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【東京10R】雲雀S
◎4.サクラゴスペル

 芝の(実はダートもでしたが)内枠祭りは先週のたった一週間で終了したようです。ほんと、どーなってるんでしょうね。今週はもうサンデー馬場。バネがきちんと活きている馬場です。それならここはサクラゴスペルしかいないでしょう。昇級でも指数的には十分足りています。シルクウェッジのこのコースの実績は稍重2回、重1回。持続力はありますが、逆に決め手はそれほどでもないです。ミカエルビスティーはさすがに距離短いと思いますが。


【東京11R】共同通信杯
◎2.ディープブリランテ
○8.スピルバーグ
▲3.ゴールドシップ

 ディープブリランテは実際に見たことが無いので、周囲の評判の高さばかりが耳に入ってきますが、レースを見てみると、2戦とも掛かり気味。抜け出す脚は確かに速く、道悪でも瞬発力発揮しているんですが、前脚を掻き込んで走るタイプで、よく府中で見るようなキレのあるディープ産駒とは走りのイメージが違います。実際に馬柱としては「上がり掛かる○」というような状態になっているので、レース上がり34秒前後になって対応できるのかは未知数だと思っています。それでも、他との比較でなら、やはり上位扱いしないといけないんだろう、ということで一応本命ですが、取りこぼしもありえるとは考えています。賞金的には足りていますし、逆にここでキッチリ仕上がってしまうようだと本番が危ないので、先のことを考えれば本気ではないだろうとは思っていますが。

 相手としては2頭。ディープ産駒のスピルバーグと、経験豊富なゴールドシップ。スピルバーグは前走休み明けの分なのか、仕上がり自体が「これで良いのだろうか?」と怪しむレベルでした。さらに直線でも外にだすのにモタモタしていたので、間隔は短くても、一叩きの効果は見込めそう。ゴールドシップはこれらディープ産駒とは間逆のタイプ。飛びが大きく持久力のあるタイプ。逆におそらく瞬発力勝負は苦手な部類だと思います。父・母父が同じでも、オルフェーブルやドリームジャーニーとは違って大柄に出ているので、タイプも違ってくるんだと思います。土曜の芝を見ていると、そういうタイプは明らかに分が悪いんですが、実績を認めて。

 ストローハットは出来は前走も良かったものの、あれがフジキセキ産駒のキレ味の限界でしょうか。アーカイブはまだまだ成長してくれないと厳しいと思います。エネアドも兄ブレイクランアウトに似たピッチ走法で、かなり回転の速い走りはしますが、体の伸びがない(狭い)ので、実績の通り、時計の掛かる状況が向いていた、というタイプではないかと。





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