきます。4角〜直線入口の時点で1〜2列目に居られるかどうかが重要。


【中山8R】
◎6.マカリオス

 内枠+先行馬、とういことならマカリオスでしょう。持ち時計でもここなら上位。3走前程度走れば。


【中山9R】富里特別
◎1.ヒカルハナミチ

 基準とはいえ、トーセンジャガーよりも人気とは、もうバレバレな感じですが、状況的にはベストでしょう。


【中山11R】弥生賞
◎12.アダムスピーク
○8.フェノーメノ
▲10.ジョングルール
注5.コスモオオゾラ
△4.アーデント
△2.トリップ

 土曜11Rの頃はまだ重発表ながらも、一応最終的には稍重にまでは回復したようです。それでも時計が掛かる馬場なのは変わらず。内有利という状況もありますが、重馬場になっても強い馬は強いということもあるので、とりあえずは能力評価が前提。

 共同通信杯を勝ったゴールドシップを物差しにすれば、アダムスピークが1番手。スピルバーグに勝っているフェノーメノが2番手というところでしょうか。ホープフルS当日はもう内側の馬場が悪くなっていた状態で2番枠。外枠決着のレースなだけに、見直しは可能。トリップはレースVTRを見ているだけだとあまり強さを感じないんですが、どうなんでしょうか。クロフネ産駒ですし、どこまで本物なのか、今のところは謎。荒れ馬場は得意そうですが、適性の話でしか上がってこないのならば、順番としては上には置けません。それならば、ジョングルールを3番手に。ジョングルールも絞れてきてはいますが、まだ完成形とは言えず。指数的には足りるようですが、2400mからの短縮ローテも微妙ですし、本格的に強い相手と走るのは今回が初。試金石的レースでしょう。

 内有利や時計が掛かる状況という適性を考えるなら、筆頭はコスモオオゾラ。時計が掛かる馬場で2連勝。寒竹賞でジョングルールに勝ったのがメイショウカドマツなら、それに葉牡丹賞で勝ったのがコスモオオゾラ。前走も出来はかなり良かったものの、さすがにあの上がりは無理。今回も時計が掛かって先行力が活きる状況ならチャンスあり。アーデントに関しては、馬体写真を見ると、スッキリしてかなり絞れている様子。これなら一変あるかもしれません。

レースVTRを見る限りでは、もう少し上がありそうに思うエキストラエンド。ただ、指数的にはまだまだで、前走負かした相手も弱い。さらにC.デムーロ騎手。土曜は阪神で4勝と、関西圏では絶好調のようですが、先の東京開催では、人気馬も含めて10回騎乗し全て着外。どうにも、かつてのリスポリ騎手(関東圏ではたった1勝だけ)と同じような臭いがするんですが。





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