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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

【中山1R】
◎15.ナムラケイオス
▲10.ディープランマ

 人気上位で大体収まりそうなメンバー。凍結防止剤が撒かれた発表はありませんが、12月から続けて時計が掛かる馬場でしょう。それなら脚長で足腰確りしているナムラケイオスは馬体面からは安定度で1番手。馬格があるのも良いはずです。ディープランマは前走坂上で狭くなってしまい、追うのを止めていました。余力はあっただけに、勝っていたとまでは言いませんが、勿体無い内容。スムーズなら時計的には引けを取らないと思います。


【中山2R】
○14.ボクサー

 誰が見ても一発で分かる程の超大跳び。ダート替わりで、しかも時計が掛かる中山なら狙い。ただ、他指数上位もなかなか骨っぽいので、スンナリ勝ってくれるかどうか。


【中山9R】ジュニアC
◎1.モエレフルール
○9.アーカイブ
▲4.セイクリットレーヴ
注3.ヴィオラーネ
△6.オメガホームラン

 ひいらぎ賞はHペースで前から行った組にはかなり厳しい流れ。それを4角から捕らえにかかって直線先頭で最後の最後まで粘り通したモエレフルールの内容は価値が高い。しかもこのコースでは不利な大外枠でのものでした。アーカイブは馬は見たことがありませんが、レースを見るとちゃんと強そう。前走も直線ではモタれていたり抜け出してからも煩い面を出していたりと、まだ気性が幼いようですが、まともに走れば力が違う可能性はアリ。
 アドマイヤムーン産駒は走りのセンスが高い馬が多い印象。特にバネは父からの遺伝が大きそうに思えます。セイクリットレーヴの前走時の返し馬も伸びのある良い動きでした。それだけにあの不良馬場はちょっと辛いものがあったでしょう。良馬場でもう一度見直してみたいところです。


【中山11R】中山金杯
◎5.アドマイヤコスモス
○13.エクスペディション
▲12.フェデラリスト
注6.コスモファントム

 中山金杯は例年なら道中からある程度ペースが落ち着かずにスタミナ勝負の様相を呈すものですが、昨年だけが例外的にスローになりました。今年もメンバーを見渡すと、それほど先手主張するような馬もおらず、スローになる可能性はあるので、一応両睨みで考えます。

 どちらにしても、現状では仕方がないと思うのはアドマイヤコスモス。体型的には決して中距離を余裕でこなすような形ではなく、本質的にはマイラーだと思います。今年は安田記念とか狙っても良さそうな馬。福島記念はペースとしてはスローですが、差し追い込みが上位独占したように、道悪の末期馬場でスピードだけではどうにもならなかったレース。それをスピードで押し切ってしまうような勝ち方をされては、GVではレベルが違うとしか言えない存在。間隔を開けつつ休養後まだ3戦目。デキ落ちも考えにくい。

 スローではなく、例年通りのスタミナ戦になるようなら、筆頭で考えるのはエクスペディション。細身のステイゴールド産駒なら、やはり狙うべきはスタミナレース。一叩きの効果も見込めそうなら。フェデラリストは素質で通用できる馬。どちらかというとスローの経験ばかりですが、それでも長く脚を使えるので、仕掛け次第では上手く嵌りそうなイメージは持てます。コスモファントムはスローだった昨年の勝ち馬。それでも、中日新聞杯のように道中忙しくなっても対応はできる馬。今年はハンデとの戦い。





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